1998年から「ヤングキング」に掲載されていた４コマ漫画なんですが、単純に４コマ漫画で片付けられないストーリー、
主人公が卒業をむかえるまでの4年間（留年している）は、
普通の少年ではまづ経験できないと思われる、エロス、SM、
リストカット、歌舞伎町でのあれこれ、アブノーマルな世界。
キャラクターそれぞれが心に深い傷を持っていて、それが主人公の成長とうまくリンクしていると思います。
読み始めた12年前はこんなに長く続くとは思っていなかったのですが、巻が進むに連れ、だんだん内容が深くなってきて頭の中で次を読みたくなるくらいの麻薬性がありました。
最終巻はそれまでのストーリーをうまくまとめて落とした感じがして、読み終えて満腹状態！今、１巻から読み返してます。
作者、小池田マヤもきっと満足してると思いますよ。

エログロな描写が結構入っているので誰にでもは薦めませんが
むし虫堂には絶対にオススメです＾＾！