住宅(15)


2007523(水)

パッシブソーラーハウス・・・・ 少し暑いぞ

住宅×15

パッシブソーラーハウス・・・・ 少し暑いぞ

特別な仕組みでなくて 単に南の壁に窓が多くて
カーテンをしない 生活を過ごしている
此れを パッシブソーラーハウスと云うらしい・・・

重要なのは、太陽の熱を室内に取り入れて 有効利用する事なので
田舎向きのライフスタイルでないと 難しいだろう
北海道十勝地方は、冬の日照時間が多く

上手に日の光を利用すると 暖房費が大幅に節約可能である
我が家も 厳冬期に関わらず 晴天であれば 日中は、殆ど
暖房の必要がないのだ

日が沈んだら 薪ストーブに点火して就寝するまで
薪ストーブを楽しむ 寝る時に太い薪をストーブに放り込むが
朝方は、どうしても冷えるので 石油ストーブがほんの少し稼動する

日が昇り日が差し込み始めると 全く暖房が必要でなくなる
下手に朝方 薪ストーブを点火して 日中の日差しと重なると
灼熱地獄になるので 朝は、殆ど薪ストーブは使わない

使ったとしても 乾燥の良い唐松や建築廃材を放り込んで
パーット燃やして 熾きを日中に残さない焚き方をしている
瞬発力の高い 焚き物を使うようにすれば 全く灯油は必要ない

農村部に生活して 家の周りに建物が無く
カーテンをしない生活が可能であれば 大変有効なのだが
色々な工夫をしたら 市街地でも有効であろう

パッシブソーラーハウスですが 案外夏は、暑くない
夏の太陽は、日差しの角度が高いので屋根の庇の長さを工夫すると 
夏の強い日差しが室内に入らない様に設計すると良い

春と夏は、案外心配が無いのだが 秋が厳しい・・・・
日差しが部屋の奥まで入り 尚且つ外気温が高いと
本当に灼熱地獄になる

そんな時は、窓の外に葦ずを立てかけて 直接日差しが
部屋に差し込まないようにすると 物凄く快適に過ごせるのだ
急に暑くなったので 引っ張り出してみたけど・・・・

余り必要でなかったようだ (^^;)
家の断熱が良いので(普通のグスウールの内断熱です) 
家の中がヒンヤリしているので
外気温が上がっても 急激に室内が暑くなる事も無いようだ

風が吹けば ほんの少し窓を開けて 風を通してやるだけで
充分涼しい 夜の気温も低いのでここいらは、熱帯夜になる事も
殆ど無いので エアコンの必要性も然程感じない・・・・

新聞を読んでいると 北海道とは、いえ快適さを求めて 新築住宅に
エアコンが取り付けられる家が増えている様だ
機密性が高く断熱が良い北国の住宅は、エアコンの効きも大変良い

少ないエネルギーで冷房も暖房も可能である
機械的な装置を使わず 冷暖房出来れば更に良い
自然の恵みを上手に使えは、更に少ないエネルギーで生活は、可能だ

風が部屋を通り抜ける位置に 窓を取り付けたり
太陽で暖房出来たり
チヨットした工夫で 化石エネルギーを消費しなくとも
快適な住宅は、作れます 大変お財布にもやさしいです








2007424(火)

半径五キロの家造り

住宅×15

半径5キロで材料を調達して建物が造れないか 構想を練っている

5年前に建てた 鉄骨の格納庫は、5キロ圏内で 材料を購入して
自分で建てたので 此れに当て嵌まるのだが・・・・
本当に 5キロ圏内で調達出来る材料で考えよう

5キロで調達出来る建材の候補は
①土 (十勝川で 粘土が採れるそうだ)
②石 砂利もあるが 玉石もある
③藁 小麦を栽培しているので 小麦殻がフンダンにある
④古材 建築廃材とも云うが 古い建物に使われていた材料は、魅力的
⑤葦 萱は、少ないが沼地に茂る 葦は、ふんだんにある
⑥唐松 畑の防風林の唐松も大きくなって邪魔になってきた

此れを使って 今考えているのが ストロベールハウスだ
ストロベールハウスとは、牛の寝藁に使われる 小麦殻を四角い梱包に
したものを 積み重ねて壁にする建物なのだ

三匹の子豚の 藁の家なのだが・・・・
本当に此れで建物を作っている 方がいるのだ
日本では、法的な規制があるので 構造には、使えないのだが

柱ををこの厚い藁で積み上げ ラス(金網)で覆い モルタルを塗って
仕上げると誰も 内部が藁だとは、思わないだろう
壁が厚いので 断熱、遮音効果抜群なので 北国に適していると思う

基礎は、穴を掘って半地下にして
拾ってきた石(許可無く河川から持ってくると違法採取になります)
石を積み基礎とする

構造は、解体してバラシテ来た古材で作り
壁は、藁を積んで
川で採取した柳でこまいを作り 粘土を塗り 土壁とし

屋根は、茅葺・・・
若しくは、苔を載せるか 土を載せて草を生やす・・・・




2007423(月)

セルフビルドで考える

住宅×15

セルフビルドで考える

住宅なんて 長いローンを組んで 一生掛けて手に入れる様な
物では、有りません 人生を掛ける価値などありません
でも 実際は、人生掛けてローンを支払って手に入れている・・・

セルフビルドで妻の家を建てた
正真正銘妻の家である その証拠に 土地も建物も彼女の名義である
ローンを組まず 妻の持ち金だけで建てた

人に建ててもらえるほど 予算は、無かったので自分達の力で
最大何が出来るか考えたので ローコスト住宅とは言わない
寧ろ 何年も費やして作ったので 自分や妻が働いた時間に時給を

支払ったら この辺で最も 高価な住宅になる事が確実だ
若し住宅金融公庫を使うとすると 着工から完成まで 1年と云う
期限が付いてしまうので セルフビルドでは、無理である

本業をしながらの 建設なので可也 生活の負担が大きく
人付き合いが悪くなったり ケチになったり 家に引きこもったり
(家の工事で) 普通の生活とは、違う毎日になる

住宅ローンを組んで 借金をして普通に他人に建てて貰ったら
大変楽だし確実なのだが 住宅を建てるチャンスは、一生の内で
何回あるだろう 殆どの方は、1回 妻の親は、2回建てた

若したった一回だったら 工事期間が 3年掛かっても大した事では無い
自分で作れば自分で修理が出来るので 長い目で見たら物凄く得だ
住宅ローンが無かったら 一千万円単位で支払いが無くなる・・・

ただ出来上がった家は、素人の作品なので 売り物には、ならない
別に他人に売る訳では、無いので 売り物にならなくて良い
其れより あらゆる工事に対して自分が責任を持って行っているので

住宅を作る上での決定に対して 納得している事が素晴らしい
此れが僅か 2ヶ月で完成する今の住宅の場合 とてもでないが
1人では、決めれない 屋根の色、外壁、内装仕上げ、照明、設備機器・・・

様々な決定が出来ないので 業者にお任せする 
すると・・・・ 入居してから必ず思う事が こんな筈ではなかった・・
もう少し こうしたらよかった こうしていれば・・・・

必ず 新築住宅を手に入れた 方が一度は、思うのでは、ないか
短い期間で決めれないので 業者が造りやすい 儲かる仕組みに
なるので お客さんからお任せしてもらうのが最も造りやすい

此れって 誰の為の家なのだろうと 時々感じる・・・
自分で作ると 疑問や問題が解決されないと 次の工程には、行かないで
調べたり 聞いたり 考えたりするので 大変時間が掛かる

でも 出た答えに対しては、納得が出来る
クレームの持って行き場が無いので 本当の自己責任だ (^m^)
安い窓が手に入らず 3ヶ月壁が塞げなかった・・・

窓で節約出来たから 床を合板から 無垢の杉板にした
予算をやり繰りして 天井に唐松のフローリングを貼った
設備機器を節約して薪ストーブを付けた

造り方が分らなかったから 何年も付き合ってくれる設計士を探した
材料や工具をインターネットを使って 仕入れた
足場を基礎工事をやってくれた 業者から一年も無料で貸してもらえた

様々な事を クリアーして 一軒の住宅は、出来上がっている
此れを スポーツとして考えると 障害物競技みたいなものだが
大変似ている セルフビルドは、与えられた条件で自分に最大何が出来て

どういう物を望むか どういうアプローチで 完成に導くか
決して同じ 道は、無いので此れほど楽しいスポーツは、無いであろう

どうです 自分で家を作ってみませんか 理屈は、簡単ですよ
始める事と 途中でやめなかったら 何時かは、完成します (^m^)

因みに今は、完全に完成では、無いが 妻の家に家賃を支払って住んでいる
着実と財産を作っているのは、妻です (^^;)
彼女だったら もう一軒建てれます 因みに 丼勘定です

自分も死ぬまでに 自分の小屋でも建ててみたいです
明日は、自分の小屋構想でも語りますか 
半径5キロの家作りです





2007422(日)

便利な田舎に住むべし

住宅×15

便利な田舎に住むべし

此れからの流行は、便利な田舎らしい
元々田舎者なのでピンと来ないのだが
定職があったら 田舎暮らしも悪くないかと 常々思っている

それも 余りヘンピな場所でなく 公共交通機関が通っているとか
空港が 30分圏内とか 病院まで5分で行けるとか
買い物も 2分圏内で出来るとか

市街地に住むより 便利な田舎・・・・

メリットは、地価が激安
環境が良い
家庭菜園OK
薪ストーブ焚き放題 (^^;)

不動産屋さんでも 先見のある方は、そういう物件をマークしているが
一般的に流通していないが その気になって探せば結構それらしき
空き家が 結構あるのだ 単価が安過ぎて相手にされない (-_-メ)

地元としてみれば 定職があって 家族がいて 小学生ぐらいの
子供がいたら 大歓迎だ
因みに 我が家の子供は、遊び相手を探すのに 結構遠くまで行きます

過疎と高齢化で空き家が 着実に増えている
此れからも確実に 空き家になりそうな 家も結構有るのだ
余り 人が減ったら淋しいので 空き家にするなら誰か住んで欲しい

因みに我が家の立地条件ですが・・・
①車で 2分で大型スパーで買い物が出来ます
②車で 5分で 町立病院に行けます
③徒歩0分で学校に行けます (スクールバスが家の前で待っている)
④車で 35分で帯広空港まで信号無しで行けます
⑤車で 30分で帯広駅前まで行けます

帯広市まで充分通勤圏なので 若し此れから長い住宅ローンを借りて
土地と家を建てるなら 地価の安い便利な田舎に建てると
35年も住宅ローンを支払うと 何百万も返済額が少ないです

家を建てるなら・・・
土地と家を同時に購入すると金額が大きくローンの支払いが大変です
もし貴方が20代の独身だったら 新車を買うのをやめて 

車を中古車にして 残りで便利な田舎の土地を買いましょう
車は、10年も乗ったら 処理費を支払って処分ですが
土地は、価値を失いません 

結婚して家が欲しくなった時 土地を担保にしてローンも借りれるし
必要でなかったら 処分して別な場所に買ったらいい
土地を持っていたら 家本体のローンだけなら可也楽です (^m^)

こんな話を 若者にしても 相手にされないけど
いざ 家を建てるようになって 愕然とする事実です
家なんて 長いローンを組んで 一生かけて買う 程の物ではないです
人生掛けるほどありがたいものでは、ありません

貧乏人は、ローンを借りて家を建てたら駄目です
お金を貯めて 貯まった中でやり繰り工夫して 建てたら良いです
ローンを借りると 気が大きくなって 必要でない物まで買い

無駄遣いをします 限られた貯金を切り崩して 家を建てると
贅沢をしません 予算オーバーも無しです 何故ならそれ以上
無いので お金の掛かるものは後回しにしても良い工事は、
本当に後回しになります

後回しに出来るのなら 必要が無いかも知れないので
しなかったら 更にお金がかかりません
ローンの借り入れは、少なく 短く 頑張って繰り上げ返済をしたら
本当に何百万円も違います

農繁期に数日近所の農家に仕事を手伝いに行くと・・・・
冬の除雪をトラクターでやってくれたり 
余剰家庭菜園の野菜が 回ってくる 可能性が高いです

心豊かな暮らしを 田舎でしてください
歓迎します
ただし 無職は、駄目です (^m^)







2007421(土)

餅は、餅屋

住宅×15

餅は、餅屋

物好きだから 本業に関係が無い事に何でも興味を示す
どんな事でも 10年同じ事を続けたら何でも一丁前になるのだが
あちらこちらフラフラしていたら 何所まで行っても半人前・・・・

半人前なりに色々考えるのだが 基本がなっていないので
肝心な部分で よく問題に突き当たる
半人前を自覚しているので 先生を探して教えを請う事にしている

その道の達人がいるのだが・・・・
答えを聞いても理解できない・・・・
答えを導き出す プロセスが如何に大切か実感する(^^;)

何か一つ物を造るとして 調べたり 材料を調達するなり 段取りが
大半の部分を占めるのだが 経験の裏付けが無いので 無理と無駄が多い
例え 本やインターネットで知識を仕入れてきても 所詮他人の経験なので
失敗して 授業料を支払って 得た経験や知識は、得難いものである

セルフビルドで家を建てた時 セルフビルドの会と云う集まりがあり
経験者の話を聞いたり現場を 見学させていただいた
目的は、一つなのだが(良い家の取得)

アプローチが夫々異なる セミプロもいれば 素人もおり経験は、様々
家を作ると言っても 其処には、様々な職種の工事があり
全て自分1人で行う 完璧主義のコツコツタイプ(大変時間がかかります)

次々建物を作り続ける 猛者(ハイエンドの素人)

ログビルダーを雇って 徹底的に裏方とサポートに徹して
コストダウンを狙う チャッカリ派(堅実家)

自分みたく 当初から他力本願な 根性なし
要所要所でプロにお願いして 出来る工事だけ 行う
だから 素直にプロに造り方を聞きます 理解できませんが(^^;)

プロが入ると その工事に対しては、基本的にお任せします
責任の所在をハッキリさせる事も大切だが
プロの仕事に 素人が入り込む隙間が無いので・・・・

精精お茶の時間に 情報と知識を聞かせていただくのだが
素人の悲しさ よく理解出来ません
先の工事の段取りとスケジュール決める 知識をいただく程度でした
お金を取れる仕事をする事は、中々大変な事です

職人さんの話は、大変面白い・・・・・
職人さんでも 建物が好きな方がおり 職種を越えた話になると
経済性を度外視した 理想的な事柄もよく語られたが何個か
採用さしていただいた

道楽は、登場人物が多いほど面白いので
セルフビルドは、多くの職人さんとする事をお勧めします
自分の仕事は、寛大で難易度低く

職人さんには、難易度たかく メンドクサイ事を要求・・・・
おまけに 現場につきっきり他だったので さぞやり難かった事でしょう
餅は、餅屋 専門の職人さんの 技は、凄いです





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 ABOUT
神森バルーン野郎
池田町で熱気球チームをしています
最近は、薪ストーブに嵌ってしまって すっかり薪割りオヤジです(^^;)
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性別
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エリア池田町
属性事業者
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神森の薪
住所池田町千代田88-3
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