薪ストーブ(43)


2007426(木)

お金持ちになった気分だ


お金持ちになった気分だ

薪を積み上げていたら お金持ちになった気分だ
別にお金持ちになった訳では、ないのだが
何となく 豊かな気持ちにさせてくれる

一昔前だと 凍れる北海道の冬を乗り越えるのに薪は、必需品で
春先に沢山薪を割って うず高く積み上げれたら 本当にお金持ち
か 働き者の証拠みたいなものだが

今の時代に 薪を積んでいても ディスプレーとして装飾品だろうが
実際に薪で生活してみると まさしく宝物 薪のおかげで暖かい
冬を過ごせるのだ

5月の連休前に割って積んだ薪は、風通しが良い場所に積んでいると
秋には、充分使える薪になる 更にもうひと夏 風通しが良く
雨が当たらない場所で 乾燥させれば完璧だ

薪を割っても直ぐには、良い燃料にはなりません
最低 水分20%以下にしないと うまく燃えません
薪屋さんで売っているものは、たいがい乾燥が悪いので

出来れば購入して 次のシーズンに焚けば確実だろう・・・・
乾燥場所が必要だが 若し薪ストーブを新築の家に取り付ける計画で
あったら 敷地内に2年分の乾燥スペースを作りましょう

最近売りに出されている 車が2台入るカーポートに棚を作り
ギッシリ車を入れないで 薪を積んだら2年分の薪が積める
壁は、要らないが 雨がかからず 風通しがよくないといけない

広葉樹の硬い薪は、表面が直ぐ乾燥したようになるが 内部は、
中々乾燥しないので風通しが良く無いと 思ったより水分が落ちない
カーポートを作られている方は、是非薪の乾燥小屋を作られたらいいです

強度があって 風通しの良い物でお洒落な物が 
まだ売り出されていないので 薪ストーブユーザーだったら
きっと欲しがると思います 

薪ストーブのヘビーユーザーは、車は、野ざらしで 薪に車庫を占拠
されています (^^;)
でも車庫は、風通しが悪いので 今の柱の少ないカーポートだと
お洒落で強度が高いので 此れに上手に薪を積めれたら素晴らしいと思う

乾燥の良い薪が取り出せる様に工夫しないと 古い薪が出てこないで
絶えず若い薪をブスブス燃やす事になるので 崩れないように仕切られて
いて 順繰りに使える工夫が必要だ

一冬焚いてスペースが春に空いたら 其処に五月の連休中に薪を満たし
来年の薪を確保すると 絶えず2夏経過した乾燥の良い薪が焚けます
樹種は、問いませんが 乾燥がよくないといけません

どうしても直ぐに焚く燃料がなかったら 乾燥の悪い薪をブスブス焚くより
建築廃材を焚いた方が 暖かく煙突にも煤が溜まりません
また 建築廃材も上手に使うと素晴らしい燃料になります

広葉樹の硬い薪(楢、柏・・・)と 建築廃材を混ぜて焚くと
薪の増量になるので 貴重な薪を長く持たせます
建築廃材は、濡らさなかったら直ぐに使えるので

貰ってきて ストーブの中に入る長さに切れば 直ぐに使えるので
2年乾燥をした薪の様に使えるので 上手に使いましょう
釘が付いたまま焚いて 灰になったら 磁石で釘を拾ったり

篩を通せば釘が取れるので 全然問題が無く 灰も利用出来ます
よく 松は、薪に適さないと言われますが 建築廃材の殆どは、松です
ですが 住宅として何十年も乾燥されているので 大変良い薪になります

ですが・・・ 広葉樹の硬い薪と比較して 比重が軽いので熾きにならず
パーット燃えてしまうので 使い方を考えないといけません
薪ストーブの前にいる時は、建築廃材を焚き

夜寝る時や外出する時など 硬薪を入れて焚けば良いです
朝の冷えた時など 建築廃材を放り込んだら 直ぐに温度が立ち上がるので
かえって使いやすい

熾きが無くなって 点火しなくては、いけない時も炊き付けと 建築廃材を
入れて焚けば 素早く温まり 温まった頃に硬薪を入れたら
良い熾きが直ぐに出来るので お勧めです

でも 建築廃材を入れ過ぎると 簡単にオーバーヒートになるので
何でも入れ過ぎには、ご注意ください

薪ストーブの時期も終わり 
夏場は、薪作りで楽しみましょう
沢山薪を積み上げて 豊かな気持ちになってください (^m^)



2007425(水)

拾い物 (^m^)


拾い物 (^m^)

拾い物なのだか ストーブの前において 薪を入れる時に ストーブの
扉から熾きが 転がって床を焦がさないように 置いている
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隣町の燃えないゴミの日に出ていた品なのだが 
ゴミを拾う趣味は、無いのだが
たまたま車で前を通った時に 何気にゴミの山の上に置かれていた 
一緒に車に乗っていた妻と同じ事を考えていたようで
つかさず車をUターンしていただいてきた (^m^)

多分 小型のストーブの置き台が本来の用途だろうが 
古いが全く使われた様子が無い 使われず 忘れられて 不要になり 
廃棄を待っていたに違いない我が家に来て 大活躍している

確か子供の頃 ブリキの卵型ストーブに使われていたのは、
大きく四角いタイルが埋め込まれて居た様に記憶するが 
丸いのを見た事が無い
手作りで作られたであろう 何となく 
レトロな感じがして気に入っている

此れを手に入れてから 数ヶ月して・・・・
画像
今度は、小型の台が・・・・
ストーブ屋さんの 奥さんが物置を整理してゴミに出そうとしていたので
つかさず いただく (またゴミです)
画像
こんどは、ストーブに使う訳に行かず・・・
木製キッチンを自作して 鍋を置く台に丁度良いではないか
あらあら 鍋敷きだったようです (^m^)

昔のものは、既製品でも何処となく 手作り感がして暖かい感じがする
プラッスチックで出来ていないので 紫外線による経年劣化も無く
保存状態が良かったのか 店で売られていてもおかしくない・・・・

今では、我が家のお宝になっています 



2007415(日)

冬に逆戻り


冬に逆戻り

朝起きたら 銀世界でした 結構積もりました

鯉幟をあげると 季節感がなくなるけど
何故か美しい・・・・
鯉幟も寒いと 言いたげに泳いでいます

流石に今日は、日が出ているので薪ストーブには、点火していないのだが
ここ数日は、真冬よりストーブを焚いた
春になったり冬になったり めまぐるしい季節である

薪ストーブは、細かい温度調整が苦手なので
寒いと思って火を点けたけど 日が射して気温が上がり重なると
灼熱地獄になり 慌てて窓を開ける 本末転倒状態になる

基本的に日中は、ストーブを焚かない 日が沈んで暗くなってからが
薪ストーブの時間で就寝する時に 太い薪をストーブに放り込んで
おしまい・・・・

厳冬期の早朝に 温度設をしているFF灯油温風ヒーターが床下でまわる
日が差し込んで 温度が上がると止るので 決して灼熱には、ならないし
精精回っても2時間程度なので 灯油の消耗も大変少ない

スイッチを入れておいて 温度設定をしていたら 勝手に暖まるとか
当たり前の事なのだが 此れは、便利で合理的である
アナログな暖房機器では、こうは簡単に行かないので
この時期は、お任せしましょう(^^;)

以外や以外 此れと似た状況なのが 深夜電力で蓄熱暖房をする
ヒーターも同じ状況だと聞くと・・・・
原子力発電は、出力の変動が苦手なので 日中のピーク電力にあわせ

発電するので どうしても夜間電気が余る 此れを水力発電所に
送り巨大なポンプを回し河の水を汲み上げて ダムに水を送る
だから夜になると 河の水が減ります

こんな事では、電気は、消費しきれず 洗脳活動・・・・
電気は、お得 オール電化住宅 万歳・・・・
深夜の捨てる電気を 割引して売っているのだ

発電する時のロス 送電する時のロス其れを 家庭のニクロム線に
通電して耐火煉瓦の塊を温める・・・・ロス
電気の無駄遣いというか 無駄発電 

近所の山から 用材にならない枝や曲がった部分間伐された木などの
木材資源から薪を作り 薪ストーブで焚くと・・・
運ぶ為のエネルギーも少なくてよいし 山に放置されて利用されないもの
未利用なエネルギーの回収になる

石油は、作れないけど 薪だったら普通の人でも造れます (^m^)

便利が当たり前の世の中だが 
自分も薪ストーブを焚いていなかったら
こんな事は、全く気にせず 山にも興味が湧かなかっただろう

 



2007412(木)

悲しき習性


悲しき習性

薪ストーブを焚いていると 焚き物が必要である
焚き物とは、様々なのだが いわゆる 薪である
薪と言っても様々なのだ

様々とはなんだと 聞かれそうなのだが 平たく言うと目先に
あるものは、何でも集める いただく 貰ってくる
最近では、原木を買ってくる、自分の山から下ろしてくるまで色々なのだ

どうして こんなに節制がないか
一冬薪だけで生活すると 信じられない位の量を消費するのだ
毎年秋には、絶対必要量というのは、薄々分っているのだが
春に焚く物が少なくなると大変心細いもので

ツイツイ集めすぎてしまう こんなに焚けないのに 更に集めてしまう
悲しい習性があるのだ 薪は、通常5月の連休前に割って 積み上げて
乾燥して置けば11月には、使えるのだが 懲り出したら乾燥第一

最低1年 理想は、2年乾燥させた薪を焚くのが理想なのだが・・・
反対に何年も置いて 保管状況がよくないと ボケたり虫が集ったり
するので 毎年使う量を作り続けるのが理想なのだが・・・・

イレギュラーで建築廃材を貰ってくださいとか 薪小屋を壊すから
中身を持って行けとか ありがたいお誘いがあると 飛び付いてしまう
悲しい習性があるのだ

薪としては、広葉樹の硬薪が最高 らしい 無料でくれるなら樹種には
拘らないのだが この辺だと唐松は、ふんだんにあるのだが
此れは、下手をしたら一冬に換算すると 硬薪の倍近く造らないといけない

唐松を割って 乾燥を完璧にすると火力があるので 焚きはじめとか
朝の寒い時に使うと良いのだ でも直ぐに燃えてしまうので
頻繁に薪を補充するので ストーブの前にいる時に限る

建築廃材も唐松同様なのだが 乾燥がいらないので直ぐに使えるので
貴重な広葉樹の硬薪と一緒に混ぜて焚く 増量の意味もあるのだが
硬薪だけで火を点けると中々 燃えずらいので建築廃材と一緒に

燃やしてあげると 短時間に物凄く良い熾きが出来るので
炊き付け時に上がる白い煙が発生する時間が短くなり
煙突の煤も溜まらないので 煙突掃除の回数も少なくなる

火の勢いが弱まった時も 建築廃材を放り込んで 勢いがついたら
硬薪を入れてあげると 大変調子が良いのだ
因みに建築廃材の多くは、松ですが 古い建物だったら
雑木の硬い柱が使われているので 此れは、凄く良い薪になります

薪ストーブを使うと
いくら集めても 集めても まだ集めたい 悲しい習性で集まった
薪の山を見ると 物凄く豊かで落ち着いた気持ちに気持ちになれます





2007411(水)

ストーブ点火に男女関係を思う


ストーブ点火に男女関係を思う

北国でも春が近付き 暖かくなって来たが
マダマダ毎晩薪ストーブを焚いている
スイッチを入れれば勝手に 燃えてくれないので 点火順をご説明

点火には、多少儀式的な手順を踏まないと燃えてくれない
慣れてしまえば 子供でも上手に火を付けれるので
春休みの子供の仕事は、ストーブの管理である
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まずストーブのガラスを磨いて綺麗にしてから 灰をならす
新聞紙を強く丸めて3個程並べる
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その上に 建築廃材の小さな物を並べる
火が回り易いような物を選ぶと良いです
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その上に今度は、薪をストーブ一杯に入れますが
行き成り広葉樹の硬薪でもかまいませんが ある程度早く温度を上げたいので
建築廃材の太い柱を切った物や 乾燥の良い唐松を使っても良いです
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イヨイヨ点火ですが ライターで新聞紙に点けるだけでも充分ですが
確実に点火するのに便利なのがガスバーナーです
焚き付けに火を点けるだけでは、なく ストーブの内部も温めておくと
煙の吸いがよくなるので 冷え切った時は、ある程度温めた方が良いです
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火が点いたら ストーブのドアを閉めて 空気口を全開に空けて
ストーブの内部で火が回るのを待ちます
この時煙突から白い煙が出ています この時間は、短い方が良いのだが
余り急ぐと ストーブに無理が掛かるので程ほどに
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温度計を見ながら 火に勢いがついて 煙突が温まり 煙の吸いが
強くなり ストーブ内部の火が大きくなる この時オーバーヒートに
ならない様に 温度計の針が250度(機種により異なります)になったら
空気口を閉じる・・・・

熾きが出来上がった頃に今度は、広葉樹の硬薪を投入します
入れる薪の量と間隔で火力調整を行います
ある程度温度を上げて焚いていると 煙は、透明で煙突に煤も溜まりません

ストーブに熾きがある状態が最も安定しています
薪を入れる時は、2本ヅツ入れるとよく燃えます
行き成り太いのを入れても よく燃えないので基本は、

小さな炎を育てて大きくなって 熾きが出来てから太い薪を入れましょう
ストーブを焚いていて思うのだが 此れは、まさしく男女関係だと思う
新聞紙は、パッと燃え上がるが長続きしない・・・・

小さな炎に焚き付けを入れて 炎を育てる 女の子とデートを重ねる
薪がやがて熾きになる 燃え上がって男女の関係になる・・・・
盛り上がって炎が強くなる・・・・・・

この辺りで理性が働き 空気口を絞る
何時までも強い炎で燃えると思っていたが 薪が少なくなると
急に冷め出す 時々薪を入れてあげないと 炎も熾きも無くなり消えてしまう

暖かい男女関係を維持するのは 時々薪を足してあげないといけないです
熾きは、子供みたいなものなので 大切にしましょう
薪ストーブは、家みたいな物です

薪も色々あるので 樹種によって特性が異なるので使い分けましょう
ダイヤの指輪とか 新品の冷蔵庫 ボーナスとか・・・・
灰になっても役立つので 決して捨てる物はありません

残り少ない薪ストーブ時期終盤 ストーブの炎を見ながら
馬鹿な事をかんがえていました (^^;)




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 ABOUT
神森バルーン野郎
池田町で熱気球チームをしています
最近は、薪ストーブに嵌ってしまって すっかり薪割りオヤジです(^^;)
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