2009年5月30日(土)
十勝の霊峰 剣山
登山・ハイキング×15
昨日の金曜日、今年初めての登山となる『霊峰剣山』に登ってきました。
剣山の名前は以前から聞いていたのですが、今回初めて登るチャンスに恵まれました。
本剣山は、日本100名山に名を連ねる「四国剣山」の分神が祀られる由緒正しき霊峰とのこと。
故に、標高1,205mと高山とは言えませんが、一の森、二の森、三の森と鋭き岩峰が連なり、北側斜面は鋭く切れ落ちていて、正しく「剣山」の名にふさわしい霊峰でした。
晴れ渡った日には、山頂から十勝平野の大展望が望めると言う事ですが、今回は残念ながら生憎のガスで見れませんでした。
今回の初登山で感激したのは、山容もさることながら登山道の入り口から山頂近くの三の森まで絶え間なく続く高山植物の花々と、それにミズナラ林の美しさに驚きました。
大展望こそ望めませんでしたが、綺麗な高山植物と芽吹いたばかりのミズナラを主体とした美しい広葉樹の山を楽しめました。
↑の写真はこの前ユーザーのcreateさんがupしていた「白いシラネアオイ」です。私も見ました。
↓の写真はその傍で咲いていた珍しい白と紫の斑入りのシラネアオイです。
↓の写真は三の森の大岩の割れ目に一列に並んだ「オオサクラソウ」です。
登山道入口近くから両脇に山頂近くまで咲いていたオオサクラソウですが、岩の割れ目にオオサクラソウだけが咲いている姿は初めて目にしました。とても綺麗でした。
その他に、珍しい高山植物が咲いていました。
↓の写真左から、オクエゾサイシン、アオチドリ、ツルアジサイの若芽です。ツルアジサイの咲く姿を見るのが楽しみです。
剣山の名前は以前から聞いていたのですが、今回初めて登るチャンスに恵まれました。
本剣山は、日本100名山に名を連ねる「四国剣山」の分神が祀られる由緒正しき霊峰とのこと。
故に、標高1,205mと高山とは言えませんが、一の森、二の森、三の森と鋭き岩峰が連なり、北側斜面は鋭く切れ落ちていて、正しく「剣山」の名にふさわしい霊峰でした。
晴れ渡った日には、山頂から十勝平野の大展望が望めると言う事ですが、今回は残念ながら生憎のガスで見れませんでした。
今回の初登山で感激したのは、山容もさることながら登山道の入り口から山頂近くの三の森まで絶え間なく続く高山植物の花々と、それにミズナラ林の美しさに驚きました。
大展望こそ望めませんでしたが、綺麗な高山植物と芽吹いたばかりのミズナラを主体とした美しい広葉樹の山を楽しめました。
↑の写真はこの前ユーザーのcreateさんがupしていた「白いシラネアオイ」です。私も見ました。
↓の写真はその傍で咲いていた珍しい白と紫の斑入りのシラネアオイです。
↓の写真は三の森の大岩の割れ目に一列に並んだ「オオサクラソウ」です。
登山道入口近くから両脇に山頂近くまで咲いていたオオサクラソウですが、岩の割れ目にオオサクラソウだけが咲いている姿は初めて目にしました。とても綺麗でした。
その他に、珍しい高山植物が咲いていました。
↓の写真左から、オクエゾサイシン、アオチドリ、ツルアジサイの若芽です。ツルアジサイの咲く姿を見るのが楽しみです。
この記事のURL|2009-05-30 21:11:27
2009年5月24日(日)
北海道の本ワサビ発見
四季十勝×84
5月の中旬に春の里山散策をしていて偶然見つけた『本ワサビ』です。本州の地域によっては「水ワサビ」とも言うそうです。
散策しながら歩いていると、下を流れる細い流れの沢に白い花を付けた植物が一面に広がっていました。
ひょっとすると。。。。と思い沢まで降りて見てみました。花といい葉っぱといい間違いなく本ワサビでした。
""
5月の初旬に広尾の「太四郎の森」をupしましたが、その時北海道で初めて自生しているそれを見て「あれは本ワサビですよね」と尋ねたら「本ワサビです。本州から持ち込んで植えたものなんですよ」と泉さんが答えてくれました。
でも今回見た場所からして、わざわざ持ち込んで植えたとも考えられません。
とにもかくにも、本州でしか育たない(北限は青森下北半島で見かけましたが)と思っていた本ワサビが、ここ十勝で自生している事実を初めて確認しました。
普通は根の部分を薬味として食べますが、花や茎もとても美味しいです。
見かけたり自生などの情報ありましたら是非ご連絡ください。
散策しながら歩いていると、下を流れる細い流れの沢に白い花を付けた植物が一面に広がっていました。
ひょっとすると。。。。と思い沢まで降りて見てみました。花といい葉っぱといい間違いなく本ワサビでした。
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5月の初旬に広尾の「太四郎の森」をupしましたが、その時北海道で初めて自生しているそれを見て「あれは本ワサビですよね」と尋ねたら「本ワサビです。本州から持ち込んで植えたものなんですよ」と泉さんが答えてくれました。
でも今回見た場所からして、わざわざ持ち込んで植えたとも考えられません。
とにもかくにも、本州でしか育たない(北限は青森下北半島で見かけましたが)と思っていた本ワサビが、ここ十勝で自生している事実を初めて確認しました。
普通は根の部分を薬味として食べますが、花や茎もとても美味しいです。
見かけたり自生などの情報ありましたら是非ご連絡ください。
この記事のURL|2009-05-24 21:29:41
2009年5月15日(金)
カウンターが完成しました
家具・木製品・キルト×81
工房の前身はお牛さんのお家だった牛舎です。
廃牛舎になってかれこれ20年ほどが経つこの建物を自前で改造し、広いスペースの一角を間仕切りして展示室=ki-raraルームとして使用しています。
でも全てが完成しているわけではなく、時間を見て手を加えながらの現在進行形です。
そういう展示ルームなのですが、以前からコーナー部の一角がどうもスッキリせず、カウンターを設置してスッキリさせたいと思いつつも手を加えられないまま経過してしまいました。
今回ようやく完成しました。
本体の羽目板以外はミズナラの新材と二つの天板はミズナラの古材を使用しています。
サイズは、幅1600㎜ 奥行き450㎜ 高さ1000㎜ オイル仕上げになっています。
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天板に使用したミズナラの古材は、60年ほど昔に旭川の体育館で使用され、その後解体されて保存されていた30㎝角の無垢材です。その材をチェーンソーで2つに挽き割って幅220㎜厚さ100㎜に加工して使用しています。
釘傷、へこみ・くすみがあり、ひび割れもあります。ひび割れは木を丸ごと使用した無垢材の証でもあります。
写真で黒く見える柱もミズナラの古材の柱を加工せずに、ほこりを取り除きオイルを塗布してそのまま使用しています。カウンターとの明暗とルーム全体のアクセントとして使用しました。
これで手つかずでいたコーナーもスッキリ整いました。
まだまだ手を入れなければならない所はありますが、さてどうなる事やら?。。。
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↓の写真2枚は天板に使用したミズナラの古材の写真とチェーンソーで2つにひき割った写真です。
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廃牛舎になってかれこれ20年ほどが経つこの建物を自前で改造し、広いスペースの一角を間仕切りして展示室=ki-raraルームとして使用しています。
でも全てが完成しているわけではなく、時間を見て手を加えながらの現在進行形です。
そういう展示ルームなのですが、以前からコーナー部の一角がどうもスッキリせず、カウンターを設置してスッキリさせたいと思いつつも手を加えられないまま経過してしまいました。
今回ようやく完成しました。
本体の羽目板以外はミズナラの新材と二つの天板はミズナラの古材を使用しています。
サイズは、幅1600㎜ 奥行き450㎜ 高さ1000㎜ オイル仕上げになっています。
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天板に使用したミズナラの古材は、60年ほど昔に旭川の体育館で使用され、その後解体されて保存されていた30㎝角の無垢材です。その材をチェーンソーで2つに挽き割って幅220㎜厚さ100㎜に加工して使用しています。
釘傷、へこみ・くすみがあり、ひび割れもあります。ひび割れは木を丸ごと使用した無垢材の証でもあります。
写真で黒く見える柱もミズナラの古材の柱を加工せずに、ほこりを取り除きオイルを塗布してそのまま使用しています。カウンターとの明暗とルーム全体のアクセントとして使用しました。
これで手つかずでいたコーナーもスッキリ整いました。
まだまだ手を入れなければならない所はありますが、さてどうなる事やら?。。。
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↓の写真2枚は天板に使用したミズナラの古材の写真とチェーンソーで2つにひき割った写真です。
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この記事のURL|2009-05-15 21:19:07
2009年5月14日(木)
ki-raraガーデンの今
ki-raraガーデン×13
桜も散り、4月28日以来好天続きだった空模様も一転し、昨日今日と冷え込みました。
今朝ナイタイ方面の山並みを見たら薄っすらと白くなっていました。
また暖かい春の陽射しが欲しいところです。
ki-raraガーデンも好天続きで順調に生育し、今、春の花々が見ごろを迎えています。
""
↑↓の写真は昨年工房前に整備した2ヶ所の花壇の様子です。元気で咲いてくれました。
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これから色とりどりの花が咲いてくれます。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
工房を留守にすることがありますが、ご自由にご覧いただけます。
今朝ナイタイ方面の山並みを見たら薄っすらと白くなっていました。
また暖かい春の陽射しが欲しいところです。
ki-raraガーデンも好天続きで順調に生育し、今、春の花々が見ごろを迎えています。
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↑↓の写真は昨年工房前に整備した2ヶ所の花壇の様子です。元気で咲いてくれました。
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これから色とりどりの花が咲いてくれます。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
工房を留守にすることがありますが、ご自由にご覧いただけます。
この記事のURL|2009-05-14 19:31:58
2009年5月4日(月)
太四郎の森
四季十勝×84
5月に入りいよいよ春本番。
十勝の各地も帯広を皮切りに「桜の開花」が進んでいるようです。
ゴールデンウイークも間もなく終わりですが、仕事だったの方もお休みだった方も、連日の好天には感謝したいですね。
私も連休の一日、数年来の念願だった『太四郎の森』に行ってきました。
雑誌や新聞等で紹介されていてご存じの方も多いと思います。
本来事前予約制ですが、事情で連絡できず、当日直接お邪魔したのですが、所有者で管理されている「泉」さんがおられ、事情説明の上快く入林のお許しを頂きました。
勝手をしておきながら、ありがとうございました。
森の入口に立つと、そこは「豊似川」に沿った広い河畔林になっていました。
既に足元にはカタクリやサクラソウが綺麗に咲き誇っています。
""
泉さんが直接案内してくださいました。
『初めての方は状況が分からないですから、こうやってご案内しています』と泉さん。
林内に入ると、手入れされた中に人一人が通れるほどの細い踏み跡が通じていました。足を踏みこむコースの中に、咲き始めたサクラソウやカタクリ、蕾を大きくしてもう少しで咲きそうなオオバナノエンレイソウが見えます。
『できるだけ踏まないように気を付けてください』
泉さんが20年近くにわたって開き守ってきた「太四郎の森」です。
優しく言う泉さんの言葉に、その御苦労と草木への優しさを感じました。
森のあちこちに建てられた「東屋」も泉さんお一人で建てられたそうです。
『靴を脱いで上がって見てください。座って見るこの目線が一番いいんですよ』 観る目線を考えて床の高さを決めたそうです。
""
豊かな湧水が流れる小川の縁に今盛りとエゾノリュウキンカが黄金色に咲き誇り、東屋から小川を隔てた向こうに薄紫の花を広げたカタクリの群生が広がっています。
ここのところ十勝では、北海道の自然をテーマにした広大な公園が開園されています。素晴らしい公園に育っていくことと思いますし十勝の自慢でもあります。
でも大きな違いは『太四郎の森』は、すでに成熟しそこにあって誰も目を向けなかった森です。泉さんは一人それを守って後世に伝えようとしています。
今も建築中の大きな古民家がありました。『訪れてくれた方にゆっくりお茶でも飲んでくつろいで欲しいんです』
完成のご予定は?『一人でやっていて、材料を探すのも苦労です。他に仕事もありますからね。。。』
細い踏み跡のコースを歩くと、エゾコザクラ・シラネアオイ、カタクリ、オオサクラソウが見ごろを迎え、オオバナノエンレイソウも蕾を膨らませ、サンカヨウの透きとおる白い花も咲き始めていました。
太四郎の森は正しく『桃源郷』を思わせる佇まいでした。
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エンレイソウの見ごろは間近。また是非行ってみたいです。
(注) 訪れる際は事前予約を。
「太四郎の森」090-1305-9558 泉さんまで
森の保護のため、場所はあえて公表していないそう です。
電話で直接泉さんからお聞きください。
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十勝の各地も帯広を皮切りに「桜の開花」が進んでいるようです。
ゴールデンウイークも間もなく終わりですが、仕事だったの方もお休みだった方も、連日の好天には感謝したいですね。
私も連休の一日、数年来の念願だった『太四郎の森』に行ってきました。
雑誌や新聞等で紹介されていてご存じの方も多いと思います。
本来事前予約制ですが、事情で連絡できず、当日直接お邪魔したのですが、所有者で管理されている「泉」さんがおられ、事情説明の上快く入林のお許しを頂きました。
勝手をしておきながら、ありがとうございました。
森の入口に立つと、そこは「豊似川」に沿った広い河畔林になっていました。
既に足元にはカタクリやサクラソウが綺麗に咲き誇っています。
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泉さんが直接案内してくださいました。
『初めての方は状況が分からないですから、こうやってご案内しています』と泉さん。
林内に入ると、手入れされた中に人一人が通れるほどの細い踏み跡が通じていました。足を踏みこむコースの中に、咲き始めたサクラソウやカタクリ、蕾を大きくしてもう少しで咲きそうなオオバナノエンレイソウが見えます。
『できるだけ踏まないように気を付けてください』
泉さんが20年近くにわたって開き守ってきた「太四郎の森」です。
優しく言う泉さんの言葉に、その御苦労と草木への優しさを感じました。
森のあちこちに建てられた「東屋」も泉さんお一人で建てられたそうです。
『靴を脱いで上がって見てください。座って見るこの目線が一番いいんですよ』 観る目線を考えて床の高さを決めたそうです。
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豊かな湧水が流れる小川の縁に今盛りとエゾノリュウキンカが黄金色に咲き誇り、東屋から小川を隔てた向こうに薄紫の花を広げたカタクリの群生が広がっています。
ここのところ十勝では、北海道の自然をテーマにした広大な公園が開園されています。素晴らしい公園に育っていくことと思いますし十勝の自慢でもあります。
でも大きな違いは『太四郎の森』は、すでに成熟しそこにあって誰も目を向けなかった森です。泉さんは一人それを守って後世に伝えようとしています。
今も建築中の大きな古民家がありました。『訪れてくれた方にゆっくりお茶でも飲んでくつろいで欲しいんです』
完成のご予定は?『一人でやっていて、材料を探すのも苦労です。他に仕事もありますからね。。。』
細い踏み跡のコースを歩くと、エゾコザクラ・シラネアオイ、カタクリ、オオサクラソウが見ごろを迎え、オオバナノエンレイソウも蕾を膨らませ、サンカヨウの透きとおる白い花も咲き始めていました。
太四郎の森は正しく『桃源郷』を思わせる佇まいでした。
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エンレイソウの見ごろは間近。また是非行ってみたいです。
(注) 訪れる際は事前予約を。
「太四郎の森」090-1305-9558 泉さんまで
森の保護のため、場所はあえて公表していないそう です。
電話で直接泉さんからお聞きください。
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この記事のURL|2009-05-04 22:40:25