庭師のお仕事(180)

二週間ほど前に

→これも何かの縁かな

このような記事をアップしたのですが、

現場の作業工程の都合で仕事に入ることができなかったのですが本日やっとサクラの移植をしてきました。

これが移植する前の状況ですけど、

バックホーで根掘りしますが、思いの外しばれが抜けていて

かなり良い状態で根鉢が掘れました。
たいていは根子が暴れていることを予想しているので、
嬉しい誤算でした。

根巻シートで根を包み麻縄で縛りトラックに積込み、




一気に植込みました！

これが完了写真です！
（m(_ _)m途中で写真撮るの忘れていてワープしました。

なんにせよ、無事に移植完了です＾＾！

今、相談を受けてプランニング中なのですが、
晴れていればこれだけの景色が望める最高のロケーション。

お客様もこの景色が気に入ってこの場所にしたとの事、
これぞ借景って感じです＾＾。

まず、メイン画像のは昨日アップした家の庭先のフクジュソウ
が開花したものではなく会社の花壇に咲いていたフクジュソウ
の写真です。（目の保養にでもなれば）



以前から知り合いの業者にサクラの移植を頼まれていたのですが、場所は聞いていなかったのです。

午前中に連絡を頂き、一度見に来て欲しいということで場所を
聞くと、私が生まれて地域で小学１・２年まで通った学校と判明して
ビックリ仰天(;゜Д゜)!
（※小学３年の時に帯広に引越したので転校、当時から児童数が少なく複式学級でしたが、更に児童数が減って他校と統合され閉校となりました。）

閉校式の時に植樹された記念樹のサクラも30年程の時を経て
立派な樹に変わり綺麗な花を咲かせていると聞きます。

元々縁がある場所なのですが、地元の方から指名されたわけでもないんですよね。
縁て不思議なものですよね。

この蕾が移植後も綺麗な花を咲かせてくれることを願いつつ
来週移植作業に入ります。

街路樹の剪定作業も昨日無事に終了、
長い１ヶ月でした。

市内街路樹剪定や公共施設の剪定・伐採によって
切られた枝は、

ジャ～ン

一度この場所に集められます。

この１ヶ月間でこれだけの量の剪定がされたんですよ。
一箇所に集められるともの凄い量になりますよね。

昨日も晴れてはいても風が冷たくて、
剪定作業も中々スムーズには進みませんでした。

でも、今日で終了できそうです。

一ヶ月の作業中、こんな人がいました。

「秋になると葉っぱが落ちて汚いからもっと小さく切って！」

その人の家の前を作業中に出てきて注文をつける
わけですが、

自分の周りがきれいにされていればいいというエゴです。
（嫌な言葉を聞いたと、憂い感じますね・・・。）


落葉はその樹木が二酸化炭素を吸収して酸素を作り出している証しであり、感謝こそされても邪険にされるいわれはないんですよね。

そんな人の家の前で、せっせと光合成を続けなければいけない街路樹に哀れみを感じてしまうのは、こういう仕事をしている人間の性なんですかね。