2009年5月4日(月)
太四郎の森
四季十勝×84
5月に入りいよいよ春本番。
十勝の各地も帯広を皮切りに「桜の開花」が進んでいるようです。
ゴールデンウイークも間もなく終わりですが、仕事だったの方もお休みだった方も、連日の好天には感謝したいですね。
私も連休の一日、数年来の念願だった『太四郎の森』に行ってきました。
雑誌や新聞等で紹介されていてご存じの方も多いと思います。
本来事前予約制ですが、事情で連絡できず、当日直接お邪魔したのですが、所有者で管理されている「泉」さんがおられ、事情説明の上快く入林のお許しを頂きました。
勝手をしておきながら、ありがとうございました。
森の入口に立つと、そこは「豊似川」に沿った広い河畔林になっていました。
既に足元にはカタクリやサクラソウが綺麗に咲き誇っています。
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泉さんが直接案内してくださいました。
『初めての方は状況が分からないですから、こうやってご案内しています』と泉さん。
林内に入ると、手入れされた中に人一人が通れるほどの細い踏み跡が通じていました。足を踏みこむコースの中に、咲き始めたサクラソウやカタクリ、蕾を大きくしてもう少しで咲きそうなオオバナノエンレイソウが見えます。
『できるだけ踏まないように気を付けてください』
泉さんが20年近くにわたって開き守ってきた「太四郎の森」です。
優しく言う泉さんの言葉に、その御苦労と草木への優しさを感じました。
森のあちこちに建てられた「東屋」も泉さんお一人で建てられたそうです。
『靴を脱いで上がって見てください。座って見るこの目線が一番いいんですよ』 観る目線を考えて床の高さを決めたそうです。
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豊かな湧水が流れる小川の縁に今盛りとエゾノリュウキンカが黄金色に咲き誇り、東屋から小川を隔てた向こうに薄紫の花を広げたカタクリの群生が広がっています。
ここのところ十勝では、北海道の自然をテーマにした広大な公園が開園されています。素晴らしい公園に育っていくことと思いますし十勝の自慢でもあります。
でも大きな違いは『太四郎の森』は、すでに成熟しそこにあって誰も目を向けなかった森です。泉さんは一人それを守って後世に伝えようとしています。
今も建築中の大きな古民家がありました。『訪れてくれた方にゆっくりお茶でも飲んでくつろいで欲しいんです』
完成のご予定は?『一人でやっていて、材料を探すのも苦労です。他に仕事もありますからね。。。』
細い踏み跡のコースを歩くと、エゾコザクラ・シラネアオイ、カタクリ、オオサクラソウが見ごろを迎え、オオバナノエンレイソウも蕾を膨らませ、サンカヨウの透きとおる白い花も咲き始めていました。
太四郎の森は正しく『桃源郷』を思わせる佇まいでした。
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エンレイソウの見ごろは間近。また是非行ってみたいです。
(注) 訪れる際は事前予約を。
「太四郎の森」090-1305-9558 泉さんまで
森の保護のため、場所はあえて公表していないそう です。
電話で直接泉さんからお聞きください。
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十勝の各地も帯広を皮切りに「桜の開花」が進んでいるようです。
ゴールデンウイークも間もなく終わりですが、仕事だったの方もお休みだった方も、連日の好天には感謝したいですね。
私も連休の一日、数年来の念願だった『太四郎の森』に行ってきました。
雑誌や新聞等で紹介されていてご存じの方も多いと思います。
本来事前予約制ですが、事情で連絡できず、当日直接お邪魔したのですが、所有者で管理されている「泉」さんがおられ、事情説明の上快く入林のお許しを頂きました。
勝手をしておきながら、ありがとうございました。
森の入口に立つと、そこは「豊似川」に沿った広い河畔林になっていました。
既に足元にはカタクリやサクラソウが綺麗に咲き誇っています。
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泉さんが直接案内してくださいました。
『初めての方は状況が分からないですから、こうやってご案内しています』と泉さん。
林内に入ると、手入れされた中に人一人が通れるほどの細い踏み跡が通じていました。足を踏みこむコースの中に、咲き始めたサクラソウやカタクリ、蕾を大きくしてもう少しで咲きそうなオオバナノエンレイソウが見えます。
『できるだけ踏まないように気を付けてください』
泉さんが20年近くにわたって開き守ってきた「太四郎の森」です。
優しく言う泉さんの言葉に、その御苦労と草木への優しさを感じました。
森のあちこちに建てられた「東屋」も泉さんお一人で建てられたそうです。
『靴を脱いで上がって見てください。座って見るこの目線が一番いいんですよ』 観る目線を考えて床の高さを決めたそうです。
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豊かな湧水が流れる小川の縁に今盛りとエゾノリュウキンカが黄金色に咲き誇り、東屋から小川を隔てた向こうに薄紫の花を広げたカタクリの群生が広がっています。
ここのところ十勝では、北海道の自然をテーマにした広大な公園が開園されています。素晴らしい公園に育っていくことと思いますし十勝の自慢でもあります。
でも大きな違いは『太四郎の森』は、すでに成熟しそこにあって誰も目を向けなかった森です。泉さんは一人それを守って後世に伝えようとしています。
今も建築中の大きな古民家がありました。『訪れてくれた方にゆっくりお茶でも飲んでくつろいで欲しいんです』
完成のご予定は?『一人でやっていて、材料を探すのも苦労です。他に仕事もありますからね。。。』
細い踏み跡のコースを歩くと、エゾコザクラ・シラネアオイ、カタクリ、オオサクラソウが見ごろを迎え、オオバナノエンレイソウも蕾を膨らませ、サンカヨウの透きとおる白い花も咲き始めていました。
太四郎の森は正しく『桃源郷』を思わせる佇まいでした。
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エンレイソウの見ごろは間近。また是非行ってみたいです。
(注) 訪れる際は事前予約を。
「太四郎の森」090-1305-9558 泉さんまで
森の保護のため、場所はあえて公表していないそう です。
電話で直接泉さんからお聞きください。
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