2009年12月12日(土)
円形脱毛症
治療案内×39
まず、円形脱毛症とは何か
円形脱毛症は、誰でも発症する可能性のある病気です。
自覚症状の無いことが多く、ある日突然、頭にコイン大のハゲがあることに気づきます。
円形脱毛症とは、円形の境目がはっきりした脱毛斑が発生し、次第に拡大していく症状を指します。
一般的には、「10円ハゲ」などと呼ばれることもあり、10円玉くらいの大きさで頭髪が抜けると思われています。
しかし円形脱毛症の症状はさまざまで、円形の脱毛巣がひとつできるケースから、頭髪全体が抜けるケース、さらに眉毛、まつ毛、陰毛や体毛など、全身の毛が抜けるケースもあります。
円形脱毛症は、脱毛に勢いがあり、部分的に急にまとめて抜けしまうのが特徴的な症状です。
髪の毛が正常に成長していたのにもかかわらず、急に抜けてしまうといったところが、他の脱毛症との相違点です。
円形脱毛症の特徴
円形脱毛症が疑われる場合、脱毛巣周囲の毛を、軽くひっぱってみてください。
もし、毛が数本でも抜ける間は円形脱毛症の症状が進行中だといえるでしょう。
当院の症例。
(ご本人の了解を得て公開しています)
初診8月28日。
40歳代の女性。円形脱毛にて鍼治療開始。直径2㎝の脱毛。
9月19日、治療3回目。
数本の発毛を認める。
10月3日、治療5回目。
脱毛周囲の発毛が認められる。
12月12日、治療13回目。
やや中心を残し、周囲から太くてしっかりとした発毛が見られる。
中心部分には毛孔からの発毛も認められたため、後は自然に発毛すると判断し、治療終了。
なかなか自然に生えてこない円形脱毛症でお悩みの方は諦めずにご相談ください。
※治療の効果には個人差があります。
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