2007423(月)

セルフビルドで考える

住宅×15

セルフビルドで考える

住宅なんて 長いローンを組んで 一生掛けて手に入れる様な
物では、有りません 人生を掛ける価値などありません
でも 実際は、人生掛けてローンを支払って手に入れている・・・

セルフビルドで妻の家を建てた
正真正銘妻の家である その証拠に 土地も建物も彼女の名義である
ローンを組まず 妻の持ち金だけで建てた

人に建ててもらえるほど 予算は、無かったので自分達の力で
最大何が出来るか考えたので ローコスト住宅とは言わない
寧ろ 何年も費やして作ったので 自分や妻が働いた時間に時給を

支払ったら この辺で最も 高価な住宅になる事が確実だ
若し住宅金融公庫を使うとすると 着工から完成まで 1年と云う
期限が付いてしまうので セルフビルドでは、無理である

本業をしながらの 建設なので可也 生活の負担が大きく
人付き合いが悪くなったり ケチになったり 家に引きこもったり
(家の工事で) 普通の生活とは、違う毎日になる

住宅ローンを組んで 借金をして普通に他人に建てて貰ったら
大変楽だし確実なのだが 住宅を建てるチャンスは、一生の内で
何回あるだろう 殆どの方は、1回 妻の親は、2回建てた

若したった一回だったら 工事期間が 3年掛かっても大した事では無い
自分で作れば自分で修理が出来るので 長い目で見たら物凄く得だ
住宅ローンが無かったら 一千万円単位で支払いが無くなる・・・

ただ出来上がった家は、素人の作品なので 売り物には、ならない
別に他人に売る訳では、無いので 売り物にならなくて良い
其れより あらゆる工事に対して自分が責任を持って行っているので

住宅を作る上での決定に対して 納得している事が素晴らしい
此れが僅か 2ヶ月で完成する今の住宅の場合 とてもでないが
1人では、決めれない 屋根の色、外壁、内装仕上げ、照明、設備機器・・・

様々な決定が出来ないので 業者にお任せする 
すると・・・・ 入居してから必ず思う事が こんな筈ではなかった・・
もう少し こうしたらよかった こうしていれば・・・・

必ず 新築住宅を手に入れた 方が一度は、思うのでは、ないか
短い期間で決めれないので 業者が造りやすい 儲かる仕組みに
なるので お客さんからお任せしてもらうのが最も造りやすい

此れって 誰の為の家なのだろうと 時々感じる・・・
自分で作ると 疑問や問題が解決されないと 次の工程には、行かないで
調べたり 聞いたり 考えたりするので 大変時間が掛かる

でも 出た答えに対しては、納得が出来る
クレームの持って行き場が無いので 本当の自己責任だ (^m^)
安い窓が手に入らず 3ヶ月壁が塞げなかった・・・

窓で節約出来たから 床を合板から 無垢の杉板にした
予算をやり繰りして 天井に唐松のフローリングを貼った
設備機器を節約して薪ストーブを付けた

造り方が分らなかったから 何年も付き合ってくれる設計士を探した
材料や工具をインターネットを使って 仕入れた
足場を基礎工事をやってくれた 業者から一年も無料で貸してもらえた

様々な事を クリアーして 一軒の住宅は、出来上がっている
此れを スポーツとして考えると 障害物競技みたいなものだが
大変似ている セルフビルドは、与えられた条件で自分に最大何が出来て

どういう物を望むか どういうアプローチで 完成に導くか
決して同じ 道は、無いので此れほど楽しいスポーツは、無いであろう

どうです 自分で家を作ってみませんか 理屈は、簡単ですよ
始める事と 途中でやめなかったら 何時かは、完成します (^m^)

因みに今は、完全に完成では、無いが 妻の家に家賃を支払って住んでいる
着実と財産を作っているのは、妻です (^^;)
彼女だったら もう一軒建てれます 因みに 丼勘定です

自分も死ぬまでに 自分の小屋でも建ててみたいです
明日は、自分の小屋構想でも語りますか 
半径5キロの家作りです





2007422(日)

便利な田舎に住むべし

住宅×15

便利な田舎に住むべし

此れからの流行は、便利な田舎らしい
元々田舎者なのでピンと来ないのだが
定職があったら 田舎暮らしも悪くないかと 常々思っている

それも 余りヘンピな場所でなく 公共交通機関が通っているとか
空港が 30分圏内とか 病院まで5分で行けるとか
買い物も 2分圏内で出来るとか

市街地に住むより 便利な田舎・・・・

メリットは、地価が激安
環境が良い
家庭菜園OK
薪ストーブ焚き放題 (^^;)

不動産屋さんでも 先見のある方は、そういう物件をマークしているが
一般的に流通していないが その気になって探せば結構それらしき
空き家が 結構あるのだ 単価が安過ぎて相手にされない (-_-メ)

地元としてみれば 定職があって 家族がいて 小学生ぐらいの
子供がいたら 大歓迎だ
因みに 我が家の子供は、遊び相手を探すのに 結構遠くまで行きます

過疎と高齢化で空き家が 着実に増えている
此れからも確実に 空き家になりそうな 家も結構有るのだ
余り 人が減ったら淋しいので 空き家にするなら誰か住んで欲しい

因みに我が家の立地条件ですが・・・
①車で 2分で大型スパーで買い物が出来ます
②車で 5分で 町立病院に行けます
③徒歩0分で学校に行けます (スクールバスが家の前で待っている)
④車で 35分で帯広空港まで信号無しで行けます
⑤車で 30分で帯広駅前まで行けます

帯広市まで充分通勤圏なので 若し此れから長い住宅ローンを借りて
土地と家を建てるなら 地価の安い便利な田舎に建てると
35年も住宅ローンを支払うと 何百万も返済額が少ないです

家を建てるなら・・・
土地と家を同時に購入すると金額が大きくローンの支払いが大変です
もし貴方が20代の独身だったら 新車を買うのをやめて 

車を中古車にして 残りで便利な田舎の土地を買いましょう
車は、10年も乗ったら 処理費を支払って処分ですが
土地は、価値を失いません 

結婚して家が欲しくなった時 土地を担保にしてローンも借りれるし
必要でなかったら 処分して別な場所に買ったらいい
土地を持っていたら 家本体のローンだけなら可也楽です (^m^)

こんな話を 若者にしても 相手にされないけど
いざ 家を建てるようになって 愕然とする事実です
家なんて 長いローンを組んで 一生かけて買う 程の物ではないです
人生掛けるほどありがたいものでは、ありません

貧乏人は、ローンを借りて家を建てたら駄目です
お金を貯めて 貯まった中でやり繰り工夫して 建てたら良いです
ローンを借りると 気が大きくなって 必要でない物まで買い

無駄遣いをします 限られた貯金を切り崩して 家を建てると
贅沢をしません 予算オーバーも無しです 何故ならそれ以上
無いので お金の掛かるものは後回しにしても良い工事は、
本当に後回しになります

後回しに出来るのなら 必要が無いかも知れないので
しなかったら 更にお金がかかりません
ローンの借り入れは、少なく 短く 頑張って繰り上げ返済をしたら
本当に何百万円も違います

農繁期に数日近所の農家に仕事を手伝いに行くと・・・・
冬の除雪をトラクターでやってくれたり 
余剰家庭菜園の野菜が 回ってくる 可能性が高いです

心豊かな暮らしを 田舎でしてください
歓迎します
ただし 無職は、駄目です (^m^)







2007421(土)

餅は、餅屋

住宅×15

餅は、餅屋

物好きだから 本業に関係が無い事に何でも興味を示す
どんな事でも 10年同じ事を続けたら何でも一丁前になるのだが
あちらこちらフラフラしていたら 何所まで行っても半人前・・・・

半人前なりに色々考えるのだが 基本がなっていないので
肝心な部分で よく問題に突き当たる
半人前を自覚しているので 先生を探して教えを請う事にしている

その道の達人がいるのだが・・・・
答えを聞いても理解できない・・・・
答えを導き出す プロセスが如何に大切か実感する(^^;)

何か一つ物を造るとして 調べたり 材料を調達するなり 段取りが
大半の部分を占めるのだが 経験の裏付けが無いので 無理と無駄が多い
例え 本やインターネットで知識を仕入れてきても 所詮他人の経験なので
失敗して 授業料を支払って 得た経験や知識は、得難いものである

セルフビルドで家を建てた時 セルフビルドの会と云う集まりがあり
経験者の話を聞いたり現場を 見学させていただいた
目的は、一つなのだが(良い家の取得)

アプローチが夫々異なる セミプロもいれば 素人もおり経験は、様々
家を作ると言っても 其処には、様々な職種の工事があり
全て自分1人で行う 完璧主義のコツコツタイプ(大変時間がかかります)

次々建物を作り続ける 猛者(ハイエンドの素人)

ログビルダーを雇って 徹底的に裏方とサポートに徹して
コストダウンを狙う チャッカリ派(堅実家)

自分みたく 当初から他力本願な 根性なし
要所要所でプロにお願いして 出来る工事だけ 行う
だから 素直にプロに造り方を聞きます 理解できませんが(^^;)

プロが入ると その工事に対しては、基本的にお任せします
責任の所在をハッキリさせる事も大切だが
プロの仕事に 素人が入り込む隙間が無いので・・・・

精精お茶の時間に 情報と知識を聞かせていただくのだが
素人の悲しさ よく理解出来ません
先の工事の段取りとスケジュール決める 知識をいただく程度でした
お金を取れる仕事をする事は、中々大変な事です

職人さんの話は、大変面白い・・・・・
職人さんでも 建物が好きな方がおり 職種を越えた話になると
経済性を度外視した 理想的な事柄もよく語られたが何個か
採用さしていただいた

道楽は、登場人物が多いほど面白いので
セルフビルドは、多くの職人さんとする事をお勧めします
自分の仕事は、寛大で難易度低く

職人さんには、難易度たかく メンドクサイ事を要求・・・・
おまけに 現場につきっきり他だったので さぞやり難かった事でしょう
餅は、餅屋 専門の職人さんの 技は、凄いです





2007420(金)

薪ストーブと高断熱住宅  窓建具 編

住宅×15

薪ストーブと高断熱住宅  窓建具 編

今の家は、隙間風が少ないと言うか 無い
計画的に換気計画をしないと 空気がよどむ程隙間風が無い
窓の性能が上がった事が大きく貢献しているように思う

北海道の新築住宅の場合 断熱サッシと断熱ドアは、標準に
なっており 輸入の木製サッシだと 3重ガラスで
夫々空気の層があり 高い断熱性能を有している

普及品でも 樹脂サッシのペアガラスで窓の機密性が高く軽く
腐らない 以前のアルミサッシだと 窓枠が冷たくて
結露を起こす事があったが 樹脂の熱伝率は、低く 熱損失が少ない

ガラスもガラスの層に不活性ガスを注入したものや 熱反射ガラスフィルム
を挟んでいるので 一度室内に入った熱エネルギーを逃がさないし
紫外線を反射したり 益々性能が上がっている

我が家では、2種類のサッシを使った 
北側は、樹脂のペアガラスLOW-E
南の大きなサッシは、木製のトリプルガラスLOW-E(輸入)

天窓ハッチは、市販品が無かったので 建具屋作の木製枠ペアガラス
一枚しくじったのが 薪ストーブ屋が在庫で持っていた
木製窓のトリプルサッシの 輸入窓
此れは、曰く付きで 雨漏り太郎で 自分でシールを取り付けて対策
機密性低いです

性能に関係ない話ですが 貧乏人は、木製サッシを付けてはいけません
樹脂サッシの高性能で機密性が高く 安いです・・・・
木製サッシは、大変高価です下手したら 2~3倍の価格です

我が家の窓の価格ですが 1千万円前後の総工費で
設計単価が 木製窓だけで200万円でした (-_-メ)
無論無茶です 手間も掛かります 建て付け悪いです

輸入建材屋さんの倉庫で 不良在庫になった 窓とドアを
仕入れて 辻褄を合わせましたが 基本的に貧乏人さんには
樹脂サッシをお勧めします (扱いやすいです)

でも流石にスェーデン製の 木製サッシは、性能が良いです
夜になっても 冷えないので カーテンが要らないほどです
だから 我が家には、窓にカーテンがありません

熱損失を考えると 夜間窓に厚いカーテンをした方が 良いのだが
カーテン生地を買って用意して 縫うだけになっていたのだが
結局必要を感じなかったので 造らないまま過ごしている

北海道十勝地方の場合 冬は、晴天が多く カーテンを開ける
だけで 南の窓から射す日の光で充分暖かい
なので 日中は、薪ストーブを焚かなくともよいのだ

此れを パッシブソーラー暖房と言うらしいのだが 
南の窓を大きく取ってカーテンを開けて 
日中の太陽エネルギーを室内の 壁やら床に
溜めると 日が沈んでも暫く暖かいのだ

田舎だから 出来る開放的な生活なのだ
薪ストーブは、太陽の日が陰ってから 就寝する時間まで
焚くだけなので 消費する薪の量も可也節約していると思う

実際4月に入り 気温が上がって雪が無くなったのにも関わらず
天候不順で 曇天が続くと 一日中薪を焚かないと部屋が寒い
厳冬期より薪の消費量が多いほどだ

太陽の恵みは、ありがたい
上手に日の光を利用したら 少ないエネルギーで
大変快適に過ごせます 此れから家を建てる方は、是非参考にしてください





2007419(木)

心細くなる季節

住宅×15

心細くなる季節

春が近付いて来ているのだが まだまだ夜は、ひえるので
毎晩薪ストーブが活躍している

11月にあれだけ用意したシーズン用の薪が見る見る減って
残りが数える程しかなくなってしまった
建築廃材も近所の薪小屋から貰った40年物の薪もあるので

無くなる心配は、要らないのだが 薪だけで暮らすと結構必要だ
我が家の場合 日没から就寝するまでしか焚かないのだが
7㎥の薪が必要だ 原木の目方にしたら4tトラック一台分

小さな小屋が一つ分は、最低秋に無かったら 冬を越せない事になる
以前にも書いたが 2シーズン分の薪を置くスペースを確保して
5月の連休に 冬に焚いて空いたスペースを薪で満たすと

2年乾燥の状態の良い薪を焚けるので この時期に薪を作って
積まなくては、いけないのだが 理想的な薪ストーブ生活になる
冬に切り出した原木を切って 割って積んで再来年にそなえる

原木をどうするか 何所で作業をするか 何所に積んで乾燥するか
此れをクリアーしないと 楽しい薪ストーブ生活は、過ごせない
一度流れが出来てしまえば 毎年同じ事を繰り返せば良いのだが

若し 自分が街に住んでいて 同じ事をしょうと思うと大変困難だ
原木を下ろす所が無い、木を切るのにチェーンソーが騒音で使えない
薪を割って積むスペースが無い・・・・

ストーブを焚いても 煙が出て近所からクレームが来る
薪を積んでいたら 危険だから撤去してくれ
薪から虫が来るので 積まないでくれ・・・

考えるだけで 大変だ 
其処まで考えて 街の人は、薪ストーブを買っているのだろうか
住宅雑誌を見て憧れて ストーブは、付けたけど
薪の事を考えている方は、どの位いるのか全く疑問である

ストーブ屋も売る事ばかりで 薪の事をお客さんに伝えていない
買ったお客も 薪の事等考えているとは思えない
だから いったい何を焚いて暮らしているのか疑問である

薪ストーブ3年と云うらしい 3年を乗り越えたらズーット使えるけど
3年を越せない 薪ストーブユーザも可也居る様だ
薪ストーブ以外の暖房システムがあったら 必要がないのだろう

折角新築住宅で100万円も出して 取り付けたストーブがインテリアに
なってしまっては、随分勿体無い話である
薪を造るにも

①軽トラック
②チェーンソー(エンジン)チェーンソー(電気)
③斧 外国製は、1.3万円 薪割り機械 4万円
④薪小屋 2年分 大型カーポート1つ分 車は、入れれません
⑤原木を下ろせるスペースと作業できるスペース

以上の道具や設備が必要です 可也恵まれた土地条件か
ハタマタ薪を造るのに 作業する場所を借りないと無理です

こんなに大変で 労力と時間を投入しても 薪を焚きたい
趣味とか道楽として 考えるしかない
経済を考えたらオール電化住宅で暮らしてください

毎晩帰宅して ストーブをかまって 日中のストレスを燃やし
チェーンソーで 憎い奴だと思って 丸太を切り
丸太を斧でスパット 割ったら気持ち良いですよ・・・・

心の均衡と健康を保つのに 薪ストーブは、最適です
家に居ながら出来る道楽は、そんなにありません
家が暖かいので家族が喜びます
子供と一緒に薪を積んだり 割ったり結構楽しいです

薪ストーブを楽しみたいなら市街地では、無く
ちよっと離れた 土地の価格が安い田舎がお勧め
土地が安いと 住宅ローンを払い終わった時に 返済額で何百万円も
違います

これから 家を建てるなら通勤可能な田舎に建てましょう
原木の確保も作業する場所も トラックも近所の農家から
調達出来る可能性を秘めているので 真面目に考えたら良いですね







<<
>>




 ABOUT
神森バルーン野郎
池田町で熱気球チームをしています
最近は、薪ストーブに嵌ってしまって すっかり薪割りオヤジです(^^;)
[video:
]

性別
年齢40代
エリア池田町
属性事業者
 GUIDE
神森の薪
住所池田町千代田88-3
TEL090-8273-2322
 カウンター
2007-03-20から
298,354hit
今日:6
昨日:27


戻る