家具・木製品・キルト(81)


2009630(火)

寄木のトレー3種


寄木のトレー3種

木そのものの色合いを生かした『寄木のトレー』が完成しました。

 寄木に使用した材料は
 ・紅木紫檀(こうきしたん)=ローズウッド
 ・ミズナラ
 ・タモ神代(埋もれ木)
 ・ブラックオールナット
 ・イタヤ楓
 ・エンジュ
 ・ヒガツラ(緋桂)

 大きさは3種類です。

  大=36㎝×26㎝
  中=30㎝×26㎝
  小=26㎝×26㎝

↓大 縁材はニレ材を使用しています。
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↓中 縁材はイタヤ楓を使用しています。
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↓小 縁材はブラックオールナットを使用しています。
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木の持つそれぞれの色合いがとても綺麗で楽しいトレーです。

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 ↓の写真は今日の「ki-raraガーデン」です。
夏の花で賑わってきました。

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 ↓の写真は路肩に咲いているエゾスカシユリ。今が見ごろを迎えていますが、道路の草刈りで間もなく刈られる運命。
刈られる前に摘んできて飾りました。
 濃いオレンジ色がとても綺麗です。

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この記事のURL2009-06-30 17:55:16

2009611(木)

緋桂のソーイングボックス


緋桂のソーイングボックス

カツラの古材で製作したソーイングボックスです。

 昔、和服などの仕立て直しの際に使われた『張り板』を使っています。

 今ではすっかり見れなくなった「張り板」ですが、昔はよく見かけたものです。

 古くなった和服を仕立て直す際に、解いた生地を洗い、フノリを付けて張って乾かすのに使われました。
 少し疲れた生地も、ノリが効き新品同様に生まれ変わって、生地が擦り切れるまで何度となく仕立て直されたものでした。

 張り板そのものの大きさは、幅40㎝・厚さ20㎜程度、長さは2m位の一枚板です。
 原木は直径にして70㎝以上はあった大木の桂から取られたものと思われます。

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写真の色合いをご覧ください。
この色合いは経年による色変化もありますが、緋桂独特の赤味を帯びた色合いです。

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緋桂は『十勝の銘木』とされ、今では原木で生産される大径木は手に入らないと言われています。

 使用した張り板は、半世紀以上も前に作られたものと思われますが、その頃は近くの山々からふんだんに産出されていたことでしょう。

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この記事のURL2009-06-11 14:39:03

2009515(金)

カウンターが完成しました


カウンターが完成しました

工房の前身はお牛さんのお家だった牛舎です。

廃牛舎になってかれこれ20年ほどが経つこの建物を自前で改造し、広いスペースの一角を間仕切りして展示室=ki-raraルームとして使用しています。

でも全てが完成しているわけではなく、時間を見て手を加えながらの現在進行形です。

そういう展示ルームなのですが、以前からコーナー部の一角がどうもスッキリせず、カウンターを設置してスッキリさせたいと思いつつも手を加えられないまま経過してしまいました。

 今回ようやく完成しました。

本体の羽目板以外はミズナラの新材と二つの天板はミズナラの古材を使用しています。

サイズは、幅1600㎜ 奥行き450㎜ 高さ1000㎜ オイル仕上げになっています。

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 天板に使用したミズナラの古材は、60年ほど昔に旭川の体育館で使用され、その後解体されて保存されていた30㎝角の無垢材です。その材をチェーンソーで2つに挽き割って幅220㎜厚さ100㎜に加工して使用しています。

 釘傷、へこみ・くすみがあり、ひび割れもあります。ひび割れは木を丸ごと使用した無垢材の証でもあります。

 写真で黒く見える柱もミズナラの古材の柱を加工せずに、ほこりを取り除きオイルを塗布してそのまま使用しています。カウンターとの明暗とルーム全体のアクセントとして使用しました。

 これで手つかずでいたコーナーもスッキリ整いました。

まだまだ手を入れなければならない所はありますが、さてどうなる事やら?。。。

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↓の写真2枚は天板に使用したミズナラの古材の写真とチェーンソーで2つにひき割った写真です。

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この記事のURL2009-05-15 21:19:07

2009411(土)

古材のリメイクテーブル


古材のリメイクテーブル

昨年11月に製作準備を進め、その後中断していた古材のリメークテーブルが漸く完成しました。

 元々は古い民家の梁として使われていた立派なニレ材ですが、解体され産廃物として消えゆく運命にありました。

 数年前、薪ストーブの燃料として購入した廃材の中にあったものを見つけ、大事に保管しておいたものです。

↓の写真が、打ち込まれていた古釘を丁寧に抜き取って、テーブルサイズの長さにカットした原形です。

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解体された後しばらく放って置かれたのか、腐食が進んだところがあり、使用できる部分は全体の半分程度でした。

 しかし、長い歳月を物語るように木肌には新しい材では見られない独特な模様まで浮き出て、古材ならではのテーブルに仕上がりました。

 サイズは、1,200㎜の正方形です。
先日ki-raraルームに移動し展示しています。
是非現物を見にいらして下さい。

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この記事のURL2009-04-11 17:50:48

200944(土)

ピックケース new


ピックケース new

木楽々オリジナルのギター用ピックケースです。

ギターのピックケースは、市販されている布製の物がありますが、空き缶等を利用している方も多いと聞きました。

 今回、ギターをこよなく愛す知り合いから依頼されて製作しました。

 ダブルケースとシングルケースの二種類あります。
ケースの深さは6ミリあり、5~6枚は入ります。

 お問い合わせはメール・電話にてご連絡ください。

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この記事のURL2009-04-04 20:15:24

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 ABOUT
工房 木-楽々(ki-rara)
工房 木-楽々は、十勝帯広の北東 上士幌町萩ヶ岡ののどかな高原から、広葉樹の無垢材による家具・木工製品やパイン材のカントリー家具を製作しお届けしています。一般の家具店には無い Just my Size の家具をお作りしてお届けしています。

性別
年齢60代以上
エリア上士幌町
属性事業者
 GUIDE
工房 木-楽々(ki-rara)
住所北海道河東郡上士幌町萩ヶ岡東8線-53号
TEL01564-9-2990
営業10:00 - 17:00
定休不定休日
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