2008年11月23日(日)
座卓:完成まで
家具・木製品・キルト×81
先日納品した座卓です。
今回は、この座卓の完成までの加工工程の一部分ですがご紹介致します。
幅(W)1,200㎜ 奥行(D)800㎜ 高さ(H)320㎜
使用材:パイン 塗装:着色なし OSMOクリアーオイル仕上げ
今回のご注文は、
1.座ってゆったりと縫い物をしたい
2.布を大きく広げられる大きさに
3. 使わない時は脚が折り畳めて片づけられる折れ脚タイプ
4. 手頃な価格の材料で。。。。。と言うものでした。
で、完成したのがトップの写真です。
ポイントは「折れ脚」
専用の金具を使用するのですが、テーブルの大きさ(結構な大きさです)に見合った太さの脚を付ける必要があります。
細くても太すぎても全体のバランスがとれません。
それで脚の太さは8㎝角としました。
ただ、8㎝の太さに折れ脚金具をそのまま取り付けてしまうと、折り畳んだ際に金具の厚み分が外に出っ張ることになり、スッキリと脚を畳めません。
下の写真は、完成してスッキリ折り畳めた折れ脚です。
その下に加工の写真を載せました。
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下の写真は、大型ルーターマシーンで、寸法切りした脚に金具を収めるための掘り込みを行う工程です。
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下の写真は、大型ルーターマシーンで粗掘りした後で、ノミでサイズ線(墨線)に沿って仕上げる工程です。
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下の写真は、脚の掘り込み工程を終えて、寸法通りに収まった折れ脚金具です。
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下の写真は、天板(テーブルトップ)の反り止め加工です。
乾燥済みの無垢のパイン材ですが、面が広いため後々の反りを考慮して天板の裏側2カ所に「反り止め板」をはめ込むための溝加工の工程です。
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下の写真は、加工を終えた2本の反り止め板です。
今回は、ビス止めの加工としましたが、木は常に微妙に伸縮
しています。
そのため、反り止め板をビスで固定しても天板が自由に伸縮出来るように、ビス穴に幅を持たせた加工を施しました。
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一つの加工を施すにも幾つかの方法がありますが、工房木-楽々(ki-rara)では、加工の正確性や後々の安定性、コスト面などを考え行っています。
今回は工房 木-楽々(ki-rara)の製品加工を知って頂くために、初めて加工工程の一部をご紹介させて頂きましたが、いかがでしょう。
また、機会を見てご紹介したいと思います。
今回は、この座卓の完成までの加工工程の一部分ですがご紹介致します。
幅(W)1,200㎜ 奥行(D)800㎜ 高さ(H)320㎜
使用材:パイン 塗装:着色なし OSMOクリアーオイル仕上げ
今回のご注文は、
1.座ってゆったりと縫い物をしたい
2.布を大きく広げられる大きさに
3. 使わない時は脚が折り畳めて片づけられる折れ脚タイプ
4. 手頃な価格の材料で。。。。。と言うものでした。
で、完成したのがトップの写真です。
ポイントは「折れ脚」
専用の金具を使用するのですが、テーブルの大きさ(結構な大きさです)に見合った太さの脚を付ける必要があります。
細くても太すぎても全体のバランスがとれません。
それで脚の太さは8㎝角としました。
ただ、8㎝の太さに折れ脚金具をそのまま取り付けてしまうと、折り畳んだ際に金具の厚み分が外に出っ張ることになり、スッキリと脚を畳めません。
下の写真は、完成してスッキリ折り畳めた折れ脚です。
その下に加工の写真を載せました。
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下の写真は、大型ルーターマシーンで、寸法切りした脚に金具を収めるための掘り込みを行う工程です。
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下の写真は、大型ルーターマシーンで粗掘りした後で、ノミでサイズ線(墨線)に沿って仕上げる工程です。
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下の写真は、脚の掘り込み工程を終えて、寸法通りに収まった折れ脚金具です。
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下の写真は、天板(テーブルトップ)の反り止め加工です。
乾燥済みの無垢のパイン材ですが、面が広いため後々の反りを考慮して天板の裏側2カ所に「反り止め板」をはめ込むための溝加工の工程です。
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下の写真は、加工を終えた2本の反り止め板です。
今回は、ビス止めの加工としましたが、木は常に微妙に伸縮
しています。
そのため、反り止め板をビスで固定しても天板が自由に伸縮出来るように、ビス穴に幅を持たせた加工を施しました。
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一つの加工を施すにも幾つかの方法がありますが、工房木-楽々(ki-rara)では、加工の正確性や後々の安定性、コスト面などを考え行っています。
今回は工房 木-楽々(ki-rara)の製品加工を知って頂くために、初めて加工工程の一部をご紹介させて頂きましたが、いかがでしょう。
また、機会を見てご紹介したいと思います。
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