201618(金)

衝撃のオステオパシー体験


こんにちは、カムナビです。


以前、少し紹介しましたが、
自らのオステオパシー衝撃体験をお話しします。


人間、権威とか、知識とか、科学的根拠とかで
ある程度は納得しますが、実際に経験して
感情を動されると、一番納得します。


私は年に1回くらいひどい寝違いになります
理学療法士3年目の私にそれがまた起こりました。
朝、起きたら一ミリも首を動かせないのです。


普段なら1週間くらいで自然に軽快するのですが、
その時は1カ月たっても痛みがとれません


残念なことに、当時勤務していた病院の同僚の先輩理学療法士で
これを治してくれる人は一人もいませんでした。
理学療法士はこれを治す術を教わっていないのです。

あまりの痛みで仕事を1日休み、
カイロプラクティックに行ってみました。
背骨をポキポキされて、気持ちよかったし、
首も施術前よりは楽に動くようにはなりました。
理学療法士よりはずっといいと思いました。

しかし、何か、直感的に「まだおかしい」と感じていました。
案の定、痛みはそれほどとれうず、
状況は一時しのぎに過ぎなかったのです。


そのタイミングで、以前に申し込んでいた
神戸で開催されるオステオパシーのセミナーに
参加する日がやってきました。

現在私が属している、
JOPAというオステオパシーの団体のセミナーです。


講師は、会長の下村先生です。

まだ、半信半疑でオステオパシーのセミナーを受けていた私は、
思い切ってセミナー終了後に、寝違いで首が痛いので
治してほしいと頼んでみました。


今から思えば、大胆なことです。
下村先生の治療院は常に予約が一杯で、
料金も安いものではありません。

セミナーでお疲れのところ、タダで治せと
なんと図々しい、、、(汗)


下村先生は、

「おう、ええよ」

と、関西弁で快く引き受けてくれました。



私をベッドに座らせるなり、
先生は最初のファーストタッチで

「痛いのここやろ?」

と指で触れて指摘しました。
まさにそこが痛かったのです。
しかもそこは首ではありません。


・・・え、なんでわかったんやろ?
おれ何も言ってない、、
まだ寝違いで首が痛いとしか言っていない、、、
検査も何もしてないし、、、
どっちに首が回りにくいとかも診てないし
これだけの情報で、まだ触ってもないのに、
何故ここだとわかる?


と、考えている暇もなく、
先生はその指で軽く圧をかけてきました。
指圧とかマッサージとかの強さでは全然ありません。
それに比べると物足りないですが、心地よい圧です。


そのまま先生はじっとしています。


じっと押さえられてるだけにしか感じません。
今となってわかりますが、
そこには繊細な技術が凝縮されています。


5分ほど経ったでしょうか、

「これで、ええよ」

と先生は去っていきました。


・・・え、これで終わり?
あれ、そやけど、何か芯みたいな悪いものが取れた感じがする
あ、首とか背中の動きも楽だわ。
ん、、これ、治った気がする。


これは自分にとって衝撃体験でした。
たかが寝違いですが、されど寝違いです。
これほどエレガントに治せることに衝撃を受けました。

ポキポキ骨を鳴らす必要もなく、
通う必要もなく、
たった5分程度で!!


人間の身体は、繊細な圧でバランスをとれば、元に戻るのです。
しかも、感覚を研ぎ澄ませば、どこが悪いのかも、
元に戻ったかかどうかもわかるのです。
その時はキョトンとするしかありませんでしたが、
今は、これが理解できています。


さて、実際、その後どうなったかというと
1週間後には完治しました。

1週間かかったのは、周囲の筋肉が傷んでいて
その炎症が収まるのにそれだけ時間がかかったのです。
筋肉の痛みは二次的なものなので、
それは自分自身が炎症を起こして治すべきものなのです。
全く、筋肉をストレッチしたり揉みほぐす必要はありません。
ましてや、理学療法士が好きな筋トレなど、全く無意味です。

施術直後から、筋肉の痛み以外は
正常に動けるという感覚がありました。

1週間は、自分の身体が自己治癒力を発揮する時間だったのです。
直感的にそう感じ、なんの心配もなく治ると感じ、
実際にそうなりました。


この体験で、オステオパシーへの疑いが消えました。
次は、この技術を自分が学んで、他に困っている人に
提供する番だと!!


たかが寝違いですが、人生において、
大きな分岐点となった出来事でした。

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自然医学研究所 カムナビ(東二条電信通り)

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201617(木)

こんな人が施術しています


こんな人が施術しています

こんにちは、カムナビです。


当院では、このような施術家が施術しております。
少しプロフィールを書いておきます。

オステオパシーを学んで皆さんに提供しようと思うに至った経緯などは、
徐々に書いていこうと思います。

■紺矢雅之 43歳

■京都市出身

■京都大学大学院工学研究科修了後、某大手通信会社で勤務。
IT関連業務に携わる。

数年間勤務の後、海外青年協力隊に参加。
ブルガリアという国で2年間過ごす。

帰国後、心機一転、リハビリテーションを行う理学療法士を目指す。
大阪府立大学を卒業し、理学療法士として帯広の病院に勤務。


オステオパシーに出会い、オステオパシー施術家を志す。


現在、帯広の電信通りに開院。




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201615(火)

食事に関して考える事


こんにちは、カムナビです。


健康を回復するため、維持するため、ダイエットのため、
食事に気を使う方は多いかもしれません。


私も、お客様に健康を提供する職業柄、
食事に関してもアドバイスしたいと思い
かなり勉強してきました。


現状を申し上げるならば、食事法に関しては玉石混交、何が正しいのか、もはやわからないというのが実情です。
問題があると感じているのは、方法が画一的であることです。


例えば、糖質制限や断食を勧める人もいれば、
それによって栄養障害が起こるので問題だという人もいます。

フルーツだけを食べているのがよいという人もいれば、
フルーツは全く人体に不要であるという人もいます。

肉を食べるべきだという人もいれば、
食べてはいけないという人もいます。

こういう情報は、メディアにのっかったときに、
情報が誇張・偏向されるという問題も
含まれていると思います。

逆にTVからしか情報を得ていない人は、
TVのいうとおり迷わずスーパーに納豆を買いに走ったりするのかもしれません。
ある意味幸せなのでしょうか。


いずれにせよ、わかりやすいキャッチフレーズのような食事法に
人は飛びつきやすいといえるでしょう。


しかし、ここにはその方法がどんな条件下の人に適しているのか
というのが抜けがちだと思います。


人はそれぞれ、遺伝子も違えば、腸内細菌叢もかなり違うし、
抱えている問題、臓器の機能、血液やホルモンの状況も違います。
特に腸内細菌などは、民族の違い、住んでいる地域の違い、
母親の状況に応じて個々に大きな差があることがわかっています。
牛乳を飲んだらお腹を下す人がいるというのがわかりやすい例ですね。
(そういえば最近、日本人だけが海藻類を消化吸収できる遺伝子(腸内細菌?)を持っていることがわかったという記事を読みました)。

つまり、言いたいことは、
ここまで様々な食品が流通している現在、
その人に合った方法をアドバイスできるのがベストだと思います。
そうでなければ、成人病が少なかった時代の
日本人が長年かけて適応してきた
戦前の食事に戻すかでしょう。


先日お話を伺ったのですが、
優秀なアーユルヴェーダ医師は身体を診断し、
その人の状況、その地域、その時節にあった食事をアドバイスするそうです。
知らない土地でも、生えている草などをむしって食べ、
その植物がどういう効果があるのかも分かるので、
現地で採れるものについてもアドバイスができるそうです。


診断もせずに、
とにかくサプリメントをどんどん勧めるような人とは
かなり違いますね。

なかなか理想的な感じがします。

機会があれば、そういう方法も学んで
提供できるようになれればよいと考えています。


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201614(月)

神戸大学医学部でオステオパシーの講演会があります


神戸大学医学部でオステオパシーの講演会があります

明けましておめでとうございます、カムナビです。


今年のお正月は天気も良く暖かかったですね。


さて、今月ですが、神戸大学医学部で医療関係者向けの
オステオパシーの講演会が開催されます。
これは昨年のイギリスのレンゾー先生に続く2回目の講演会です。

講師はアメリカのドクターのダン先生(私も教わった事があります)です。


医師の世界も、統合医療をはじめ代替医療に目を向けるようになってきています。
オステオパシーも学術的にかなりしっかりしたものですので、
こういうのをきっかけに日本にも普及していけばよいと思います。



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20151228(月)

人間にはこんなこと、できません、できません


こんにちは、カムナビです。

最近、うちの3歳の息子が朝のNHK教育TVでやってる

「人間にはこんなこと、できません、できません」

を連呼しています。



さて、オステオパシーは非常に繊細な感覚が要求されるのですが、人間はどの程度の感覚があるのでしょうか?


触って動きを感知するのと、凸凹や触感を感知するのは少し違いますが、通常は0.08mmまでは可能だと言われています。これは髪の毛の太さと同じくらいです。


実際、オステオパシーの練習方法で、電話帳の下に髪の毛を置いて、どの場所にあるかを探す練習をします。何枚重ねるまでできるか、みなさんもやってみてはどうでしょうか?


どこから始まって、どういう形になっていて、どこで終わるのかまでを当てるのは、枚数が増えてくるとかなり難しくなります。


頭蓋骨は膨張と収縮を一定のリズムで繰り返していますが、これは0.05mmほどの動きだと言われています。オステオパスはこれを感知します。


感覚をトレーニングすれば、すごい能力を発揮できることは、なんとなく理解できると思います。
利き酒とか調香師とか絶対音感ある人とか大工さんとか。日本には素晴らしい感覚を持った職人さんがたくさんいますよね。


オステパスは触覚を相当磨いている人だと思ってくださるとよいかと思います。






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自然医学研究所 カムナビ
京都出身。オステオパシーという徒手による治療法で、十勝の皆様に健康をお届けするお手伝いをさせていただきます。

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