2008年1月16日(水)
国家の品格
庭に想う×10
何故この様な重たいタイトルなのか?
でも、内容はそれほどでもないのです。
藤原正彦さんの『国家の品格』という著書に
日本の庭師は世界一という件があるんです。
これは、著者が言っていることではなくて、
昭和の初め頃、東京のイギリス大使館の外交官夫人
キャサリン・サンソムさんが彼女の著書に書いてあったらしいんですが、
その部分を抜粋します。
サンソム夫人が感動と共に記していることの一つに、
日本の庭師の話があります。
イギリスの庭師の場合、
例えば「楓を庭のあそこに植えてくれ」と注文すると、
言われたところに穴ぼこを掘って、楓をポンと植えて、
お金を貰って帰ってしまう。
ところが日本の庭師の場合、まず家主の言うことを聞かないと言う。
あそこに植えた方が良い、などと逆に提案してくる。
そして一本の木をあらゆる角度から眺め、庭師自身も
あっちこっちに立ち位置を変え、目を丸くしたり細めたりして、
散々に見た後、最も美しく、調和のとれた所に、
弟子たちに身振り手振りで指示を与えて植えさせる。
日本の庭師というのはオーケストラの指揮者のようだ。
「見ていてわくわくする」と書いています。
この部分を読んだとき、通じるものがあると率直に思いました。
こういう時は、読みながらついつい頷いたりするんですよね。
なんにしても、日本の庭師が褒められているのは嬉しいです。
(外国人から)
又、この様な感覚を持ち続ける庭師でありたいとおもいます。
一度機会があれば読んでみて下さい。
でも、内容はそれほどでもないのです。
藤原正彦さんの『国家の品格』という著書に
日本の庭師は世界一という件があるんです。
これは、著者が言っていることではなくて、
昭和の初め頃、東京のイギリス大使館の外交官夫人
キャサリン・サンソムさんが彼女の著書に書いてあったらしいんですが、
その部分を抜粋します。
サンソム夫人が感動と共に記していることの一つに、
日本の庭師の話があります。
イギリスの庭師の場合、
例えば「楓を庭のあそこに植えてくれ」と注文すると、
言われたところに穴ぼこを掘って、楓をポンと植えて、
お金を貰って帰ってしまう。
ところが日本の庭師の場合、まず家主の言うことを聞かないと言う。
あそこに植えた方が良い、などと逆に提案してくる。
そして一本の木をあらゆる角度から眺め、庭師自身も
あっちこっちに立ち位置を変え、目を丸くしたり細めたりして、
散々に見た後、最も美しく、調和のとれた所に、
弟子たちに身振り手振りで指示を与えて植えさせる。
日本の庭師というのはオーケストラの指揮者のようだ。
「見ていてわくわくする」と書いています。
この部分を読んだとき、通じるものがあると率直に思いました。
こういう時は、読みながらついつい頷いたりするんですよね。
なんにしても、日本の庭師が褒められているのは嬉しいです。
(外国人から)
又、この様な感覚を持ち続ける庭師でありたいとおもいます。
一度機会があれば読んでみて下さい。
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