20121017(水)

久し振りの函館

Other×30

久し振りの函館

丁度一年前、函館に勤務する同僚からお誘いを頂きながら都合で行けなかった函館。今回漸く実現出来ました。

40年近く前に勤務し、その後青森に勤務した20年前に行ったきりになっていた函館。勤務当時は仕事で、観光地函館とは知りつつも時間を割いて細かく見ることのなかった函館ですが、 観光には縁の無い私も今回は「観光」にどっぷり浸かった旅でした。

 大きな画像は↓からご覧下さい。

①津軽海峡の『漁火』外部リンク

②昼の函館山からの展望外部リンク

③函館の100万ドルの夜景外部リンク


40年近く前に勤務した当時は青函連絡船も健在で、初任地の十勝に赴く折も連絡船に乗船し、初めて北海道・函館に上陸した記憶が鮮明に残っています。

その連絡船も廃止の運命を辿り、今は北海道新幹線の時代、「摩周丸」が展示係留されている姿をみて時代の流れを改めて感じました。

函館は新・旧がいたるところに見られます。

「旧」は今も健在で、元町界隈は随分と整備され、埠頭近くの人気スポットになっている「金森赤レンガ倉庫群」は、時代を感じるレンガ倉庫が今の時代に蘇り、魅力あるショッピングエリアに様変わりしているのには驚きました。

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「新」は、さしずめ「新幹線」と言うところでしょうか。

それと「道央自動車道」。

今年7月、「羊蹄山登山」で洞爺湖ICまで初めて乗りましたが、今回は「森IC」まで。その先は大沼~函館新道経由で函館入り。走行延長片道550km程を5時間半程でした。

室蘭~大沼まで『噴火湾』の大きさ(距離)に北海道の広さを再認識しました。このあまりの遠さに、昔は室蘭~森方面に「渡し」があったとか。

40年前、連絡船を函館で乗り継ぎ、列車で帯広まで8時間はかかったと記憶しています。 この2時間半という時間の短縮が40年の流れなんでしょうね~  因みに、当時列車を乗り継いで、東京駅~上野駅~青森駅~(青函連絡船4時間)~函館~札幌~(狩勝経由)~帯広で総所要時間22時間と記憶しています。

当時は地元で「外地・内地」と言う言葉をよく聞きました。当時帯広にもプロペラのYS11が就航していましたが、庶民が手軽に乗れるものではありませんでした。

40年と言う歳月の中の発展(?)は日本国民の勤勉な働きの賜物なんでしょうね。



当初、あまりに遠い距離に「列車」を予約していましたが、寄り道を考えてキャンセルしました。今列車ではどのくらいの時間がかかるんでしょうね~?

↓は、五稜郭に復元再建された『函館奉行所』の内部の一コマ。

幕末の函館戦争の後解体され、140年の歳月を経て、埋蔵文化財発掘調査を基に忠実に復元された貴重な建物となっているようです。
ただ、一見とても質素に見えます。聞けば、襖絵等の装飾の資料・文献が無く、敢えて装飾を施さず白を基調に復元してあるそうです。

函館勤務当時、近くに寮があったにも関わらず一度も行ったことがありません。当時は奉行所の建物もありませんでした。今は展望タワーもリニューアルされていますね。

 今回は新・旧の『北海道の歴史』に触れるいい旅になりました。

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↓は、大沼公園の裏側に位置する森町から見た『駒ケ岳』です。普段よく見かける姿とは大分違います。

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