2008512(月)

籐を曲げる

気球×94

籐を曲げる

イヨイヨ 籐細工開始です

廃物利用の蒸し釜は、18リットルの空き缶をコンロに載せて
発生した蒸気を足場用のパイプに導き
民(籐の太い奴)を一時間蒸して

予め制作していた型に嵌めこみ固定します
このまま 形が安定するまで 養生させて
次のステップに入ります

今回は、小型気球のゴンドラのなので 部品の段取りがついて
編み始めたらとても速いと思います

部品を組み合わせて縦芯を立ち上げてみました

本当にこんなに小さなゴンドラに人が乗れるのかな・・・・・



2008511(日)

ゴンドラの型を作る

気球×94

ゴンドラの型を作る

気球のゴンドラを作っているのですが
実際に編み始める前に 行う段取りの方が遙かに長いです

本日は、ゴンドラをぶら下げるワイヤーの取り付けと
太い籐 民を曲げるための型と 蒸し釜を作りました

流石に18年前と比較して 技術レベルが向上しているのと
道具が増えているので 道具の調達が無いだけでも随分楽です

ワイヤーがずれない様に 今回は、オリジナルで工夫しています
合板の床の裏側に 木の下駄を取り付けるのですが
ルーターで彫り込みを入れて ワイヤーがずれない様にしています
此れは、メーカー気球でも行っていません

型は、合板の上に実寸で作り 窯で蒸した籐をこれに入れて
暫く置くと形状が安定します 大変面白い特性で
籐家具を作る要領です

大きな気球は、18年前に作った型をそのまま使おうと考えているので
小さな気球もこんな物を作っていると 結構時間がかかります

材料の残り具合が微妙なので 3台目のゴンドラの制作は、
保留になる可能性もありかな・・・・

夕方 蒸し釜を作ったので 明日は民(太い籐)を蒸して
型にはめ込みます



2008510(土)

気球のゴンドラの制作を始めました

気球×94

気球のゴンドラの制作を始めました

仕事が一段落ついたので ゴンドラの制作を始めました

最初に取り掛かっているのは 超小型の一人乗り用のゴンドラです
底板が800*500ミリ 出来上がり高さ950㎜です
底板を切りだして 縦芯を通す穴を開けました

イメージをつかむのに 民を切り揃え板にステンレスビスで固定してみました
編み上げるのに型を作ってみました コーナーのアールが前回苦戦したので型にビスを打って タイラップで固定してみます

縦芯もこれに固定して 編みあがるにつれて上にずらして行く積りです
ゴンドラの縁を民を曲げて 内側と外側から挟み込む形にします
明日は この民を曲げるための型枠を制作します

蒸し器も同時進行で制作します
編み始めは、全ての準備が整ってから一気に行いたいと考えております

序章として小型から始めて 次に大型ゴンドラを制作して
材料が残っている様だったら 更にもう一つ自分用に小型を作る予定です
果たしてどうなる事やら・・・



200859(金)

ミシンを回収

気球×94

ミシンを回収

気球は、ミシンでナイロン生地を縫って作ります
今回の制作は、ゴンドラなのですが 小物やら
薄い革を縫い合わせるのに 普通のミシンでは厳しいので
工業用ミシンを持って来ました

このミシンは実は、無料で仕入れたミシンなのだ
どういうカラクリかと云うと・・・

帯広の縫製工場が撤退して 退職金代わりに働いていた方に
支給されたもので 旦那さんの転勤に伴い こんなに大きく重い
ミシンは、持って行く事が出来ず・・・・

小型の職業用ミシンと云って 工業用と家庭用の中間の性能の
ある ポータブルミシンを購入して
必要の無くなった 工業用ミシンの処分のミシン屋に託した次第で

取扱メーカーで無かった事もあり 以前から冷やかしをしていた
関係で我が家にやって来たのでした
引き換えに 月々3千円の積み立てに入る条件で ミシンは、無料で
いただきました

積み立ても貯まり 気球大会で頂いた賞金と合わせて
今度は、運用性の良い ポータブル職業用ミシンを気球の補修用に
一台購入して 場所も取るしさしあたって必要が無かったので

上士幌に婿に出した次第で・・・・
途中 江別の酪農学園大学の学生が気球を一機縫っているので
充分に活躍していたのですが

ここ最近 その存在も忘れ去られ・・・・
隣町に気球屋さんが気球の修理工場を立ち上げた事もあり
学生すら 自ら気球を補修しなくなりました

自分は、長期遠征の時は、ポータブルのミシンで
出先で気球を殆ど修理してしまうので この大きなミシンは、
全く必要が無かったのですが

今回は、陽の目をあててあげる事にします
電子制御なので使いやすいし パワーもありガタも無いので
マダマダ使えますね・・・・

希望として 今回は、ゴンドラですが小型の気球を自作してみたいものです
果たして何時になるかは全く判りませんが確実に前進しています



2008426(土)

気球のゴンドラを作ります

気球×94

気球のゴンドラを作ります

気球を秋に更新する事になったので 気球のゴンドラも更新する事になり
中古の物も探したのですが ピッタリ合うゴンドラが手に入らず
あったとしてもそれ相応な価格になるので

今回は、前回から18年振りに気球のゴンドラを自分で作ろうと
様々な所から 気球のゴンドラの材料を手配して集めています

18年も経過すると気球の材料の調達ルートも殆ど使えず
始めから苦戦・・・・
時代は、インターネットで調べれるので前回よりはスムーズに進んでいます

床板の18ミリ耐水合板は、隣町の ニタックスで取り寄せ

籐は、東京の専門店から取り寄せ

ワイャーは、帯広の業者さんで特注制作

ゴンドラの縁の革は、ヤフーオークション

ゴンドラの底に角に使う固い革は、岩見沢の太鼓制作所から頂き

ゴンドラの裏に付ける下駄は、芦別の木工所で調達

バーナーを支える柱は、楽天市場で購入

残るは、ゴツイオープンファスナーと塗料かな

殆ど材料が揃って来ました 仕事がひと段落ついたら
籐を蒸す蒸し器と型の制作に入って 6月頃から編みの作業に入りたいです

気球のゴンドラは、自作する人は、絶滅して殆ど海外から輸入される
製品を購入して使っています 此れが50万円前後しますが
大事に使えば 可也使えるので 使い回しで使っているのが現状で

気球が古くなっても ゴンドラだけ残るので あえて自作する
物好きは、殆どおりません (^^;)
自分で作る意味は・・・・・

道楽なので自己が満足していたら大成功なのですが・・・・
市販品に無い一捻りを加える事にあるので
今回も一捻りを加える予定でいます



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 ABOUT
神森バルーン野郎
池田町で熱気球チームをしています
最近は、薪ストーブに嵌ってしまって すっかり薪割りオヤジです(^^;)
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