2008年9月9日(火)
鎮痛剤の落とし穴・・・
健康×24
痛み止めの代表的な成分には、アスピリン・インドメタシン・ケトロプロフェンなどがあります。
これらの成分は、体内でプロスタグランジンと呼ばれる物質が作られるのを抑える働きがあります。
プロスタグランジンには知覚神経を過敏にして痛みを起こす作用があるので、これが減ることで痛みを和らげることができます。
が・・・
都合の悪いことに、このプロスタグランジンには血管を拡張する作用があり、産生量が減ると血液循環が悪くなるという弊害も出てくるのです。
・・・痛みの原因は血行障害です。
痛み止めを使って感覚は麻痺して楽にはなるのですが、痛みの原因を上乗せすることにもになり、原因が解消されなければ薬が切れたときには、更に症状が悪化してしまうのです。
また、プロスタグランジンが多く出すぎると、副交感神経優位となって血管が拡張しすぎてうっ血を起こし、血液循環が悪くなり、その場合も痛みは出てきます。
苦しいときの薬頼み・・・
だがしかし、両刃の剣・・・
まさに落とし穴ですね。
根本的な原因を解決しなければ、痛みからの脱出は難しいものとなりえるのです。
余談ですが・・・
ちなみに恥ずかしながら、私は開業当初に酷い腰の痛みに襲われ、ロキソニンという薬で痛みを抑えてひどい目にあいました・・・。
患者さんには笑顔で対応するために、確かに痛みは和らぎましたが、毎朝、日に日に痛みが重なり、あげくの果てには薬の副作用で胃潰瘍・・・。
自分の手が届く範囲での鍼はよくしていたのですが、さすがに手も後ろに回らないくらいの痛みだったため、見かねた兄が指示通りに治療してくれ、相棒の先生にも手技をしてもらい助かました。
感謝感謝。
これらの成分は、体内でプロスタグランジンと呼ばれる物質が作られるのを抑える働きがあります。
プロスタグランジンには知覚神経を過敏にして痛みを起こす作用があるので、これが減ることで痛みを和らげることができます。
が・・・
都合の悪いことに、このプロスタグランジンには血管を拡張する作用があり、産生量が減ると血液循環が悪くなるという弊害も出てくるのです。
・・・痛みの原因は血行障害です。
痛み止めを使って感覚は麻痺して楽にはなるのですが、痛みの原因を上乗せすることにもになり、原因が解消されなければ薬が切れたときには、更に症状が悪化してしまうのです。
また、プロスタグランジンが多く出すぎると、副交感神経優位となって血管が拡張しすぎてうっ血を起こし、血液循環が悪くなり、その場合も痛みは出てきます。
苦しいときの薬頼み・・・
だがしかし、両刃の剣・・・
まさに落とし穴ですね。
根本的な原因を解決しなければ、痛みからの脱出は難しいものとなりえるのです。
余談ですが・・・
ちなみに恥ずかしながら、私は開業当初に酷い腰の痛みに襲われ、ロキソニンという薬で痛みを抑えてひどい目にあいました・・・。
患者さんには笑顔で対応するために、確かに痛みは和らぎましたが、毎朝、日に日に痛みが重なり、あげくの果てには薬の副作用で胃潰瘍・・・。
自分の手が届く範囲での鍼はよくしていたのですが、さすがに手も後ろに回らないくらいの痛みだったため、見かねた兄が指示通りに治療してくれ、相棒の先生にも手技をしてもらい助かました。
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