猫話(153)


2014917(水)

寝不足と置き去りっ子

猫話×153

一昨日、
バイトが終わって帰宅した時、
久々にお向かいの奥さんが走ってきて声をかけた。


以前もうちの階下のおじいさんの猫の事や
通過する野良猫などの事で相談を受けた人だ。






「あのね、ちょっと猫がいるんだけど」








(ぇーまたぁ???*心の声)







「えーと、どういうことでしょうか?」







聞けば野良猫の母猫が
数匹(たぶん4匹程)を

移動させる中間地点に

そのお宅の庭の廃材置き場を選んだ模様。



で、2匹が残っていると言う。












「あー。
それ、もしかして母猫は白黒のハチワレですか?」




「そうそうそうそう!」





ぁー、、昨年の秋くらいに生まれたらしい
白黒を近所で何度か見かけている。


懐き具合は警戒レベル4程で
人に触らせる子ではなかった。



あいつ、やっぱ♀かー(汗)


たぶん、まだ移動させてる途中だと思うので
人が関与しすぎる事で放棄されかねないので
近寄らない事や、餌などの心づけもしないよう
伝えて家に戻った。




「でもね、、居つかれちゃ困るのよ!!」



ソウデスネー。デモデスネー。





「あんなに鳴いて・・・
ミルクでもあげたほうがいいのかしら??
敷地で死なれちゃ困るし。

あなた餌とか持ってるでしょ?それやっちゃダメ?








をい。人の話しを聞け。コラ(汗)





「猫が居着く条件には
安全な餌場だと認定されたと言う認識があるんですよ。
いつもうるさく、追い立てるような人がいる家には
通り道として通過はしても住み着くことはまれです。
餌を安易にあげる事で
外敵のカラスやキツネやイタチなどを
現場に引き寄せる事にもなりますよ。」






「でも、あんなに鳴いて・・・」








「ちなみに野良の他の猫も
あのくらいのサイズを噛み殺す事はあります

安易に餌を置くことで
それらが居着くこともあります。

まだ親が戻ってこない確証がないので
そのままにしておいて近寄らないで下さい」







「でも、あんなに鳴いて・・・」






「えーと、親猫に対する
ぼくはここにいるよー
助けておかーさーんっていう
アピールなんですよ。
あの声で親を刺激するんです。」








「でも、こんなとこに入り込んで
もし死んだりしたら・・・」







「親猫が狩りに行って1日戻らないとかもありますし
あのサイズでなおかつ栄養状態もまだかなり良いですから
今日明日死ぬとかはないですよ。



死んでた場合には呼んで下さい。私が片付けますから」












「そうなの。。。???
じゃ、しばらく放置しておくわね」









だーかーらー(汗)






そうしてと何度も(ry







その現場は

その家の玄関から通らないと行けない場所で
裏は大きなマンションに塞がれて
なかなか他人は入り込めない場所になっている。



これなら、

他人が入り込んで親猫が来ないとかは無さそうだ。












昨日。


バイトはイレギュラーな休み。


さて何をしようか。

洗濯をしてー、掃除してー。

野菜の片付けをー。





午後から本屋にでも…と





外出た時、またお向かいの奥さんが(汗)








「あのね!!1匹は居なくなったけれど
一番小さなのが残ってるの!!」






あ、そーですか(汗)




「でね、親が1匹だけ連れて行って
もう戻ってきてないらしいの!」




聞けば

庭にしょっちゅう出ては見てたらしい(汗)


しかも裏のマンションの住人も
しょっちゅう窓から顔を出して
猫の動向を伺っていたようだ。




あのなぁ(^^;





そっとしとけと何度(ry








サイレンのような子猫の鳴き声が
マンションの壁に響いている。






あの母猫の状態を思えば、


この子は放棄されたのかもしれない。

その可能性はかなり濃くなった。









「ねぇ、捕まえられないの?!」




んー。


どう見ても2ヶ月~3ヶ月の微妙なサイズ。

離乳はまだ微妙だし

ヘタするとまだ食物系をクチにしてない可能性もある。




走り回る早さは相当なもので

近寄っただけで廃材のしたに潜り込んでしまう。







「まー。無理ですね。」

栄養がよく回っていて元気すぎる。
これを捕まえろと言うのは


海のマグロを素手で一本取りしろって
言うくらいの無茶ぶりだ。








「貴方の家で飼えばどう??」







「うちは本来2匹まで、最低でも3匹ってとこを
無理やり4匹でねじ込んだ家でしてね。


おんだされるわっ!(汗)









それに基本、こういう事には関与したくない。




批難されるかも知れないけれど
正直な話。






この子を安易に持ち込んで
もし、パルポなどの病気に感染していた場合

持ち込んだうちの猫らは全滅だろう。


もし、行きつけの動物病院などに
持ち込んでその際に発覚すれば

その病院は完全に数日閉鎖になる。


そのくらいパルポは恐ろしい。

見た目だけでは判断できない。

拾った時は元気でも1周間程で・・・
と言うケースも良くある。



原虫や白血病。そしてエイズ。
ウイルス。

いくらでも危険性はある。

猫に罪はないけれど、

人が無知で安易に混ぜる危険性は
飼い猫には計り知れない。







このくらいのサイズだと
捕獲器をかけても
1日中見張っていないと
ヘタすると首を挟んで死亡とかありえる(汗)





「仕事休めないしなー・汗」

9月の末までバイトは続く予定。
その後もありうるわけで。





それにギャラリーが多すぎて
入るかどうかすら怪しい。






何より捕獲した後の問題だ。





「一体誰が飼うんですか・汗」









「どっかに猫を貰ってくれる施設あるんでしょ
マンションのSさんから聞いたわよ。
なんかNPOかなんかの」








あー。はいはい。ありますね。うん。









「え。毎月の預かり飼育費出してくれるんですか?
さすが奥さんはお金モチですね♪」









「え、なにそれ、お金取ってるの?!」






「まぁ経費はかかるでしょ。普通」





「えー!!何それ。ボランティア団体なのに

金取るの?? 詐欺じゃない。
それじゃ商売じゃない!!」







「NPOって言っても、運営ですし、
給与も出てるんですから。当然ですよ」






「ぇええー!!(怒)」









わーい。無理解にも程があるよー(^ム^)






まぁ、しょうないわな(汗)
まぁ興味ない人の意識なんかそんなもんだよな。
ウン。





寄付金や税金でまかなえばいいのに、
野良なんだから!と取り付く島もない(汗)








ははははコヤツめ。無茶いいおるw










お金がかかるのは絶対しない。無理!

と言われたのでさらに路線変更。





とりあえず懐かせて捕獲するか
さもなきゃ弱った所を捕獲するか。
その提案も



どちらもお好みに合わないらしい。







どうしろとー(笑)









12時夜半を過ぎても子猫は鳴いていた。


結構な大音響で鳴いてたようで
マンションの他の方も
しょっちゅう窓から伺っていたようだ。



さて困ったなー。(ーー;








とりあえず猫箱を作って
フカフカボアと湯たんぽを用意し
中に仕込み


フリースをかけて

入り口を子猫が出入りする方へ向け



設置しておいた。


本当は余計なニオイを付けたくなかったけれど
しょうがない。








目覚ましをかけ
1時間置きに様子を見たけれど


それから声は止んだように思えた。



耳を澄ませても
子猫の声は聞こえない。





9時現在、庭は静かなままだ。








もし残っていたら


捕獲せなあかんのか


町内とも相談しなくてはならない。






うちの猫だけで手一杯だっつーに。もー・・・。






おかーさん猫が迎えに来ることを祈りつつ

今日もバイト行ってきます。




戻って
子猫の迎えが来ず


まだ残っているなら
また対策を考えます。


ちょっとだけ眠いのと疲れるねー。


社会人として失格かも。ダメだなぁ。。。ホント




まおさんも体調が良くないし
問題は山積みです・・・・。



2014730(水)

「ベランダ猫」再び

猫話×153

我が家のベランダが何やら騒がしい。




カタン・カタカタン・・・









「おーい、ボスー。ちょっとニャルソックしてー」










画像

かーやん大変ニャ!!
知らない猫がいるニャりよ!





にーやんよか
真っ黒でカッコいい
ガングロ猫ニャ!





画像
ちょ、、、ボクよか黒いとかどんなヤツなん!





えー?黒猫??

このへんじゃ最近見かけてないけどな・・・。




窓からはよく見えないな・・・。













玄関からベランダに回るかー。













「ガチャ」











「!!」


















画像
どもーナカムラガングロゥですー。





が、、、




ガン黒ってアータ(汗)



カラスやんwwwww






つか、なんでこいつ逃げないの???











えーと、えーとこんな時の

カラス族の言葉でこんにちはって


どう言うんだっけ。(無謀)












「えーと、、クワックワァ?」






カラス、急に近寄ってきた!


画像

「クワルクワァア」
(訳 どもー。こんちゃー)




うわ、、、通じてるよwwwwwマジかよwww










幼少のみぎりに

犬と猫とカラスに
私が子守されてたって話
 は

本当だったんですね。マイ・ママン(涙)

(実話らしいですよ。)





さ、、、さらに近寄ってきた!!




画像

「クワクワゥ」

(訳 あんねぇ、しんどいのさ)







ん?なん??



お前、羽、





右肩どうにかしたん?
羽がずれてるね。






そおーっと触ってみたけど、逃げないんで

羽を引っ張ってみると




羽がどうやら折れたか筋が切れたのが
くっついて盛り上がってきた感じ。



でも一部がちょっと膿んでるので
熱が出ててだるいみたい。


オロナインもってきて
肉が膿んだ部分に塗り塗り。




「クワァー」





そしたら向かいの電柱まで
飛んで移動していった。








ああ、あんなに肩んとこがズレてても
飛べるのは飛べるんだね。


飛行には問題ない模様。






まぁ、何にしろケガもひどくなくてよかった。



結構いい年のカラスのようだし
交通事故にでもあったんかな。






**野鳥を飼う事や捕獲は法律で原則禁止されてます**




けど、野鳥の側から
遊びに来るのはどうなんだろー。



怒られるんかしら。


餌とかやってるわけじゃないんだけどね^^;











画像

なんなのよアイツ。おかーさんに馴れ馴れしい!






画像

かーさん、




アタシが怒らないうちに
お付き合いはやめておきなさい。




ね?

^ー^








す。。すいません。まおさん。







いきなりやってきた懐っこい「黒猫」の話でした。




ではまた!



201462(月)

暑苦しい 我が家の オキテ

猫話×153

暑苦しい 我が家の オキテ

こんにちは。 アツイです。


言わなくてもいいじゃねぇかって方には大変失礼。


ゴメンナサイネ。





さて猫と暮らして一番つらい季節が来ました。

そう。夏。

もれなくはっつく毛玉との戦いの夏です。




猫を飼ってみて
しみじみ思うのは


コイツらみんなオキテに厳しい。ってことです。





猫って、なんか自分で勝手にオキテ作りません?


飼ったことない人によく言われるのは
猫はわがままで気まぐれな性格って言うのがあるんですが


ところがどっこい



キッチリしててそれのオキテを破るものを
ネチネチイヤミ言っちゃうくらい
なんか厳しい面が。

うちだけだろうか??

友人にも聞いてみたら
「そうそう。そうなんだよね」との事


たとえば我が家では


おかーさんの抱っこは分業制とする。
と言う鉄のオキテが。

流れ作業の工場のごとく
その場所その場所の担当さんが決まっていて
それらに沿って抱っこせねばならないようで・・・(汗)


要はみんな

おかーさんと自分だけの時間が欲しい模様。







たとえば夕飯には


左ヒザにはポチが寝そべり
アゴを食卓テーブルの上に置くべし。



と言うオキテがあるようだ。


まおさんは小さいころから
人がお箸を持っている間は抱っこはしてはいかんと
きつくしつけられているので上がってこない。



まおさんの抱っこタイムは
猫達の朝のおやつの後。

じっくり抱っことエステされるのがオキテ。




ジャイちゃんの時間は
私がPCに座っている間。

机のすみっこに作った秘書コーナーでひたすら寝る。
そしてキーボードにはみ出る尻をもまれるのが至福。
(今もはみ出て来ているw)


エコナの時間は・・・




・・・何故かトイレ。

私がトイレに立つと
たとえどんなに離れた場所に寝ていようが
起き上がって追ってきて
個室で座っている私のヒザに飛びついてくる。

それぞれの時間に

猫を抱かないと
皆がデモ行動を起こして
ブーブー言いまくるので


人間は暑かろうが重かろうが
じっと耐えなくてはならない。


そして最悪なのが・・・







食後のコーヒータイム(汗)





まおさんは私の右のヒザの上に乗り
身体を寄せて寝そべる。

で、


ポチはそのまま左膝で寝そべり
アゴはテーブルにキープ。












で、左腕でエコナを胸の前に掲げて抱き
(低くするとポチが嫌がるので)





左足でジャイちゃんを転がしつつ




不自由な格好で右手でコーヒーを飲む日々。


(そして重い・・・)




・・・・・・なんでやねん(汗)




これらはすべて猫達が決めたオキテで

それは飼い主と言えど逆らうと
超絶ブーイングの嵐に合う。







たまに



あれ。。。??




今自分、


何キロ抱えたままで

コーヒー飲んでるんだろう???




と悩む事がある。




それもすべて猫様の言うとおり。




暑苦しかろうが重かろうが



子供達の平穏に比べたら

親の苦労なんかどうでもいいのだ。












「ボシュのコニャが掟ニャ!!ニャハハハ!」


画像


我が家の3代目ボスに就任したエコナ嬢。


暑苦しい夏はスタートしたばかり。






猫のために筋力を鍛えます・・・ハイ。・・ハ



2014526(月)

「ヤツ」がくる前に

猫話×153

「ヤツ」がくる前に

さて、今朝は肌寒さも覚える程の気温でしたが。

そろそろヤツがやってくる季節です。




え。ヤツって??










夏ですよ夏




ああ、あのダイナマイトボディの・・・
それは なっちゃん でんがな(苦笑)




と、言うわけで


 まもなくやってきます。


猫飼いの皆様には夏の準備はお済みですか?




猫、室内飼い、夏の季節
と言えば・・・



網戸破壊&脱走
の季節

でもありますわな(汗)


網戸を破って出た、
もしくは網戸に飛びついたら
そのまま外れてしまって出てしまった。

ヨクキクハナシデース。


でも今年はそんな悩める飼い主さんに
救世主の新製品が登場

猫網戸脱走防止用フェンス外部リンク

ペット用品メーカーのマルカンさんが
開発販売してくれた
悩める猫飼いのための救世主。



使用イメージ
画像

これなら安心して窓を開けれそうですね!

(外出する際、就寝の際などは
窓の防犯に十分お気をつけ下さい・汗)




そんなの高くてウチでは無理!
と言う方には100円均一のワイヤーネットを
使用すると言う手もありますヨ

上手く組み合わせれば大きな面も可能です。


過去記事 脱走防止と夏の雲

窓が大きくなる場合(ベランダ用掃出窓など)には
市販品の1枚もののほうが費用的には安いかも?

やはり市販品のほうがそれ専用に作ってある分
丈夫な感もありますネ。


少しの工夫で

猫と人が安心して過ごせますように。


本格的な夏が来る前にぜひ、ご一考下さい。



2014522(木)

最近の我が家。

猫話×153

最近の我が家。

おーい。秘書ー。



邪魔だー。どけー。


ちょと窓の外でもニャルソックしてこいよー。











画像

キコエナイのよぅー。







くそう。じゃまくせぇ(汗)
なんでPCの横で寝るかなぁ。







画像

かーやんはジャコちゃんに甘いニャ。
ここはコニャが 
みんニャのボスとして命令するニャ。










画像
「にいやんなんとかするニャー!」









画像
な、、、なんでボクに(汗
じゃ、、、ジャコちゃ・・・





重くて動きませーん(汗)












画像

おーいおきろー。どけろー。






画像

起きないとセクハラすっぞー!!





しかし重いなこりゃ(汗








ムニャムニャ・・・。






画像

ぷっすー・・・。
だって目があかにゃいのよぅ(汗)










秘書、まったく意味なし(汗)













その頃、我が家のベランダでは…











画像

えー、猫いらんかねー。猫ー。新鮮なトラ猫だよぅー。








ヤバイヤバイヤバイっ(大汗)










画像

ごめんなさいねぇ~間に合ってますぅ

つーか、誰よアンタ。出てきなさいよッ!











我が家の美魔女だけが
老体に鞭打って真面目にニャルソック中。




まだまだまおさんがいないと
機能しない我が家の日常です(汗)



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最近、猫がやたらに入れ替わりで来ます(大汗)

どっかの飼猫みたい。外に出さないで欲しいなぁ。



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