2008年9月7日(日)
自律神経の乱れ
健康×24
・自律神経のバランスの乱れは病気の原因
自律神経とは、我々の意志とは無関係に体の働きを調節している神経です。夜眠っているときにも心臓が止まったり、呼吸が途絶えたりしないのも、自律神経が働いているためです。
自律神経のバランスが崩れることによって免疫が低下して発病し、自律神経のバランスを整えることで免疫を高めて病気を治すことができます。
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあります。日中は交感神経が優位になって血管を収縮させ、脈拍が上がり、呼吸数も増え、仕事や勉強に精を出すことができます。反対に、睡眠時や食事中などは副交感神経が優位になって血管を拡張させ、脈拍をおさえ、呼吸数を減らし、消化を促進します。このように、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、我々は日々の生活を送っています。
この自律神経のバランスがくずれて一方に偏った状態が続くと、自律神経失調状態になります。自律神経失調状態が進むと、不眠やイライラ、頭痛、さらには癌やリウマチ、免疫疾患といったさまざまな病気が引き起こされてきます。
・免疫の主役は白血球
免疫とは体を病気から守る仕組みで、主に血液中の白血球がその役割を担っています。血液中の主な成分は、赤血球、白血球、血小板などがあります。赤血球は酸素や栄養を体の細胞に運ぶ役目をします。血小板は血液を固まりやすくする成分で、血管を修復したり、けがをしたときのかさぶたとなったりします。
白血球は免疫の主役で、大きく分けて顆粒球、リンパ球、マクロファージがあります。顆粒球は細菌などのサイズが大きな異物を食べて処理し、リンパ球はウイルスやガン細胞といったサイズの小さな異物にくっついて処理するという具合に、異物の大きさによって役割が分かれます。マクロファージは処理した異物と顆粒球やリンパ球の死骸を処理する働きがあります。
ここで大切なのが、顆粒球とリンパ球の割合です。
通常は、顆粒球が54~60%、リンパ球が35~41%、マクロファージが約5%となっています。
理論的に自律神経と免疫が連動しているため、交感神経優位だと顆粒球が増え、副交感神経優位だとリンパ球が増えるのです。
現代人は、ストレスによって交感神経優位の状態が続きやすい環境にあります。働きすぎ、心の悩み、痛み止めの長期使用などによって交感神経が優位になり、顆粒球が増えた状態が続きます。
顆粒球の寿命は2~3日で、死ぬときに大量に活性酸素を放出します。体内の活性酸素の7~8割は顆粒球が放出したものです。活性酸素はとても大切な働きをしますが、増えすぎるとその強力な酸化力で臓器や血管などに障害を引き起こします。動脈硬化、癌といった症状や病気の引き金となるのです。加えて、交感神経緊張状態だとリンパ球が減っており、病気に抵抗することができません。
・自律神経の乱れを正す
病気を予防したり治したりするには、自律神経のバランスを整えればよいわけです。
自律神経と免疫の調整をすることで、"生体の反射"を起こさせ、交感神経優位から副交感神経優位の状態に変えるのです。
自律神経の治療によって副交感神経を優位に導き、
症状がよくなってくるにしたがい、顆粒球とリンパ球の割合と数が正常範囲に近づいていきます。
癌、リウマチ、膠原病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、高血圧、糖尿病、C型肝炎、胃潰瘍、耳鳴り、めまい、難聴、白内障、偏頭痛、顔面神経マヒ、ひざ痛、腰痛、円形脱毛症、前立腺肥大症、頻尿、不眠症、冷え症、痔、便秘、水虫など、自律神経のバランスの乱れで起こるさまざまな病気が自律神経と免疫の調整で、改善が可能なのです。
自律神経とは、我々の意志とは無関係に体の働きを調節している神経です。夜眠っているときにも心臓が止まったり、呼吸が途絶えたりしないのも、自律神経が働いているためです。
自律神経のバランスが崩れることによって免疫が低下して発病し、自律神経のバランスを整えることで免疫を高めて病気を治すことができます。
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあります。日中は交感神経が優位になって血管を収縮させ、脈拍が上がり、呼吸数も増え、仕事や勉強に精を出すことができます。反対に、睡眠時や食事中などは副交感神経が優位になって血管を拡張させ、脈拍をおさえ、呼吸数を減らし、消化を促進します。このように、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、我々は日々の生活を送っています。
この自律神経のバランスがくずれて一方に偏った状態が続くと、自律神経失調状態になります。自律神経失調状態が進むと、不眠やイライラ、頭痛、さらには癌やリウマチ、免疫疾患といったさまざまな病気が引き起こされてきます。
・免疫の主役は白血球
免疫とは体を病気から守る仕組みで、主に血液中の白血球がその役割を担っています。血液中の主な成分は、赤血球、白血球、血小板などがあります。赤血球は酸素や栄養を体の細胞に運ぶ役目をします。血小板は血液を固まりやすくする成分で、血管を修復したり、けがをしたときのかさぶたとなったりします。
白血球は免疫の主役で、大きく分けて顆粒球、リンパ球、マクロファージがあります。顆粒球は細菌などのサイズが大きな異物を食べて処理し、リンパ球はウイルスやガン細胞といったサイズの小さな異物にくっついて処理するという具合に、異物の大きさによって役割が分かれます。マクロファージは処理した異物と顆粒球やリンパ球の死骸を処理する働きがあります。
ここで大切なのが、顆粒球とリンパ球の割合です。
通常は、顆粒球が54~60%、リンパ球が35~41%、マクロファージが約5%となっています。
理論的に自律神経と免疫が連動しているため、交感神経優位だと顆粒球が増え、副交感神経優位だとリンパ球が増えるのです。
現代人は、ストレスによって交感神経優位の状態が続きやすい環境にあります。働きすぎ、心の悩み、痛み止めの長期使用などによって交感神経が優位になり、顆粒球が増えた状態が続きます。
顆粒球の寿命は2~3日で、死ぬときに大量に活性酸素を放出します。体内の活性酸素の7~8割は顆粒球が放出したものです。活性酸素はとても大切な働きをしますが、増えすぎるとその強力な酸化力で臓器や血管などに障害を引き起こします。動脈硬化、癌といった症状や病気の引き金となるのです。加えて、交感神経緊張状態だとリンパ球が減っており、病気に抵抗することができません。
・自律神経の乱れを正す
病気を予防したり治したりするには、自律神経のバランスを整えればよいわけです。
自律神経と免疫の調整をすることで、"生体の反射"を起こさせ、交感神経優位から副交感神経優位の状態に変えるのです。
自律神経の治療によって副交感神経を優位に導き、
症状がよくなってくるにしたがい、顆粒球とリンパ球の割合と数が正常範囲に近づいていきます。
癌、リウマチ、膠原病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、高血圧、糖尿病、C型肝炎、胃潰瘍、耳鳴り、めまい、難聴、白内障、偏頭痛、顔面神経マヒ、ひざ痛、腰痛、円形脱毛症、前立腺肥大症、頻尿、不眠症、冷え症、痔、便秘、水虫など、自律神経のバランスの乱れで起こるさまざまな病気が自律神経と免疫の調整で、改善が可能なのです。
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