薪(66)


201067(月)

薪屋を始めた話⑦

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薪屋を始めた話⑦

薪を売るって 結構難しい・・・・・

そこで発想を変えて
趣味で長年熱気球を飛ばしていたので
ホームページを管理していたので 此れを薪のサイトにして

公開して
薪に関する話題を地道に 書き始めると
興味を持ってくれる方々が 次第に増えてきて
ボチボチ薪も売れ出す

色々お客さんの話を聞くと・・・・・
ストーブ屋さんが 燃料費無料とか 夢の暖房器具と言って
エコブームに乗って 売りまくっていて

取り付けた年に焚く薪が 全く手配出来ないお客さんが多く
薪を何年も前から 割って用意していた 堅実なお客さんも
おられますが 大半が必要量も判らず 乾燥や薪の善し悪しも
判らないお客さんが 如何に多いか 愕然としました

かく言う自分も ストーブを焚くようになって初めて
薪を集めだした 大馬鹿者なのでお客さんの気持ちが
よく判るので 薪のノウハウを知っている限りに
教える事にしています

全然商売っ気が無いと お考えでしょうが・・・・
長い目で見たら 薪って焚いたら無くなるので
薪が作れない年もきっとあると思うので

そんな困っている時にお役に立てたら良いかと考えています



201067(月)

薪屋を始めた話⑥

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薪屋を始めた話⑥

切るわ 割るわ 機械化されているので
農機具を作る要領で 改良がされ 大型トラック3台分の
雑木が 春までには、薪の姿になったのだ・・・・

ここでようやく気が付く・・・・・
こんなに薪を作ってどうするんだ・・・・
どう考えても 10年分はあるぞ・・・・

以前有り難く 薪が無いときにいただいた 楢の薪だが
何年も経過すると 薪の脂気が抜けて まるで
建築廃材の様に パーッと燃えてしまうのを知っていたので

趣味と実益を兼ねて 薪作りに困っている方々を
救済する為に売る事にしました

イキナリ薪を売りますと言っても ノウハウも方法もしらないので
取り敢えず ヤフーのオークションに出品・・・・

之が 全く売れませんでした (-_-メ)



201067(月)

薪屋を始めた話⑤

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薪屋を始めた話⑤

原木が大量にやって来た・・・・・・
こんなにどうするのと云う量である

さて薪作りの道具ですが 何も買いませんでした
何故なら 全て家に有りました
場所も施設も ハタマタ山まで 有った・・・・・

薄々気がついていたのだが もしかして我が家は
日本で最も 薪作りに適した立地条件が揃っていたのでは
ないかと 薪を作るようになって 初めて気が付く

道具ですが 全て骨董品 40年選手
辛うじてチェーンソーは、父親のお下がりなので
10年選手 取り敢えず動く 使える状態

道具を買わないと云うことは、そうです 全て作りました
薪割り機械は、叔父の所で壊れて放置されていた
長芋収穫用の機械を 無料でいただき

要らない部分を ガスで切断して 農機具屋の放出された
農機具の部品を組み合わせて バリバリ溶接して完成
動力は、冬遊んでいるトラクターである

他の道具も廃材で作り 幸運にも何も買わないで済んだのだ



201067(月)

薪屋を始めた話④

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薪屋を始めた話④

早急の課題 原木の確保・・・・
山は、あるけど 自分ではどうにもならず・・・

タマタマ北京オリンピック前で 木材需要が増した時期だったので
父親の植樹した 樹齢40年のカラマツ人工林を伐採する事になった

唐松は、薪にはなら無い事もないが・・・・
欲を言えば 楢や柏などの 硬い広葉樹が欲しい

願えば叶うもので
唐松人工林は、元々楢の山だったので
昔なので 今みたく ターミネーターに出てくるような
林業機械も無いので 伐採された切り株は、そのままで

唐松の苗木が植えられていたので その切り株から
木が再生して 40年もしたら立派な薪の原木に成っていた
此れを 彦生えと言います

畑で云うと 唐松は、作物 彦生えは雑草
畑の収穫物出荷したら 雑木は、山に放置される
此れを集めて チップ工場に持ち込んでも 投入される
手間や機械の燃量にすら成らないので 放置されるのだ

自分は、この雑木が 喉から手が出るほど欲しかった・・・
人夫賃とトラックの送料を支払い 我が家まで下ろして
いただき 無事に原木が確保された



201067(月)

薪屋を始めた話③

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薪屋を始めた話③

勢いで 無計画に薪ストーブを始めた 大馬鹿者です

皆さんのご想像通り 薪集めには、相当苦労しました・・・

原木は、あるけど其れは、薪ではないなんて知識すら無く
道具の使い方から 方法まで何も知らず
家を作っていたので 現場の端材を適当に燃やして
暖をとったのが スタート

割って乾かすと云うごく当たり前の常識も無く
樹種によって 燃焼の性能が変わることも知らず
薪を焚く 何年も前から薪を用意しないとイケない
堅実さも 全く有りませんでした

却って先入観が無かったので我武者羅に突き進みました
まず始めたのが 近所で旅館が解体されていたので
現場責任者に話を付けて 柱と梁を分けていただき

此れで 一冬分の燃量を まず確保しました
同時進行で 原木を確保して
アンテナを張り巡らせて 薪が無いか探すと・・・・・

ご近所で 昔薪を焚いていて 薪小屋を壊すのに
邪魔だから 中身を処分して欲しいとの情報があり
無知なので ありがたく40年物の薪を頂いてきました

無知は、恐ろしい ここで学習しました
薪には、旬がある・・・・・
廃材は、パーッと燃える
燃やせば取り敢えず シャツ一枚で暑くなるほど暖かいが

直ぐに燃え尽きるので やたら忙しく
直ぐに冷えてしまう 事を初めて知りました

乾燥ばかりではなく 樹木には油気があるのだが
長年経過すると 其れが消え失せて まるで紙のように
燃え尽きるのだ



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 ABOUT
神森バルーン野郎
池田町で熱気球チームをしています
最近は、薪ストーブに嵌ってしまって すっかり薪割りオヤジです(^^;)
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性別
年齢40代
エリア池田町
属性事業者
 GUIDE
神森の薪
住所池田町千代田88-3
TEL090-8273-2322
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