2008年5月12日(月)
塗料と絵の具の違い!?
塗装の基本×23
雨が降ったり、やんだり、晴れて暖かくなってみたり
と忙しい天気での一週間の始まりですね!
こんにちは 皆様体調崩してませんか?
今日は絵の具と塗料の違いについて簡単にお話したいと思います。
色の基本は 赤 青 黄色 黒 白 の5色から成り立っております。
これらは顔料として使用されている塗料で
この塗料を組み合わせてたくさんの色が生まれます。
皆さんが普段使用している絵の具はこれら顔料を組み合わせて
作っている色で
よく12色入り とか24色いり などの色があると思いますが
調合されて決まっている色です。
ですから入っている茶色や、緑、肌色などは基本色を調合した
色となるわけなのですが
更に、これらを混ぜ合わせて色を作ったりしますよね?
たとえば オレンジと茶色をあわせて オレンジがかった茶色を作る事も
出来ます。
時々 塗料に対しての注文で
『絵の具のように混ぜて作れば』や
『絵の具のような感じで表現できませんか?』
と質問される事があります。
上記を踏まえて 塗料は基本色同士を掛け合わせてたくさんの色が作られ
それぞれに品番がついています。
もっと厳密に言うとマンセル値という値に沿って
機械でそれぞれの量を厳密に測って調合しているのです*
*手作りの場合も勿論あります
絵の具と違って最初から12色や24色があるわけではないので
簡単に『混ぜて作る』という発想ではないのです。
基本の5色から茶色をつくり、基本の5色からオレンジを作ります
その茶色にもさまざまな茶色があり 明るい茶色 暗い茶色
黄色っぽい茶色 赤っぽい茶色・・・数え始めたらキリがありません。
同様にオレンジも同じ考えです。
ですから 茶色とオレンジを合わせたような感じ
が無限にある色に広がるのです。
こう書くと、勿論『色』をどうやって選ぶのか!?という疑問にあたります
当社では日本塗装工業会から発行されている塗装用標準色という
カタログを基本にお客様に提出しています(当社のメイン写真です)
こちらは現在2007年度版(奇数年発行)で632色が載っています。
この基本色の中で気に入った色を選んでいただき、希望があれば
カラーシュミレーションをして吟味したり
基本色の中から更に「ちょっと薄くして欲しい」などという
ご要望にお答えする事もあります。
これだけの色があれば当然迷われる方もたくさん居るので
的確なアドヴァイスを行っていく事になります。
でもやっぱり好きな色にしてください!が一番のアドバイスなのですがw
今日はちょっと難しい事を書きました。
塗料と絵の具は性質が違うんだな・・という事を覚えていてくれたら
有難いです。
*勿論成分は全然違います。
と忙しい天気での一週間の始まりですね!
こんにちは 皆様体調崩してませんか?
今日は絵の具と塗料の違いについて簡単にお話したいと思います。
色の基本は 赤 青 黄色 黒 白 の5色から成り立っております。
これらは顔料として使用されている塗料で
この塗料を組み合わせてたくさんの色が生まれます。
皆さんが普段使用している絵の具はこれら顔料を組み合わせて
作っている色で
よく12色入り とか24色いり などの色があると思いますが
調合されて決まっている色です。
ですから入っている茶色や、緑、肌色などは基本色を調合した
色となるわけなのですが
更に、これらを混ぜ合わせて色を作ったりしますよね?
たとえば オレンジと茶色をあわせて オレンジがかった茶色を作る事も
出来ます。
時々 塗料に対しての注文で
『絵の具のように混ぜて作れば』や
『絵の具のような感じで表現できませんか?』
と質問される事があります。
上記を踏まえて 塗料は基本色同士を掛け合わせてたくさんの色が作られ
それぞれに品番がついています。
もっと厳密に言うとマンセル値という値に沿って
機械でそれぞれの量を厳密に測って調合しているのです*
*手作りの場合も勿論あります
絵の具と違って最初から12色や24色があるわけではないので
簡単に『混ぜて作る』という発想ではないのです。
基本の5色から茶色をつくり、基本の5色からオレンジを作ります
その茶色にもさまざまな茶色があり 明るい茶色 暗い茶色
黄色っぽい茶色 赤っぽい茶色・・・数え始めたらキリがありません。
同様にオレンジも同じ考えです。
ですから 茶色とオレンジを合わせたような感じ
が無限にある色に広がるのです。
こう書くと、勿論『色』をどうやって選ぶのか!?という疑問にあたります
当社では日本塗装工業会から発行されている塗装用標準色という
カタログを基本にお客様に提出しています(当社のメイン写真です)
こちらは現在2007年度版(奇数年発行)で632色が載っています。
この基本色の中で気に入った色を選んでいただき、希望があれば
カラーシュミレーションをして吟味したり
基本色の中から更に「ちょっと薄くして欲しい」などという
ご要望にお答えする事もあります。
これだけの色があれば当然迷われる方もたくさん居るので
的確なアドヴァイスを行っていく事になります。
でもやっぱり好きな色にしてください!が一番のアドバイスなのですがw
今日はちょっと難しい事を書きました。
塗料と絵の具は性質が違うんだな・・という事を覚えていてくれたら
有難いです。
*勿論成分は全然違います。
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