気球(94)


2008514(水)

籐編みの準備が整う

気球×94

籐編みの準備が整う

蒸気で蒸して曲げたゴンドラの縁を型から取り出し
接合部を接着剤(エポキシ)とステンレス釘で補強
更に 釣竿を切断して上に被せて補強

縦芯と骨格に固定する
固定は、細かい木ネジを 下穴を空けながら
交互にずらしながら固定をしてゆく

微妙に 曲げのズレがあったので 力技で押さえつけて
何とか収める・・・・
結構フレキシブルな素材なので 何とかなるのだが

余り無理をすると簡単に折れてしまうので
細心の注意をしながら 大胆に作業を行わなくてはいけない
どうも 力加減が今一つ 掴めないので 之は中々難しい

徐々に形になってきましたが 明日からイヨイヨ編みの作業に
入ります 小さなゴンドラなので 編み始めたら一気に
完成してしまいそうですが・・・・

此れは、あくまで序章なので この次に控えている
大きなゴンドラはそんなに 簡単には行かない様に感じます



2008512(月)

籐を曲げる

気球×94

籐を曲げる

イヨイヨ 籐細工開始です

廃物利用の蒸し釜は、18リットルの空き缶をコンロに載せて
発生した蒸気を足場用のパイプに導き
民(籐の太い奴)を一時間蒸して

予め制作していた型に嵌めこみ固定します
このまま 形が安定するまで 養生させて
次のステップに入ります

今回は、小型気球のゴンドラのなので 部品の段取りがついて
編み始めたらとても速いと思います

部品を組み合わせて縦芯を立ち上げてみました

本当にこんなに小さなゴンドラに人が乗れるのかな・・・・・



2008511(日)

ゴンドラの型を作る

気球×94

ゴンドラの型を作る

気球のゴンドラを作っているのですが
実際に編み始める前に 行う段取りの方が遙かに長いです

本日は、ゴンドラをぶら下げるワイヤーの取り付けと
太い籐 民を曲げるための型と 蒸し釜を作りました

流石に18年前と比較して 技術レベルが向上しているのと
道具が増えているので 道具の調達が無いだけでも随分楽です

ワイヤーがずれない様に 今回は、オリジナルで工夫しています
合板の床の裏側に 木の下駄を取り付けるのですが
ルーターで彫り込みを入れて ワイヤーがずれない様にしています
此れは、メーカー気球でも行っていません

型は、合板の上に実寸で作り 窯で蒸した籐をこれに入れて
暫く置くと形状が安定します 大変面白い特性で
籐家具を作る要領です

大きな気球は、18年前に作った型をそのまま使おうと考えているので
小さな気球もこんな物を作っていると 結構時間がかかります

材料の残り具合が微妙なので 3台目のゴンドラの制作は、
保留になる可能性もありかな・・・・

夕方 蒸し釜を作ったので 明日は民(太い籐)を蒸して
型にはめ込みます



2008510(土)

気球のゴンドラの制作を始めました

気球×94

気球のゴンドラの制作を始めました

仕事が一段落ついたので ゴンドラの制作を始めました

最初に取り掛かっているのは 超小型の一人乗り用のゴンドラです
底板が800*500ミリ 出来上がり高さ950㎜です
底板を切りだして 縦芯を通す穴を開けました

イメージをつかむのに 民を切り揃え板にステンレスビスで固定してみました
編み上げるのに型を作ってみました コーナーのアールが前回苦戦したので型にビスを打って タイラップで固定してみます

縦芯もこれに固定して 編みあがるにつれて上にずらして行く積りです
ゴンドラの縁を民を曲げて 内側と外側から挟み込む形にします
明日は この民を曲げるための型枠を制作します

蒸し器も同時進行で制作します
編み始めは、全ての準備が整ってから一気に行いたいと考えております

序章として小型から始めて 次に大型ゴンドラを制作して
材料が残っている様だったら 更にもう一つ自分用に小型を作る予定です
果たしてどうなる事やら・・・



200859(金)

ミシンを回収

気球×94

ミシンを回収

気球は、ミシンでナイロン生地を縫って作ります
今回の制作は、ゴンドラなのですが 小物やら
薄い革を縫い合わせるのに 普通のミシンでは厳しいので
工業用ミシンを持って来ました

このミシンは実は、無料で仕入れたミシンなのだ
どういうカラクリかと云うと・・・

帯広の縫製工場が撤退して 退職金代わりに働いていた方に
支給されたもので 旦那さんの転勤に伴い こんなに大きく重い
ミシンは、持って行く事が出来ず・・・・

小型の職業用ミシンと云って 工業用と家庭用の中間の性能の
ある ポータブルミシンを購入して
必要の無くなった 工業用ミシンの処分のミシン屋に託した次第で

取扱メーカーで無かった事もあり 以前から冷やかしをしていた
関係で我が家にやって来たのでした
引き換えに 月々3千円の積み立てに入る条件で ミシンは、無料で
いただきました

積み立ても貯まり 気球大会で頂いた賞金と合わせて
今度は、運用性の良い ポータブル職業用ミシンを気球の補修用に
一台購入して 場所も取るしさしあたって必要が無かったので

上士幌に婿に出した次第で・・・・
途中 江別の酪農学園大学の学生が気球を一機縫っているので
充分に活躍していたのですが

ここ最近 その存在も忘れ去られ・・・・
隣町に気球屋さんが気球の修理工場を立ち上げた事もあり
学生すら 自ら気球を補修しなくなりました

自分は、長期遠征の時は、ポータブルのミシンで
出先で気球を殆ど修理してしまうので この大きなミシンは、
全く必要が無かったのですが

今回は、陽の目をあててあげる事にします
電子制御なので使いやすいし パワーもありガタも無いので
マダマダ使えますね・・・・

希望として 今回は、ゴンドラですが小型の気球を自作してみたいものです
果たして何時になるかは全く判りませんが確実に前進しています



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神森バルーン野郎
池田町で熱気球チームをしています
最近は、薪ストーブに嵌ってしまって すっかり薪割りオヤジです(^^;)
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