2014611(水)

子供の頃からのパラドックス


小学生の頃、おそらく8~10才くらいから、中年と呼ばれる
現在の年令までず~っと続いている疑問が2つある。


どうして、自分は「自分」 なのか?

この広大無辺名な宇宙の中で、自分が唯一無二の自分だと
意識するのは、まさに「我思う故に我あり」 だからだ。

地球という惑星の中にだけでも数十億人もいる人間の中で、
どうして自分はこの「自分」 の役が当たったのだろうか?
いくら考えても解答が出ないのである。


どうして、時間はいくら戻しても、それより前があるのか?

宇宙そのものが誕生したのは、おおよそ140億年前だから、
それ以前には「時間」 という概念すら存在しなかったのだよ!
なんて説明をされても絶対に納得がいかなかった。

我々が思っている「時間」 とは、いわば「絶対時間」でもあり、
その長い短いの感じ方にはそれぞれの差異があるにせよ、
1秒は「1秒」 なのであり、その1秒の概念が変わる事はない。
我々がいう「1日」 とは「86400秒」 なのである。

その絶対時間の概念からいえば、どんなに時間を戻しても、
例えばそれが「1000億年前」 でも「1兆年前」 であっても、
その時間は存在したのであろうし、どんなに時間をさかのぼり、
一番古い時間にたどり着いたとしても、必ず更にその1秒前が
存在しているのが理解できないのだ。

子供の頃の1年(もしくは10年でもいい)は、とても長く感じた。
就中、小学校の6年間は子供の当時、ものすごく長く感じた。
早く大人になりたいのに、カツオやワカメのようにいつまでも
なかなか学年が上がらず、じれったい思いをした。

よく「時間の感じ方は、年令の平方根に比例する」 というが、
これにはおおよそ合点のいく限りである。

ただ残念なのは、子供の頃にあれほど早くなりたかった大人に、
望み通り実際に大人になったのに、一時でもいいから子供の頃に
戻りたくて仕方がないのだ。 これを感じるのは男性に多い。






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