2014年5月9日(金)
闇がキャンバス
プランニング×7
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朝からしとしと雨が降っていた本日。
乾燥した毎日なので、雨は欲しかったところですが、やはり雨や曇りで暗いのはちょっと嫌です。
今は雨も上がって晴れ間もさしている帯広。
きっときれいな夜空になることと思います。
そこで本日は夜の演出には欠かせないライティングのお話をしたいと思います。
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ライティングの仕方で建物やお庭もグレードアップしますし、防犯や実用面なども考慮して計画を立てられるとよいと思います。
これから住宅を建てられる際、またはもう既に住宅を持たれてお庭の計画を立てられる時のご参考になれば幸いです。
~お庭のライティングテクニック~
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対象物の表面のテクスチャーを強調したい時に使うテクニック。レンガの壁や石積みや生垣などの表面の凹凸を効果的に見せることができます。
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花壇の平面図ですが赤い囲みのところにライトを設置して生垣の表面を照らしています。
対象物を均一に照らすテクニックです。
日中のこの様なオブジェを
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アッパーライト、ダウンライトをあてると
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夜間はこの様になります。
この時上部からあてるライトは下部からあてるライトの2~4倍の照度が必要です。
ただこのテクニックは気をつけないと単調になりやすいので
注意が必要です。
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お庭でポピュラーなテクニック。
樹木を下部から照らしてドラマチックに演出。
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樹木の他彫刻やオブジェなどにあててもいいですね。
この時樹木は針葉樹よりも広葉樹の方がより効果的かもしれません。
アッパーライトは比較的簡単にはじめられますよね。
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壁際に樹木を植えてその間にライトを設置して壁を照らすと
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この様にシルエットが浮かび上がります。
使いどころがうまくハマればインパクト大ですね。
前述のアッパーライトが樹木の前にライトを設置するのとは逆に樹木の後ろそして壁に照射するのが違いです。
あと樹木のななめ前にライトを設置して壁に投影してもいいですね。
風が吹いた時に影がゆらぐのも感じられます。
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壁の下部や階段の蹴上げ部分にこのライトを設置すると夜間の歩行にも安心ですね。
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コンクリート、レンガなどに埋設して歩行の指示性を高めます。これは既存の舗装面に後から設置するのは困難ですから新規外構をする時には計画をきちんと練ってやるのがいいと思います。
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園路や玄関アプローチに設置すると指示性が出てより安全に夜間歩けますね。
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消費税が5%から8%になって節約にも取り組まれていることと思います。
お庭に照明を設ける時に正直、電気代も気になるところではないでしょうか。
そんな時はローボルト(12V)器具がおススメです。
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変圧器とコントローラーがセットになってセンサーもついてお好みで点灯時間を操作できるのポイントです。
この時設置する照明器具もローボルト用が必要になります。
ランニングコストを抑えて闇をキャンバスにライティングでお庭を素敵に夜の演出をするのも粋ですよね。
本日もありがとうございました。
乾燥した毎日なので、雨は欲しかったところですが、やはり雨や曇りで暗いのはちょっと嫌です。
今は雨も上がって晴れ間もさしている帯広。
きっときれいな夜空になることと思います。
そこで本日は夜の演出には欠かせないライティングのお話をしたいと思います。

ライティングの仕方で建物やお庭もグレードアップしますし、防犯や実用面なども考慮して計画を立てられるとよいと思います。
これから住宅を建てられる際、またはもう既に住宅を持たれてお庭の計画を立てられる時のご参考になれば幸いです。
~お庭のライティングテクニック~
グレイジング
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対象物の表面のテクスチャーを強調したい時に使うテクニック。レンガの壁や石積みや生垣などの表面の凹凸を効果的に見せることができます。

花壇の平面図ですが赤い囲みのところにライトを設置して生垣の表面を照らしています。
ワッシュ
対象物を均一に照らすテクニックです。
日中のこの様なオブジェを
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アッパーライト、ダウンライトをあてると
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夜間はこの様になります。
この時上部からあてるライトは下部からあてるライトの2~4倍の照度が必要です。
ただこのテクニックは気をつけないと単調になりやすいので
注意が必要です。
ハイライト ~アッパーライト
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お庭でポピュラーなテクニック。
樹木を下部から照らしてドラマチックに演出。
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樹木の他彫刻やオブジェなどにあててもいいですね。
この時樹木は針葉樹よりも広葉樹の方がより効果的かもしれません。
アッパーライトは比較的簡単にはじめられますよね。
シャドウイング ~シルエット
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壁際に樹木を植えてその間にライトを設置して壁を照らすと
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この様にシルエットが浮かび上がります。
使いどころがうまくハマればインパクト大ですね。
前述のアッパーライトが樹木の前にライトを設置するのとは逆に樹木の後ろそして壁に照射するのが違いです。
あと樹木のななめ前にライトを設置して壁に投影してもいいですね。
風が吹いた時に影がゆらぐのも感じられます。
フットライト
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壁の下部や階段の蹴上げ部分にこのライトを設置すると夜間の歩行にも安心ですね。
グランドライト
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コンクリート、レンガなどに埋設して歩行の指示性を高めます。これは既存の舗装面に後から設置するのは困難ですから新規外構をする時には計画をきちんと練ってやるのがいいと思います。
パスライト
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園路や玄関アプローチに設置すると指示性が出てより安全に夜間歩けますね。
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消費税が5%から8%になって節約にも取り組まれていることと思います。
お庭に照明を設ける時に正直、電気代も気になるところではないでしょうか。
そんな時はローボルト(12V)器具がおススメです。

変圧器とコントローラーがセットになってセンサーもついてお好みで点灯時間を操作できるのポイントです。
この時設置する照明器具もローボルト用が必要になります。
ランニングコストを抑えて闇をキャンバスにライティングでお庭を素敵に夜の演出をするのも粋ですよね。
本日もありがとうございました。
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