2012年12月6日(木)
「犬部!」 貴方に読んでほしい1冊
てげてげ×53
今日は最近読んで
すごく感銘を受けた本をご紹介と
近況についての話を。
犬部!
北里大学獣医学部 犬部!
著者:片野ゆか
出版社:ポプラ社
【本の紹介ページ】
いわゆる「動物保護団体の物語」とは
ひと味違っています。
犬部とは北里大学の学生がサークル活動としての
犬猫の保護、里親譲渡などを行う部の総称です。
従来、名称は犬部とされてきましたが
猫なども扱い、小動物(ウサギなど)も扱っているために
現在は名称変更されています。
「北里しっぽの会」HP
学生の部活動の域をはるかに越えた
壮絶とも言えるその日々と苦闘
保護団体としての苦悩や問題
人間が行うことによる矛盾や理想との兼ね合い
そしてお決まりのような資金不足や人手不足
団体として成り立つための
人間関係からくる活動の障害の蔓延
不理解な方からの迫害や謗り・・・
きれいな部分のみならず
人間のミスや過失が招いた動物の死
そういう部分も隠さず記されています。
正直、自分には読み進めていくうちに
とてもつらい部分もかなり多かったです。
**************
私はここ数年
ある団体の1ボランティアとして
活動を行って来ました。
ブログなどで紹介してきた
猫たちのことはみなさんのほうが
よく知っている通りだと思います。
それぞれにみんな良い飼い主さんが決まり
親しくなった方も増え
自分の負担だった
金銭的なことや時間拘束などの苦労も
忘れてしまう程に
嬉しい報告も多く思っていたのは事実です。
応援してくれた親しい友人や家族
猫友達の助力や助言がなかったら
続けられなかったと思います。
けれどその反面
どんなところにも光があれば影があり
人間の見栄や権威欲のために
自分が思ってもいない事を決めつけられ
挙句にあたかもそうであったかのように
暴言にも近い言葉を
信頼していた方よりも投げつけられ、
精神的にもかなり苦しむ事がありました。
あまつさえ、
団体のTOPのように振舞っているだとか
役員や社員をないがしろにしてるだとか
身分をわきまえろだとか
あのブログも思い上がっているだとか
子猫を育ててる程度で偉そうにだとか、
愛護してるだけでえらいの?だとか
それはそれはもうもう・・・
まったく、人間って
醜くてくだらない(苦笑)
ってことがよく分かる
暴言が
たくさん投げかけられていました。
それはその人達の気持ちの中では
「そういうこと」なのでしょう。
そうあって欲しいと思っているか。ですね。
けれど、
私にとってはそれは事実とは
まったく違うことです。
日本人としてはそういう場合も
何も言わずに「いつかわかってくれる」と
耐え忍ぶのが美徳とされて
多少理不尽であっても
和をもって尊しとなす
ってのが筋なんでしょうが
残念ながら
こちとら
帰国子女で外人の真ん中で仕事してきたんで
そんな和なんて糞食らえでございます。ええ(笑)
なのでいつかその話が書けたらなーと思ってました。
まぁいい機会だなと。ええ(笑)
でも、そういう人の中からでも
1つ1つきちんと説明したら
わかって下さった方もいて
その方は今、何でも言える間柄でもあり
心から信頼している一人でもあります。
はっきり言って
本当に本当に煩わしかったです。
ただ、何も考えず
今目の前の子のことだけを考えたい。
同じ猫飼いの方と猫の話だけして
有意義な時間を続けたい。
ブログにしてもその「悪意」に対して
考えて書くのが本当に辛かった。
ただ命を紹介したいだけで
その子らの良い部分を見て
心を動かす人がいて欲しかった。
ただそれだけ。
そう思うとどんどん手は止まり
たかがサポーター。
されどサポーター。
客でもなく、身内でもなく
なんて矛盾したダブルスタンダード(苦笑)
愛護団体との関わりは
その団体のみならず
もう10何年にもなります
引退馬を世話していた団体を支援したり
知人の兼ね合いで紹介された
山梨の犬猫愛護団体を応援していました。
なので別に特別なことだとは思っていませんでした。
おそらく多くの家畜などを生業にしている人が
馬頭観世音菩薩を祀るように
生業とするが故の
贖罪のような気持ちがあったのかもしれません。
一番大事なのは
動物が健康で健やかに育ち
それを家族と望む人のところへ
渡すまで見守る
命があればいつか報われる日もある。
だからその生命を繋ぎたい。
それしか考えていません。
…今もそうです。
猫達にかける言葉はいつも同じです。
生きていればいいこともあるよ。
だからがんばろう。
できるだけ手助けするから。
だから少しでも健康になって、命をつなげよう。
私はそれしか望みません。
そんな事に地位もお金も何も要らないです。
もとより、
どちらもこの手は4匹の猫でいっぱいで
隙間すらないのですから。
動物が動物としての命を終えるまで
見守ってくれる家族のあること。
そしてそれらが
家族に出会える機会を作れる
北里の彼らの
ただ掛け値なく
働くその真摯なその姿を
この本を読んで
どうか1人でも
そのことを覚えていてくださいますように。
「犬部!」は現在少年漫画でも掲載中です。
文章はちょっと、と言う方でもOKです。
犬部!-ボクらのしっぽ戦記‐
WEBコミック 「クラブサンデー」
原作 片野ゆか
漫画 高倉陽樹
シナリオ協力 はまなかあき
*******************
私のかわいい4人の子どもたちです。
この子たちも
いろんな人の気持ちで助かった命です
すべての子らの命を守る「父母」に
感謝を込めて
かな猫
すごく感銘を受けた本をご紹介と
近況についての話を。
犬部!
北里大学獣医学部 犬部!
著者:片野ゆか
出版社:ポプラ社
【本の紹介ページ】
いわゆる「動物保護団体の物語」とは
ひと味違っています。
犬部とは北里大学の学生がサークル活動としての
犬猫の保護、里親譲渡などを行う部の総称です。
従来、名称は犬部とされてきましたが
猫なども扱い、小動物(ウサギなど)も扱っているために
現在は名称変更されています。
「北里しっぽの会」HP
学生の部活動の域をはるかに越えた
壮絶とも言えるその日々と苦闘
保護団体としての苦悩や問題
人間が行うことによる矛盾や理想との兼ね合い
そしてお決まりのような資金不足や人手不足
団体として成り立つための
人間関係からくる活動の障害の蔓延
不理解な方からの迫害や謗り・・・
きれいな部分のみならず
人間のミスや過失が招いた動物の死
そういう部分も隠さず記されています。
正直、自分には読み進めていくうちに
とてもつらい部分もかなり多かったです。
**************
私はここ数年
ある団体の1ボランティアとして
活動を行って来ました。
ブログなどで紹介してきた
猫たちのことはみなさんのほうが
よく知っている通りだと思います。
それぞれにみんな良い飼い主さんが決まり
親しくなった方も増え
自分の負担だった
金銭的なことや時間拘束などの苦労も
忘れてしまう程に
嬉しい報告も多く思っていたのは事実です。
応援してくれた親しい友人や家族
猫友達の助力や助言がなかったら
続けられなかったと思います。
けれどその反面
どんなところにも光があれば影があり
人間の見栄や権威欲のために
自分が思ってもいない事を決めつけられ
挙句にあたかもそうであったかのように
暴言にも近い言葉を
信頼していた方よりも投げつけられ、
精神的にもかなり苦しむ事がありました。
あまつさえ、
団体のTOPのように振舞っているだとか
役員や社員をないがしろにしてるだとか
身分をわきまえろだとか
あのブログも思い上がっているだとか
子猫を育ててる程度で偉そうにだとか、
愛護してるだけでえらいの?だとか
それはそれはもうもう・・・
まったく、人間って
醜くてくだらない(苦笑)
ってことがよく分かる
暴言が
たくさん投げかけられていました。
それはその人達の気持ちの中では
「そういうこと」なのでしょう。
そうあって欲しいと思っているか。ですね。
けれど、
私にとってはそれは事実とは
まったく違うことです。
日本人としてはそういう場合も
何も言わずに「いつかわかってくれる」と
耐え忍ぶのが美徳とされて
多少理不尽であっても
和をもって尊しとなす
ってのが筋なんでしょうが
残念ながら
こちとら
帰国子女で外人の真ん中で仕事してきたんで
そんな和なんて糞食らえでございます。ええ(笑)
なのでいつかその話が書けたらなーと思ってました。
まぁいい機会だなと。ええ(笑)
でも、そういう人の中からでも
1つ1つきちんと説明したら
わかって下さった方もいて
その方は今、何でも言える間柄でもあり
心から信頼している一人でもあります。
はっきり言って
本当に本当に煩わしかったです。
ただ、何も考えず
今目の前の子のことだけを考えたい。
同じ猫飼いの方と猫の話だけして
有意義な時間を続けたい。
ブログにしてもその「悪意」に対して
考えて書くのが本当に辛かった。
ただ命を紹介したいだけで
その子らの良い部分を見て
心を動かす人がいて欲しかった。
ただそれだけ。
そう思うとどんどん手は止まり
たかがサポーター。
されどサポーター。
客でもなく、身内でもなく
なんて矛盾したダブルスタンダード(苦笑)
愛護団体との関わりは
その団体のみならず
もう10何年にもなります
引退馬を世話していた団体を支援したり
知人の兼ね合いで紹介された
山梨の犬猫愛護団体を応援していました。
なので別に特別なことだとは思っていませんでした。
おそらく多くの家畜などを生業にしている人が
馬頭観世音菩薩を祀るように
生業とするが故の
贖罪のような気持ちがあったのかもしれません。
一番大事なのは
動物が健康で健やかに育ち
それを家族と望む人のところへ
渡すまで見守る
命があればいつか報われる日もある。
だからその生命を繋ぎたい。
それしか考えていません。
…今もそうです。
猫達にかける言葉はいつも同じです。
生きていればいいこともあるよ。
だからがんばろう。
できるだけ手助けするから。
だから少しでも健康になって、命をつなげよう。
私はそれしか望みません。
そんな事に地位もお金も何も要らないです。
もとより、
どちらもこの手は4匹の猫でいっぱいで
隙間すらないのですから。
動物が動物としての命を終えるまで
見守ってくれる家族のあること。
そしてそれらが
家族に出会える機会を作れる
北里の彼らの
ただ掛け値なく
働くその真摯なその姿を
この本を読んで
どうか1人でも
そのことを覚えていてくださいますように。
「犬部!」は現在少年漫画でも掲載中です。
文章はちょっと、と言う方でもOKです。
犬部!-ボクらのしっぽ戦記‐
WEBコミック 「クラブサンデー」
原作 片野ゆか
漫画 高倉陽樹
シナリオ協力 はまなかあき
*******************
私のかわいい4人の子どもたちです。
この子たちも
いろんな人の気持ちで助かった命です
すべての子らの命を守る「父母」に
感謝を込めて
かな猫
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