猫話(153)
2011年4月7日(木)
ロミィの涙
猫話×153

数週間前から
深夜、横になると
階下から咳の音がかすかに聞こえていた。
そして我が家の押入れから
タバコの匂いがしてくる。
この家は大家さんが自ら建てたそうなのだが
どうも我が家の寝室の押入れと
階下の寝室の押入れの気密が良くないらしく
下でおじいさんが寝煙草をするその煙が
上がってくるらしかった。
居間はまったく音も
煙草の匂いもしないのだが
何故か寝室の押入れだけは
匂いが上がってくるのだった。
おじいさんが夜咳き込んで起きると
そのまま床で一服してもう一度寝るらしい。
聞こえるほどの咳をするくらいなら
吸わなければいいのに・・・
そう思いつつ苛立ちながら押入れを閉める。
押入れの薄暗い環境の大好きな まおさんは
閉められたことに不満でいつまでも鳴き続ける。
抱き上げた彼女の身体からも
煙草の酷い臭気がして
ウエットタオルで彼女の身体を拭く。
お母さんがアレルギーでごめんね。
ごめんねごめんねと拭き続けるうちに
涙がぼたぼたとまおさんの身体に落ちる。
東京の専門医で診断を受けてから
もう6年になる。
その間ずっと私は
他人の嗜好品に苦しめられている。
もっと酷い人はたくさん居る。
だから、まだ自分はましなほう。
だから我慢しなくては・・・。
そう思いながら逃げ場のない悲しさに
何度か本当に死のうかなと思ったこともあった。
煙草のアレルギーだと診断されたからだ。
親が元々二人とも酷いヘビースモーカーだったために
私の許容範囲は簡単にあふれてしまったらしい。
まおを残しては死ねない。
いっそ彼女を殺して自分もと
まおの首に手をかけても
まおは黙って私を見つめ
喉を鳴らしている。
どうしてその信頼しきった目を
裏切ることができるだろうか。
そのままだらだらと私は生きながらえてきた。
まおさんの存在のおかげで。
階下の人間がヘビースモーカーだと
気づいたのは引越しの際の
挨拶のときだった。
挨拶の際にあけた階下のドアからの
煙草の強烈な臭気で
涙が止まらなくなって
咳き込みながらの挨拶だった。
冬はいいけれど
夏になって窓を開けるようになったら
どうしたらいいんだろう。
そうなれば前の家のように
窓を開けれないままで
生活しなくてはならない。
引越ししたばかりの部屋の
白いフロアの床板に
鼻血がボタボタと落ちるのを
私は泣きながら見つめていた。
切なくて涙が出た。
数日前
家のチャイムが鳴って玄関に出てみると
そこに階下のおじいさんがいた。
お出かけなのか
見たこともないような
こざっぱりとした服を着ていた。
家の前の道路には
タクシーが止められていた。
おじいさんは
「今日入院してすぐに手術するんだ」と言った。
「もう肺が潰れていて
手術しないとダメなんだ」と。
あの咳は
そういうことだったのかと
驚くと同時に
それでもまだ煙草を吸っていたのかと言う
驚きが怒りになってさらに呆れてしまい
私はただただ呆然とするばかりだった。
「で。すまんけどね、猫なんだ。
やっぱり手術はしないで欲しい。
俺が手術する段でやっぱり俺も怖いから
猫も怖いと思うんだ。
だからやめてほしい。」
そう言うとおじいさんは
タクシーに乗り込んで行ってしまった。
「・・・・」
苦々しい思いでポストを見ると
ちらしの裏にマジックで
おじいさんが書いただろう手紙が入っていた。
「下のプラスチックのバケツに
猫の餌が入っているので
俺が退院するまで餌をやってて欲しい。
もう暖かくなってきたんで
外でもこいつらは大丈夫だろうと思うから。」
・・・・・・・・・。
「メスねこの名前はロミィ・オスねこはゴン太です」
・・・・・・。
シマ姐さんロミィは
階段の下に置かれた皿に
たっぷり盛り付けられたオカカを
モリモリと食べていた。
トラジロウ ゴン太は
私に警戒しているのか
全然近寄ってこなかった。
ロミィも私が近寄るとさっと逃げてしまう。
・・・・・・・
くそじじい
だまし討ちやんけ!!!!
いらだつ気持ちでそのまま部屋に戻り
風呂場ーズが使っていた
猫箱と猫ベッドとウオーターサーバーを用意して
階段下の雨の当たらないだろう場所に設置した。
猫箱の中には新しいフリースをしいてやった。
「猫に罪はないんだ。猫には。」
ひたすらに自分に言い聞かせて設置をし
そのまま部屋に戻って私はフテくされていた。
夕方
買い物に出かけようと
私が階段を降りると
ロミイが走ってきて激しく鳴いた。
そしてしきりにおじいさんの家の
玄関の前と私の場所をぐるぐると
ただ鳴きながらうろつく。
言いたいことはわかっている
このドアを開けて欲しいのだ。
「・・・そうだよね。今までおじいさんの
おうちの暖かい場所にいたんだもんね。
でも、おばちゃんね、
そこを開けることができないの。
だから
ごめんね。ロミィ」
ロミィの頭をなでようとして
かざした手に
ロミィはガブッと食いついた。
穴があいて血がぶっくりと出た。
「こーのーくそねこー!!!
てめぇじじいに良く似てるわ
このドアホがー!!」
怒鳴りたいキモチをこらえて
首筋をがっと掴むと
コートにくるみ
がしっと抱えて
ぐりぐりぐりぐりと
ロミィを上から揉みしだいてやった。
そして
「大丈夫。お前は悪くない。
お前が悪いんじゃない。
おばちゃんがついとるで。
じいちゃん戻るまで一緒に待とうな。」
小さな声でロミィに話しかけて
抱え込んだコートの上から
ゆっくりとなでた。
最初は硬直していたロミィが
ごろ。ごろ。ごろ。
と静かにのどを鳴らし始めてくれた。
「もうええかな。」
地面に下ろしたロミィは逃げもしないで
私のほうを見つめている。
見上げたロミィの目には
大粒の涙が溜まっていた。
ロミィも悪気があったんじゃない
彼女も不安で不安でしょうがないんだ。
こんな時。いつも思う。
神様はどうして
私をこんなに無力に作ったのか。
本当に本当に
ただ、ただ 切なくなる。
私の両手はたった2本で
その右手には眞緒がいるのに。
どうしてこんなに
酷い選択を私に与えなさるのか。
「神様って奴も
ただの空気読めない
クソジジイだよなー」
ふてくされてつぶやいてみる。
本当にどいつもこいつも
くそじじいばっかりだ!!!
やるせなくてただ涙だけが出る。
階下のおじいちゃんが
病院に行って早4日
ゴン太は姿を見せなくなった。
ロミィは階段下から道路を見つめている。
猫箱に入ったままで。
大好きな人が帰るのを。

深夜、横になると
階下から咳の音がかすかに聞こえていた。
そして我が家の押入れから
タバコの匂いがしてくる。
この家は大家さんが自ら建てたそうなのだが
どうも我が家の寝室の押入れと
階下の寝室の押入れの気密が良くないらしく
下でおじいさんが寝煙草をするその煙が
上がってくるらしかった。
居間はまったく音も
煙草の匂いもしないのだが
何故か寝室の押入れだけは
匂いが上がってくるのだった。
おじいさんが夜咳き込んで起きると
そのまま床で一服してもう一度寝るらしい。
聞こえるほどの咳をするくらいなら
吸わなければいいのに・・・
そう思いつつ苛立ちながら押入れを閉める。
押入れの薄暗い環境の大好きな まおさんは
閉められたことに不満でいつまでも鳴き続ける。
抱き上げた彼女の身体からも
煙草の酷い臭気がして
ウエットタオルで彼女の身体を拭く。
お母さんがアレルギーでごめんね。
ごめんねごめんねと拭き続けるうちに
涙がぼたぼたとまおさんの身体に落ちる。
東京の専門医で診断を受けてから
もう6年になる。
その間ずっと私は
他人の嗜好品に苦しめられている。
もっと酷い人はたくさん居る。
だから、まだ自分はましなほう。
だから我慢しなくては・・・。
そう思いながら逃げ場のない悲しさに
何度か本当に死のうかなと思ったこともあった。
煙草のアレルギーだと診断されたからだ。
親が元々二人とも酷いヘビースモーカーだったために
私の許容範囲は簡単にあふれてしまったらしい。
まおを残しては死ねない。
いっそ彼女を殺して自分もと
まおの首に手をかけても
まおは黙って私を見つめ
喉を鳴らしている。
どうしてその信頼しきった目を
裏切ることができるだろうか。
そのままだらだらと私は生きながらえてきた。
まおさんの存在のおかげで。
階下の人間がヘビースモーカーだと
気づいたのは引越しの際の
挨拶のときだった。
挨拶の際にあけた階下のドアからの
煙草の強烈な臭気で
涙が止まらなくなって
咳き込みながらの挨拶だった。
冬はいいけれど
夏になって窓を開けるようになったら
どうしたらいいんだろう。
そうなれば前の家のように
窓を開けれないままで
生活しなくてはならない。
引越ししたばかりの部屋の
白いフロアの床板に
鼻血がボタボタと落ちるのを
私は泣きながら見つめていた。
切なくて涙が出た。
数日前
家のチャイムが鳴って玄関に出てみると
そこに階下のおじいさんがいた。
お出かけなのか
見たこともないような
こざっぱりとした服を着ていた。
家の前の道路には
タクシーが止められていた。
おじいさんは
「今日入院してすぐに手術するんだ」と言った。
「もう肺が潰れていて
手術しないとダメなんだ」と。
あの咳は
そういうことだったのかと
驚くと同時に
それでもまだ煙草を吸っていたのかと言う
驚きが怒りになってさらに呆れてしまい
私はただただ呆然とするばかりだった。
「で。すまんけどね、猫なんだ。
やっぱり手術はしないで欲しい。
俺が手術する段でやっぱり俺も怖いから
猫も怖いと思うんだ。
だからやめてほしい。」
そう言うとおじいさんは
タクシーに乗り込んで行ってしまった。
「・・・・」
苦々しい思いでポストを見ると
ちらしの裏にマジックで
おじいさんが書いただろう手紙が入っていた。
「下のプラスチックのバケツに
猫の餌が入っているので
俺が退院するまで餌をやってて欲しい。
もう暖かくなってきたんで
外でもこいつらは大丈夫だろうと思うから。」
・・・・・・・・・。
「メスねこの名前はロミィ・オスねこはゴン太です」
・・・・・・。
シマ姐さんロミィは
階段の下に置かれた皿に
たっぷり盛り付けられたオカカを
モリモリと食べていた。
トラジロウ ゴン太は
私に警戒しているのか
全然近寄ってこなかった。
ロミィも私が近寄るとさっと逃げてしまう。
・・・・・・・
くそじじい
だまし討ちやんけ!!!!
いらだつ気持ちでそのまま部屋に戻り
風呂場ーズが使っていた
猫箱と猫ベッドとウオーターサーバーを用意して
階段下の雨の当たらないだろう場所に設置した。
猫箱の中には新しいフリースをしいてやった。
「猫に罪はないんだ。猫には。」
ひたすらに自分に言い聞かせて設置をし
そのまま部屋に戻って私はフテくされていた。
夕方
買い物に出かけようと
私が階段を降りると
ロミイが走ってきて激しく鳴いた。
そしてしきりにおじいさんの家の
玄関の前と私の場所をぐるぐると
ただ鳴きながらうろつく。
言いたいことはわかっている
このドアを開けて欲しいのだ。
「・・・そうだよね。今までおじいさんの
おうちの暖かい場所にいたんだもんね。
でも、おばちゃんね、
そこを開けることができないの。
だから
ごめんね。ロミィ」
ロミィの頭をなでようとして
かざした手に
ロミィはガブッと食いついた。
穴があいて血がぶっくりと出た。
「こーのーくそねこー!!!
てめぇじじいに良く似てるわ
このドアホがー!!」
怒鳴りたいキモチをこらえて
首筋をがっと掴むと
コートにくるみ
がしっと抱えて
ぐりぐりぐりぐりと
ロミィを上から揉みしだいてやった。
そして
「大丈夫。お前は悪くない。
お前が悪いんじゃない。
おばちゃんがついとるで。
じいちゃん戻るまで一緒に待とうな。」
小さな声でロミィに話しかけて
抱え込んだコートの上から
ゆっくりとなでた。
最初は硬直していたロミィが
ごろ。ごろ。ごろ。
と静かにのどを鳴らし始めてくれた。
「もうええかな。」
地面に下ろしたロミィは逃げもしないで
私のほうを見つめている。
見上げたロミィの目には
大粒の涙が溜まっていた。
ロミィも悪気があったんじゃない
彼女も不安で不安でしょうがないんだ。
こんな時。いつも思う。
神様はどうして
私をこんなに無力に作ったのか。
本当に本当に
ただ、ただ 切なくなる。
私の両手はたった2本で
その右手には眞緒がいるのに。
どうしてこんなに
酷い選択を私に与えなさるのか。
「神様って奴も
ただの空気読めない
クソジジイだよなー」
ふてくされてつぶやいてみる。
本当にどいつもこいつも
くそじじいばっかりだ!!!
やるせなくてただ涙だけが出る。
階下のおじいちゃんが
病院に行って早4日
ゴン太は姿を見せなくなった。
ロミィは階段下から道路を見つめている。
猫箱に入ったままで。
大好きな人が帰るのを。

2011年4月3日(日)
はじめての「ともだち」
猫話×153

お久しぶりです。かな猫でございます。
帯広での移転生活もやっと4ヶ月目に突入しました。
環境の変化についていけないのでは?と
一番心配だった愛猫のまおさんも
やっとここでの生活になじんできたようです。
馴れない生活でのストレスで痩せた体重も
きっちりリバウンド太りをしております。
やはり若く見えても10歳。
いろんな部分でまるくなってきたなぁ。
特に性格。ええ。性格。
この方、
小さいときから室内のみで
大事に大事に育てすぎたせいか
他の猫大嫌い。
家族以外の人間大嫌い。
そんな性格でございまして。
先日、里子にいったはなちゃんとは
雲泥の差の性格でございます(涙)
その怒りが爆発した際には
ようつべなどで有名な「さしみさん」並の
攻撃を他人に与えまくるほどでございました(涙)
参考動画:激怒猫「さしみさん」
特に宅配の方などはよく狙われて
できるだけあわさないようにしていたのですが・・・
ケガをさせてしまったことも・・・(涙
ですが、ここ最近は積極的に襲うのではなくて
ひたすら押入れに逃げる状態で
ああ、年を取ったんだなぁと思っておりました。
ところが・・・
先日の風呂場ーズの面接の際に
はなちゃんの飼い主さんとお友達の方を
うなりもせずだまって
顔を見ていたと言う
不思議なことがあったのです。
はなちゃんに対してもうなりもせず
遊んでいるのを遠くからじーっと見るだけ。
(マルさんには飛び掛って行きそうになった・汗)
うーん。。。気まぐれだったのかなぁと
不思議に思っていたのです。
ところが、つい最近、
姉の子が家によくやってくるようになりまして。
2回目の際には逃げもせず
ずっと同じ居間でくつろぐといったことがありました。
そして三度目くらいのとき。
姪が「おばちゃんー」と呼びかけるので
後ろを振り返ると・・・
そこには姪に抱っこされて
和んだまおさんの姿が。
「ぇええええええええええええ!!」
びっくりしました!!
なんでもまおさんのほうから
だまって膝の上に
上がってきたのだということで。
いままで10年間
まおさんが
そんなことをした人は居なかったからです。
それもたった3回会っただけでとは!
偶然はそれだけでは終わらず
先日、
「ネーヤン!ネーヤン!」
と聞こえる変な鳴き方をして
窓に張り付いていたので
「あら、姉やん(姪のこと)きてるの~?」
と冗談で覗いてみたら・・・
本当に姪がこちらに向かって歩いてきているのが
窓から見えたんですよ。
びっくりしました(大汗)
今では姪が来ないかと
窓にはりついて待っているほどです。
そして、
姪がくるとはしゃいで
遊んでもらい、甘えまくっている姿に
・・・どこの猫だろう。コレ・・・(汗
と悩むことも(苦笑
人格が変わるっていう言葉もありますけれど
猫格も変わることがあるんですねぇ。
10年目にしてやっと出来た
まおさんのおともだちに
複雑な心境の私だったりしますが、
この心境の変化で
もしかしたら他の猫もOKになるかも??と
ちょっと期待してしまう今日この頃です。
=======================
その姪より数多く我が家にやってきている
私の姉をまおさんは
まったく認めておりません(笑)
姉が来ると押入れに篭って出てこず
ハヨカエレヤー!!
と言う形相で見ています・・・(笑
姉。・・・カワイソウに ^^;
帯広での移転生活もやっと4ヶ月目に突入しました。
環境の変化についていけないのでは?と
一番心配だった愛猫のまおさんも
やっとここでの生活になじんできたようです。
馴れない生活でのストレスで痩せた体重も
きっちりリバウンド太りをしております。
やはり若く見えても10歳。
いろんな部分でまるくなってきたなぁ。
特に性格。ええ。性格。
この方、
小さいときから室内のみで
大事に大事に育てすぎたせいか
他の猫大嫌い。
家族以外の人間大嫌い。
そんな性格でございまして。
先日、里子にいったはなちゃんとは
雲泥の差の性格でございます(涙)
その怒りが爆発した際には
ようつべなどで有名な「さしみさん」並の
攻撃を他人に与えまくるほどでございました(涙)
参考動画:激怒猫「さしみさん」

特に宅配の方などはよく狙われて
できるだけあわさないようにしていたのですが・・・
ケガをさせてしまったことも・・・(涙
ですが、ここ最近は積極的に襲うのではなくて
ひたすら押入れに逃げる状態で
ああ、年を取ったんだなぁと思っておりました。
ところが・・・
先日の風呂場ーズの面接の際に
はなちゃんの飼い主さんとお友達の方を
うなりもせずだまって
顔を見ていたと言う
不思議なことがあったのです。
はなちゃんに対してもうなりもせず
遊んでいるのを遠くからじーっと見るだけ。
(マルさんには飛び掛って行きそうになった・汗)
うーん。。。気まぐれだったのかなぁと
不思議に思っていたのです。
ところが、つい最近、
姉の子が家によくやってくるようになりまして。
2回目の際には逃げもせず
ずっと同じ居間でくつろぐといったことがありました。
そして三度目くらいのとき。
姪が「おばちゃんー」と呼びかけるので
後ろを振り返ると・・・
そこには姪に抱っこされて
和んだまおさんの姿が。
「ぇええええええええええええ!!」
びっくりしました!!
なんでもまおさんのほうから
だまって膝の上に
上がってきたのだということで。
いままで10年間
まおさんが
そんなことをした人は居なかったからです。
それもたった3回会っただけでとは!
偶然はそれだけでは終わらず
先日、
「ネーヤン!ネーヤン!」
と聞こえる変な鳴き方をして
窓に張り付いていたので
「あら、姉やん(姪のこと)きてるの~?」
と冗談で覗いてみたら・・・
本当に姪がこちらに向かって歩いてきているのが
窓から見えたんですよ。
びっくりしました(大汗)
今では姪が来ないかと
窓にはりついて待っているほどです。
そして、
姪がくるとはしゃいで
遊んでもらい、甘えまくっている姿に
・・・どこの猫だろう。コレ・・・(汗
と悩むことも(苦笑
人格が変わるっていう言葉もありますけれど
猫格も変わることがあるんですねぇ。
10年目にしてやっと出来た
まおさんのおともだちに
複雑な心境の私だったりしますが、
この心境の変化で
もしかしたら他の猫もOKになるかも??と
ちょっと期待してしまう今日この頃です。
=======================
その姪より数多く我が家にやってきている
私の姉をまおさんは
まったく認めておりません(笑)
姉が来ると押入れに篭って出てこず

と言う形相で見ています・・・(笑
姉。・・・カワイソウに ^^;
2011年2月26日(土)
床下猫 あげいん
猫話×153

3匹の兄妹猫。
風呂場ーズ(元床下猫)がいなくなって
さぞやかな猫さん寂しいでしょう~。
と、お会いする皆さんが慈愛の瞳で
優しく接してくださるのですが・・・
えーと。
家にはもともとの先住猫もいます。
なんやねんの(怒)
い、、いえなんでもないです。
子猫はやっぱかわいいなーとか言ってませんよ
ふわふわーとかはしゃいでませんよ!
誤解されてる方もいらしたので
このままじゃなんか
寂しい寂しい詐欺って言われそうなので訂正(汗
それに・・・・
他にもいるんです。ええ。
「え、まさかまた拾った?!」
いえいえ。そうじゃないんですよ~。
ん?またどこからかアオーンアオーンって
声が聞こえますわね。
ベランダから外を見ると・・・

ん?!

おちっこジョ~っと。
ああ、階下のおじいさんのとこの
シマ姐さんか(==;
ねぇ、シマ姐さん・・・。
そこね。いま雪がこんもりだけどね・・・。
うちの庭なんですよ。うん。
いや、おしっこは大切だよ
大切だけどね。うん(汗)
ベランダあけるとさ、にゃんこ尿臭いんですよ。
どうにかならんですかね。それ(汗)

アタシャ知らないよっと~。
うううう。消臭剤まいとこう・・・。
また裏のおばーちゃんに
アンタんち臭いよって言われちゃう~(涙
えーと、せめてウンチョスだけでも拾うかな・・・
と、ゴミ袋を探していると・・・
キッチン側の窓のほうからも
ガサガサガサという音が・・・
窓をあけて下を見ると・・・

なんか見える・・・・。
猫のアタマ・・・?
シマ姐さん??

あぁ?なんだおめぇヤルのか??
(==;
階下のおじいさんとこの
トラジロウあんちゃんやないですか・・・。
お願いだから下から睨まないでください(涙)
ですので皆様、、、、
こんな状態ですので
かな猫の家の猫濃度は
ぜんぜん低くなっておりません
ご安心(?)くださいませ。
現在シマ姐さんの避妊手術をおじいさんに提案中です。
はー・・・どうなることやら(汗
**************************
ちなみに
トラジロウあんちゃんの写真の
写り方ってどうなってるの??
と言う方のために
簡単な図を描いてみました。

おじいさんが外出する際に
2匹の猫は外に出されちゃうので
煙突の近くで暖を取っているようなのです。
うちのキッチン側の窓は
宙に浮いた形になっていまして。
よく言えば
ラピュタのような家です(汗)
地震が怖いけどw
ある意味彼らも床下猫ですネ。
風呂場ーズ(元床下猫)がいなくなって
さぞやかな猫さん寂しいでしょう~。
と、お会いする皆さんが慈愛の瞳で
優しく接してくださるのですが・・・
えーと。
家にはもともとの先住猫もいます。

い、、いえなんでもないです。
子猫はやっぱかわいいなーとか言ってませんよ
ふわふわーとかはしゃいでませんよ!
誤解されてる方もいらしたので
このままじゃなんか
寂しい寂しい詐欺って言われそうなので訂正(汗
それに・・・・
他にもいるんです。ええ。
「え、まさかまた拾った?!」
いえいえ。そうじゃないんですよ~。
ん?またどこからかアオーンアオーンって
声が聞こえますわね。
ベランダから外を見ると・・・

ん?!

おちっこジョ~っと。
ああ、階下のおじいさんのとこの
シマ姐さんか(==;
ねぇ、シマ姐さん・・・。
そこね。いま雪がこんもりだけどね・・・。
うちの庭なんですよ。うん。
いや、おしっこは大切だよ
大切だけどね。うん(汗)
ベランダあけるとさ、にゃんこ尿臭いんですよ。
どうにかならんですかね。それ(汗)

アタシャ知らないよっと~。
うううう。消臭剤まいとこう・・・。
また裏のおばーちゃんに
アンタんち臭いよって言われちゃう~(涙
えーと、せめてウンチョスだけでも拾うかな・・・
と、ゴミ袋を探していると・・・
キッチン側の窓のほうからも
ガサガサガサという音が・・・
窓をあけて下を見ると・・・

なんか見える・・・・。
猫のアタマ・・・?
シマ姐さん??

あぁ?なんだおめぇヤルのか??
(==;
階下のおじいさんとこの
トラジロウあんちゃんやないですか・・・。
お願いだから下から睨まないでください(涙)
ですので皆様、、、、
こんな状態ですので
かな猫の家の猫濃度は
ぜんぜん低くなっておりません
ご安心(?)くださいませ。
現在シマ姐さんの避妊手術をおじいさんに提案中です。
はー・・・どうなることやら(汗
**************************
ちなみに
トラジロウあんちゃんの写真の
写り方ってどうなってるの??
と言う方のために
簡単な図を描いてみました。

おじいさんが外出する際に
2匹の猫は外に出されちゃうので
煙突の近くで暖を取っているようなのです。
うちのキッチン側の窓は
宙に浮いた形になっていまして。
よく言えば
ラピュタのような家です(汗)
地震が怖いけどw
ある意味彼らも床下猫ですネ。
2011年2月25日(金)
それでも言いたい
猫話×153
猫カフェさんのバザーで
遠く本州のほうからも応募してくださった方がいて
私のつたない製作物を買ってくださったのは
以前の日記にも書きました。
ですが本日、店長さんにお会いする機会がありまして
お話を聞いたところ
代金のほかに寄付金まで振り込んでくださって
なおかつ、バザーに使ってくださいと
贈答品などのプレゼントまで送ってくださったそうです。
これまでも、猫カフェさんには
一度もお会いしたことも、
お話を聞いたこともない方なんだけど
遠く本州から 猫缶やら猫砂を送ってくださる方とか
猫の治療費の足しにしてくださいと
少しづつ送ってくださる方とかがいて
それらの方らにどれだけ励まされてるか
店長さんはそう言っておられました。
そしてWishに来て下さる皆さんや
気にかけてくださっている皆さん
ボランティアしてくださる皆さんに
本当に感謝しておられ
だから私もがんばると笑顔で言っておられました。
見えない皆さんの手が
猫らをしっかり抱いててくださってるで
Wishの猫らは あんなにええ顔してるんやね。
なんかね、
もう 胸がいっぱいでいえないんだけどね
それでも言わせてください。
ほんまにほんまに
ありがとう。
十勝という寒空の下に生まれた ちいさなけものに
暖かい希望の光を 本当に本当にありがとうございます。
私も頑張ります。 ありがとうございます。
遠く本州のほうからも応募してくださった方がいて
私のつたない製作物を買ってくださったのは
以前の日記にも書きました。
ですが本日、店長さんにお会いする機会がありまして
お話を聞いたところ
代金のほかに寄付金まで振り込んでくださって
なおかつ、バザーに使ってくださいと
贈答品などのプレゼントまで送ってくださったそうです。
これまでも、猫カフェさんには
一度もお会いしたことも、
お話を聞いたこともない方なんだけど
遠く本州から 猫缶やら猫砂を送ってくださる方とか
猫の治療費の足しにしてくださいと
少しづつ送ってくださる方とかがいて
それらの方らにどれだけ励まされてるか
店長さんはそう言っておられました。
そしてWishに来て下さる皆さんや
気にかけてくださっている皆さん
ボランティアしてくださる皆さんに
本当に感謝しておられ
だから私もがんばると笑顔で言っておられました。
見えない皆さんの手が
猫らをしっかり抱いててくださってるで
Wishの猫らは あんなにええ顔してるんやね。
なんかね、
もう 胸がいっぱいでいえないんだけどね
それでも言わせてください。
ほんまにほんまに
ありがとう。
十勝という寒空の下に生まれた ちいさなけものに
暖かい希望の光を 本当に本当にありがとうございます。
私も頑張ります。 ありがとうございます。