2010年1月26日(火)
娘の同級生。EP-7
妄想×18
その日俺は接待で 部長と出ていた
9時半を回った頃だろうか ようやく開放された
部長から もう一軒の誘いがあったが 疲れていると断った
真っ直ぐ帰ろうと タクシーがたむろしてる通りに出ると
目の前は ローヤルクラウンビルだった
入り口の看板を見ると 栞の名が
吸い寄せられる様に エレベーターに乗った
ドアが開き右に曲がると 栞だった。
店のドアを開けると
「いらっしゃいませ~♪」 若い女が迎えてくれた
カウンターを覗くと 遅れて栞が 「いらっしゃいませ。」
出迎えてくれた女が 「おひとりですか?」 と、聞いた
「由美ちゃん いいのよ」 そう言って栞が迎え出てくれた
「いいかな?」 と聞くと
「いいも悪いも無いわ いらっしゃい」 栞がコートを受け取った
カウンターに座ると 「何になさる?」 と、栞が尋ねた
「そうだな、ボトルおろすか 山崎ある?」
グラスに琥珀色の液体を注ぎながら 栞が
「よくいらしてくれました。」 と、微笑んだ
「君も何か・」 すかさず 「ありがとうございます。じゃビールを」
店には他に客もいなかった
先ほど由美と呼ばれてた若い女にも 「彼女は?」と、聞いた
「ご馳走様で~す♪」 その子もビールで乾杯した
「再会を祝して。」 俺が言うと
「お客さん ママのお知り合い? ひょっとして元カレ?」
由美が聞いたので 一瞬 栞をみると
「そうよ由美ちゃん。ママの元カレよ!」 栞が答えた。
「え~~~っ そうなんだぁ~ 邪魔しないように端っこ行こう」
由美が席をずれた。
「アラ、由美ちゃん 遠慮しなくてイイのよ」 栞が言った
「こちらはねぇ 今は楓のお友達のパパでもあるのょ」
「へぇ~ママの娘さんの同級生のパパ~?で、ママの元カレ?)複雑??
「でもママ、それって よく焼けぼっくいに・・」とか 言いますよね?
由美が栞に聞いてきた
俺は 少し笑って聞いていた。
栞が 「そんなんじゃ無いわよ ねぇ鈴木さん?」 俺に振ってきた
答えに困った 火が点いたのは俺の方だったかもしれない
だから たずねて来たのだ。
つづく、
今日のチョロQ、トヨタ・MR-S。

最後のミッドシップ・スポーツ。

ギミックは幌が外れてオープンに

初代、MR-2と。
9時半を回った頃だろうか ようやく開放された
部長から もう一軒の誘いがあったが 疲れていると断った
真っ直ぐ帰ろうと タクシーがたむろしてる通りに出ると
目の前は ローヤルクラウンビルだった
入り口の看板を見ると 栞の名が
吸い寄せられる様に エレベーターに乗った
ドアが開き右に曲がると 栞だった。
店のドアを開けると
「いらっしゃいませ~♪」 若い女が迎えてくれた
カウンターを覗くと 遅れて栞が 「いらっしゃいませ。」
出迎えてくれた女が 「おひとりですか?」 と、聞いた
「由美ちゃん いいのよ」 そう言って栞が迎え出てくれた
「いいかな?」 と聞くと
「いいも悪いも無いわ いらっしゃい」 栞がコートを受け取った
カウンターに座ると 「何になさる?」 と、栞が尋ねた
「そうだな、ボトルおろすか 山崎ある?」
グラスに琥珀色の液体を注ぎながら 栞が
「よくいらしてくれました。」 と、微笑んだ
「君も何か・」 すかさず 「ありがとうございます。じゃビールを」
店には他に客もいなかった
先ほど由美と呼ばれてた若い女にも 「彼女は?」と、聞いた
「ご馳走様で~す♪」 その子もビールで乾杯した
「再会を祝して。」 俺が言うと
「お客さん ママのお知り合い? ひょっとして元カレ?」
由美が聞いたので 一瞬 栞をみると
「そうよ由美ちゃん。ママの元カレよ!」 栞が答えた。
「え~~~っ そうなんだぁ~ 邪魔しないように端っこ行こう」
由美が席をずれた。
「アラ、由美ちゃん 遠慮しなくてイイのよ」 栞が言った
「こちらはねぇ 今は楓のお友達のパパでもあるのょ」
「へぇ~ママの娘さんの同級生のパパ~?で、ママの元カレ?)複雑??
「でもママ、それって よく焼けぼっくいに・・」とか 言いますよね?
由美が栞に聞いてきた
俺は 少し笑って聞いていた。
栞が 「そんなんじゃ無いわよ ねぇ鈴木さん?」 俺に振ってきた
答えに困った 火が点いたのは俺の方だったかもしれない
だから たずねて来たのだ。
つづく、
今日のチョロQ、トヨタ・MR-S。

最後のミッドシップ・スポーツ。

ギミックは幌が外れてオープンに

初代、MR-2と。
2010年1月17日(日)
娘の同級生。EP-6
妄想×18
「楓~鍵掛かってないわよ~」 栞が帰って来た
「アラ、お客様?」 と言いながら茶の間に入ってきた
俺は立ち上がり振り返った。
「ママ、亜由美のお父さん。4月からお世話になる南洋銀行の鈴木さん。」
「いつも娘がお世話になっています 鈴木です。」
「こちらこそいつも娘がお世話になっています。」 栞が答えた
栞だった、それなりに年齢を重ねていたがそこに居るのは栞だった。
「お久しぶりです、19年振りかな?」 俺の方から口火を切った
「そ、そうですね。お元気でした?」 栞が答えた。
場の空気を察したのか 楓が自分の部屋へ消えた
「君も変わらないよ、昔のままだ」 思った言葉が素直に出た
「楓が二年生になった時のクラス名簿で気が付きました。」
「そうでしたか 僕は娘さん顔を見て判りました。」
「そっくりでしょ あの子 昔の私に?」
「あぁ、驚いたよ。」
「ところで今日は?」 と、栞に聞かれ
「あぁ、」 「当時、君とあんな事になって すまないと思っている」
「そのことを謝りたいのと どうしても君に会いたくて自分で何をしているか解らないまま来てしまった」
「すまない。」
「お気になさらないで下さい。お互い幸せな人生を歩んだのですから。」
栞の言葉に救われた。
「それより 春から娘をよろしくお願いします。」 栞が頭を下げた
「ハイ、責任持って娘さんをお預かりします。」
「失礼ですが 今お仕事は?」 聞いてみた
「亡くなった主人が残してくれたお店をやっています。」
「小さなスナックなんですが 今度いらしてくださいね。」
「どちらで?」 つい聞いてしまった。
「ローヤルクラウンビルの4階で 店の名前も栞です。」
「ぜひ、今度寄らしていただきます。」
「では、今日は突然失礼しました。」 礼をして玄関に向かった。
「亜由美ちゃんにも又、遊びに来てくださいって伝えて下さい。」
「ハイ、それじゃ 失礼します。」
車に乗ってから 深いため息がでた 脇の下にかいた汗が冷たかった
驚いた、栞の方が俺より ずっと大人だった。
入ってきた瞬間に判ったが 栞はやっぱり 夜の世界にいたのだ
そのころ 栞の家では 楓が
「ママ、亜由美のパパって ママの元カレなの?」
「う~~ん 昔のボーイフレンドよ。」 栞が答えた
「ふ~~ん な~んだBFかぁ~」と つまらなそうに言った
「でもねママ 亜由美のパパって ちょっとカッコイイよね。」
「え~ 楓って オジさん好きなんだぁ~」 茶化して栞が言った
つづく、
今日のチョロQ。トヨタ・メガクルーザー消防所の車。

国産最大の 4WD。

消防車だから ホィールも赤い。

皆さんも火事には くれぐれも注意しましょう。
恋の火傷ならしてみたい。(爆)
「アラ、お客様?」 と言いながら茶の間に入ってきた
俺は立ち上がり振り返った。
「ママ、亜由美のお父さん。4月からお世話になる南洋銀行の鈴木さん。」
「いつも娘がお世話になっています 鈴木です。」
「こちらこそいつも娘がお世話になっています。」 栞が答えた
栞だった、それなりに年齢を重ねていたがそこに居るのは栞だった。
「お久しぶりです、19年振りかな?」 俺の方から口火を切った
「そ、そうですね。お元気でした?」 栞が答えた。
場の空気を察したのか 楓が自分の部屋へ消えた
「君も変わらないよ、昔のままだ」 思った言葉が素直に出た
「楓が二年生になった時のクラス名簿で気が付きました。」
「そうでしたか 僕は娘さん顔を見て判りました。」
「そっくりでしょ あの子 昔の私に?」
「あぁ、驚いたよ。」
「ところで今日は?」 と、栞に聞かれ
「あぁ、」 「当時、君とあんな事になって すまないと思っている」
「そのことを謝りたいのと どうしても君に会いたくて自分で何をしているか解らないまま来てしまった」
「すまない。」
「お気になさらないで下さい。お互い幸せな人生を歩んだのですから。」
栞の言葉に救われた。
「それより 春から娘をよろしくお願いします。」 栞が頭を下げた
「ハイ、責任持って娘さんをお預かりします。」
「失礼ですが 今お仕事は?」 聞いてみた
「亡くなった主人が残してくれたお店をやっています。」
「小さなスナックなんですが 今度いらしてくださいね。」
「どちらで?」 つい聞いてしまった。
「ローヤルクラウンビルの4階で 店の名前も栞です。」
「ぜひ、今度寄らしていただきます。」
「では、今日は突然失礼しました。」 礼をして玄関に向かった。
「亜由美ちゃんにも又、遊びに来てくださいって伝えて下さい。」
「ハイ、それじゃ 失礼します。」
車に乗ってから 深いため息がでた 脇の下にかいた汗が冷たかった
驚いた、栞の方が俺より ずっと大人だった。
入ってきた瞬間に判ったが 栞はやっぱり 夜の世界にいたのだ
そのころ 栞の家では 楓が
「ママ、亜由美のパパって ママの元カレなの?」
「う~~ん 昔のボーイフレンドよ。」 栞が答えた
「ふ~~ん な~んだBFかぁ~」と つまらなそうに言った
「でもねママ 亜由美のパパって ちょっとカッコイイよね。」
「え~ 楓って オジさん好きなんだぁ~」 茶化して栞が言った
つづく、
今日のチョロQ。トヨタ・メガクルーザー消防所の車。

国産最大の 4WD。

消防車だから ホィールも赤い。

皆さんも火事には くれぐれも注意しましょう。
恋の火傷ならしてみたい。(爆)
2010年1月11日(月)
合体。
男料理×50

今日は新年2回目のバンゴ当番。
さて、何を作ろう???
手軽なとこで 麻婆豆腐?
ハピオで材料を買ってきました~♪
市販の麻婆豆腐って 一応肉が入っているけど
それだけじゃ 足りないですよね。
具沢山じゃないと・・・
てな訳で 前回作ったハンバーグの残りを冷凍してあったので
解凍して ほぐして ルーに混ぜました。
隠し味に 桃屋のニンニクみそを入れて

豆腐も出来るだけ サイの目状に切り(本当にサイコロ大)
麻婆豆腐の完・・・・???

麻婆スパゲティーの完成でーす。
中華とイタリアンの合体だぁ~~。

お好みで ラー油をたらして ピリ辛にしても グーです。
(うっかりネギ 入れ忘れました・・・(爆))
今日のチョロQ。 VWバハバグ・クリヤーイエロー。

チョロQ25周年時の雑誌の付録です。

さて、何を作ろう???
手軽なとこで 麻婆豆腐?
ハピオで材料を買ってきました~♪
市販の麻婆豆腐って 一応肉が入っているけど
それだけじゃ 足りないですよね。
具沢山じゃないと・・・
てな訳で 前回作ったハンバーグの残りを冷凍してあったので
解凍して ほぐして ルーに混ぜました。
隠し味に 桃屋のニンニクみそを入れて

豆腐も出来るだけ サイの目状に切り(本当にサイコロ大)
麻婆豆腐の完・・・・???

麻婆スパゲティーの完成でーす。
中華とイタリアンの合体だぁ~~。

お好みで ラー油をたらして ピリ辛にしても グーです。
(うっかりネギ 入れ忘れました・・・(爆))
今日のチョロQ。 VWバハバグ・クリヤーイエロー。

チョロQ25周年時の雑誌の付録です。

2010年1月11日(月)
娘の同級生。EP-5
妄想×18
栞と言うのは 妻と結婚する直前まで付き合っていた彼女だ、
結婚してもいいな と思っていた彼女だった
だが俺は 当時の上司の紹介で 今の妻と知り合った
妻は銀行の取引先の娘だった。
ちょっとお嬢さんだったが そこが新鮮で 俺を夢中にさせた
そして俺は出世と引き換えに妻を選び 栞を捨てた
結婚当初は 良心の呵責に苛まれていたが
やがて亜由美が生まれ 幸せな生活にドップリ浸かり
いつしか 栞のことも 忘れていた。
その栞の娘が 亜由美の同級生 しかも仲の良い
次の土曜日 俺は出掛けた
以前 楓を送った あのマンションへ
何を確かめようとしているんだ! 今さら行った所でどうなるものか、
でも、栞に会いたい 顔を見たい 一言謝りたい
その衝動に駆られた
自分のしている事が分からなかった
ドアの前に立っていた 表札には 佐藤 とだけ書いてあった
おそる おそるインターフォンを押した。
「ハ~イ。」 の声の後 出てきたのは楓だった
「アラ、おじ様 どうしたんですか?」
突然の訪問に驚いた楓が言った
「こ、こんにちは。ち、ちょっとイイかな?」 声が上ずった
「先日、君の履歴書を見せてもらったんだが もしかして君の
お母さんが昔の知り合いじゃないかと思って・・」
それで訪ねる事自体おかしいが 今の俺にはそれしか出来なかった。
「そうですか、母は今買い物に行ってますが 上がって下さい。」
ソファーに座って 辺りを見回すと サイドボードの上に写真が飾られていた
赤ちゃんを抱いた栞だった。 不安が確信に変わった。
「どうぞ。」 楓が紅茶を運んで来た
休日の楓は ミニスカートから伸びた足が健康的で
栞に会いに行ったはずの俺の心を突いた
「その写真、お母さんと君かい?」 聞いてみた
「えぇ、私が3ヶ月ぐらいの時です。」
「どうですか?母はおじ様の知っている人でした?」
亜由美に聞かれ
「うん、間違いないよ。」 と答えた。
「もしかして おじ様 母の元カレ?なんてね。」亜由美が笑った
亜由美の言葉に ドキッとした
脇の下から ドッと汗が出た。
外で車の音がした 栞が戻ってきたのだ
何て声を掛けよう 栞は俺の事を どう受け止めてくれるだろう
今度は体中から汗が吹き出そうだった。
つづく、
今日のチョロQ。またも日産シルビアS13。

昔のナンパカー。(乗っていた方ごめんなさい。)

この紫色も素敵なんですが パ-ル2トーンを探してます。

結婚してもいいな と思っていた彼女だった
だが俺は 当時の上司の紹介で 今の妻と知り合った
妻は銀行の取引先の娘だった。
ちょっとお嬢さんだったが そこが新鮮で 俺を夢中にさせた
そして俺は出世と引き換えに妻を選び 栞を捨てた
結婚当初は 良心の呵責に苛まれていたが
やがて亜由美が生まれ 幸せな生活にドップリ浸かり
いつしか 栞のことも 忘れていた。
その栞の娘が 亜由美の同級生 しかも仲の良い
次の土曜日 俺は出掛けた
以前 楓を送った あのマンションへ
何を確かめようとしているんだ! 今さら行った所でどうなるものか、
でも、栞に会いたい 顔を見たい 一言謝りたい
その衝動に駆られた
自分のしている事が分からなかった
ドアの前に立っていた 表札には 佐藤 とだけ書いてあった
おそる おそるインターフォンを押した。
「ハ~イ。」 の声の後 出てきたのは楓だった
「アラ、おじ様 どうしたんですか?」
突然の訪問に驚いた楓が言った
「こ、こんにちは。ち、ちょっとイイかな?」 声が上ずった
「先日、君の履歴書を見せてもらったんだが もしかして君の
お母さんが昔の知り合いじゃないかと思って・・」
それで訪ねる事自体おかしいが 今の俺にはそれしか出来なかった。
「そうですか、母は今買い物に行ってますが 上がって下さい。」
ソファーに座って 辺りを見回すと サイドボードの上に写真が飾られていた
赤ちゃんを抱いた栞だった。 不安が確信に変わった。
「どうぞ。」 楓が紅茶を運んで来た
休日の楓は ミニスカートから伸びた足が健康的で
栞に会いに行ったはずの俺の心を突いた
「その写真、お母さんと君かい?」 聞いてみた
「えぇ、私が3ヶ月ぐらいの時です。」
「どうですか?母はおじ様の知っている人でした?」
亜由美に聞かれ
「うん、間違いないよ。」 と答えた。
「もしかして おじ様 母の元カレ?なんてね。」亜由美が笑った
亜由美の言葉に ドキッとした
脇の下から ドッと汗が出た。
外で車の音がした 栞が戻ってきたのだ
何て声を掛けよう 栞は俺の事を どう受け止めてくれるだろう
今度は体中から汗が吹き出そうだった。
つづく、
今日のチョロQ。またも日産シルビアS13。

昔のナンパカー。(乗っていた方ごめんなさい。)

この紫色も素敵なんですが パ-ル2トーンを探してます。

2010年1月6日(水)
娘の同級生。EP-4
妄想×18
次の日の午後、人事の担当に聞いてみた
「来春入行する佐藤楓って子の資料を見せてくれる?」
人事担当課長に聞くと、
「いいですよ、課長のお知り合いの方ですか?」と、聞かれた
「うん、娘の同級生なんだ。」そう答えると
ファイルを渡してくれた。
履歴書を見ると キリッとした表情の楓の写真が貼ってあった
字もとても綺麗で性格が表れている。
右側に目を移すと保護者欄に 佐藤栞と書いてあった
母子家庭と言っていたから 母親の名前だろう
学校からの成績証明も 文句のつけどころがない内容だった。
担当課長が 「とっても綺麗な子でしたよ、うちの窓口にピッタリです。」
と、言っていた。
その日の夜、亜由美に聞いてみた
「友達の楓って子、来春パパの銀行に就職するんだって?」
「え、ソレ本当?楓から何も聞いてないよ!」と、亜由美が
言った
「どうしてパパが知っているの?」逆に聞かれたので
「うん、人事の書類が回って来たんだ。」思わず嘘をついた
「へぇ~ どうして楓、私に黙ってたんだろう?」
亜由美が首を傾げたので
「亜由美の入試が終わってないから 気を使ったんだろう?」
と、諭した。
亜由美は、保母さんになりたいので地元の短大を受ける予定だ
俺は昼間見た楓の履歴書の写真を 思い出していた
何処かで見たことのある顔だったが 思い出せずにいた
その晩も 眠れなかった 履歴書の楓の写真が浮かび
思い出せずにいる自分に イライラして眠れなかった。
翌朝は寝不足だった 通勤途中のカーラジオからサザンが流れた
懐かしい曲だった 「栞のテーマ」だった。
ふと、当時付き合っていた彼女の事を思い出した
彼女が大好きな サザンの曲だった。
信号が赤になり 停まった瞬間 ハッとなった
思い出した! 写真の楓の顔が 当時の彼女にそっくりだ!
そして、その彼女の名前は 栞。
つづく、
今日のチョロQ。日産シルビア。

開運の黄色です。
