20151117(火)

きっかけ


私は、どのようにして人間が治癒に至るのかに関心を持っています。特にどうやったら自然治癒が進むのかということを、いつも追い求めています。


母親が整体師だったので、自然とそういうことに興味を持ったのかもしれません。


まずが理学療法士になりましたが、そこに私の求めていた技術はありませんでした。いや、正確にいうとあったのですが、それは表面的なものであって、その根底に流れる哲学や信念といった、私を揺さぶるものがなかったのです。



ふとしたきっかけで『いのちの輝き』を読んでオステオパシーという治療体系のことを知り、直感的にこれは素晴らしいものでだと感じました。



病気に対する考え方、治癒に対する考え方が西洋医学とはかなり違うのです。出ている症状は結果であって、原因ではありません。それに薬や手術で対処することは、火事のときに火災報知器を消すようなものなのです。



この時、私はオステオパシーを学ぶ方向に舵を切ろうと決意しました。


つづく



20151116(月)

オステオパシーを知りたい方にお勧めの本


オステオパシーを知りたい方にお勧めの本

オステオパシーに関する書籍は非常に少なく、しかも良質なものはほとんどありません。もちろん専門書はありますが、書店には並んでいないので、一般の方が「オステオパシー」について知る機会は非常に限られています。オステオパシーをしっかりと学んでいる人間以外で「ああ、オステパシーね」なんて言う方は、かなり誤解されている印象が強いです。


最近では「頭をほぐしましょう」みたいなキャッチフレーズで頭蓋仙骨療法の一般向けの本もでているようですが、そこに「オステオパシー」の文字が出てくることはありません。

皆さん、合気道は知っていても、そのルーツである大東流合気柔術のことを知らないという状況と同じような感じがします。ちなみに柔術は柔道のルーツでもあります。もちろん、大東流が全ての始まりではありませんが。


話がそれましたが、、、


一般の方がオステオパシーを知る上でお勧めする本が、この「いのちの輝き」です。現在の統合医療の第一人者のアンドリュー・ワイル博士が「伝説の治療家」と称す、故ロバート・フルフォードの著作です。私はこの本を入口にしてオステパシーへの道を歩み始めました。


西洋医学の医師たちの前で小児の中耳炎を次々に治す話など、驚くような内容です。現代医学を妄信しているような方は、是非読んでもらいたいと思います。



20151115(日)

腰痛


今日、健康カプセル!ゲンキの時間で腰痛の特集をやっていました。


徒手療法の分野では著名な理学療法士の藤縄先生が出演され、骨盤のねじれ、腰椎同士の関節(椎間関節といいます)の硬さをとる技術を披露されていました。


こういったメカニカルな原因に対する方法はもちろん有効で、当研究所のオステオパシーでも対処できます。というよりも、オステオパシーは徒手療法のルーツ的なものなので、オステオパシーから派生した技術ともいえます。オステオパシーは技術も知識も高いものが求められることから、やや門外不出のような感があり、さらに日本では普及していないので、日本の徒手療法家もこのことを知らない人が多いのではないでしょうか。



腰痛の原因の85%はわかっていないと言われています。


メカニカルな原因であれば、TVで紹介された関節へのアプローチも有効であるし、筋、神経、筋膜なども影響を受けてるのでそこからアプローチしていくこともありです。どこをやれば効率がよいのか、施術者がどれが得意なのかによるのでしょう。


原因は他にも考えれらます


ちなみに今は「原因」と言っていますが、本当は「原因」という言葉は色んな意味での「原因」があるので厳密に使わないと混乱します。


ま、それは今はおいといて、


最近ではメンタル的な原因もクローズアップされ、そういったアプローチも有効となっています。痛みが慢性化すると、脳がだまされてしますのです。ここは科学的な解明がすすんで医師も着目しているところです。すごく単純にいうと、痛いと思っていた動作を徐々にやっていく、例えば、毎日身体を少しづつ反らす練習をしていくようなことをやったりします。



オステオパシーはどうでしょう。



オステオパシーは全身をメンタルや感情や霊的な観点も含めて診るので、アプローチするターゲットは多岐にわたります。上記以外のアプローチで、わかりやすい例を一つだけ紹介します。


「内臓」です。



肝臓は横隔膜に対して筋膜でぶらさげれらています。

横隔膜はみぞおちくらいの高さにあって、肺を膨らますポンプの役割をしていますが、これは背中側では脚と言われるスジ状の組織になって、5つある腰椎の上の方にくっつきます。

肝臓の動きが制限され、横隔膜を通じてその硬さが腰椎の上部に伝わればどうなるでしょうか。腰椎の上部も硬くなり、人間はその制限の代償を腰椎の下部や骨盤で行います。そこに無理な動きが生じるのです。椎間板ヘルニアの好発部位が腰椎の下部であるのはそういうことも考えられるのです。


こういった場合、オステオパシーでは、骨盤や腰椎下部だけを調整するだけではなく、腰椎上部、横隔膜、肝臓まで調整するのです。


実際、私も腎臓だけの施術で腰痛がとれた人もいます。


まだまだ書きたいことがありますが、今日はここまでにします。



20151113(金)

カムナビ 開院

カムナビ 開院

このたび、オステオパシー施術を行う治療院を開院いたしました。

オステオパシーという徒手による施術は、日本ではあまり普及していないのでご存じない方がほどんどですが、欧米ではかなり普及しています。米国では内科、外科と同じ1診療科として認められており、医学部を卒業した1万人以上の医師がオステオパシーの施術に当たっています。


カイロプラクティックやリンパマッサージなども、そのルーツはオステオパシーであるといわれています。

今後、オステオパシーをはじめとする、自然治癒力に着目した健康に関する情報をブログでお伝えしていこうと思います。



よろしくお願いします。



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 ABOUT
自然医学研究所 カムナビ
京都出身。オステオパシーという徒手による治療法で、十勝の皆様に健康をお届けするお手伝いをさせていただきます。

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