2008年12月20日(土)
減税のつづき
前回のローン減税の続きです。
○ 住宅ローン減税、どれだけ使えるの?
そこで所得が少ない人でも満額の控除を受けられるように、所得税だけでなく住民税からも差し引くことができる案を検討しているのです。
国税である所得税から年最大50万円、地方税の住民税からも同10万円、いずれも10年にわたって差し引ける案です。
これにより先ほどの年収550万円世帯だとしたら、280万円戻ってきます。
90万円しか戻ってこなかったこれまでとくらべて、大幅アップですね。
年収750万円の世帯だと580万円と、枠いっぱいに近づいてきます。
しかし、住民税を管轄する総務省からは、住民税からの減税に反発の声が強いようです。所得税額が控除額を下回る場合、一年の税額が60万円を下回る場合だけ、その差額を住民税から引くことを提案しているし、財務省は手続きが煩雑化することから強く反対しています。
住宅ローン減税の拡大によって、低迷している不動産市場のてこ入れ、つまりもっと住宅を買ってね!ということなのですが、リフォーム減税や不動産取得税の軽減などとあわせて、まだ議論されることになりそうです。
■控除額が最大600万円!誰でも600万円返って来るの?
少し話が難しくなってしまいますが、住宅ローンの残高5000万円が上限です。
これに対しての控除条件を、一般住宅と長期優良住宅に分けて見てみましょう。
【一般住宅の場合】
2009年1月1日から2年以内、つまり2009~2010年の入居者は残高5000万円、入居が2011年になると残高4000万円、2012年だと残高3000万円、2013年で残高2000万円というように、年を追うごとに、控除される上限が下がっていきます。
この残高に対して毎年1%が減税されます。
おそらく一般的サラリーマンが購入する目安になるであろう
3000万円の住宅ローンを組むとして考えてみましょう。
2012年までの入居であれば、満額対象になります。
1%ですから年額30万円、10年間で300万円が控除されます。
ただし、ここで注意です。
これがたった1日入居がズレたとします。
2013年に3000万円の住宅ローンを組んで入居したとすると、対象はローン3000万円のうちの2000万円だけになってしまい、1%で年額20万円、10年間で200万円しか控除されなくなるのです。
たった1日の違いが、100万円もの違いにもなってしまうのです!
大きな差ですね。
2012年と2013年の境目に入居する方は、日付には注意して家づくりをしましょう。
良い話が聞こえてこなかった今年、国の助成金や各種減税は、もれなくもらって少しでも生活の足しにしたいものですね。
また、お得な情報があれば、アップします。
○ 住宅ローン減税、どれだけ使えるの?
そこで所得が少ない人でも満額の控除を受けられるように、所得税だけでなく住民税からも差し引くことができる案を検討しているのです。
国税である所得税から年最大50万円、地方税の住民税からも同10万円、いずれも10年にわたって差し引ける案です。
これにより先ほどの年収550万円世帯だとしたら、280万円戻ってきます。
90万円しか戻ってこなかったこれまでとくらべて、大幅アップですね。
年収750万円の世帯だと580万円と、枠いっぱいに近づいてきます。
しかし、住民税を管轄する総務省からは、住民税からの減税に反発の声が強いようです。所得税額が控除額を下回る場合、一年の税額が60万円を下回る場合だけ、その差額を住民税から引くことを提案しているし、財務省は手続きが煩雑化することから強く反対しています。
住宅ローン減税の拡大によって、低迷している不動産市場のてこ入れ、つまりもっと住宅を買ってね!ということなのですが、リフォーム減税や不動産取得税の軽減などとあわせて、まだ議論されることになりそうです。
■控除額が最大600万円!誰でも600万円返って来るの?
少し話が難しくなってしまいますが、住宅ローンの残高5000万円が上限です。
これに対しての控除条件を、一般住宅と長期優良住宅に分けて見てみましょう。
【一般住宅の場合】
2009年1月1日から2年以内、つまり2009~2010年の入居者は残高5000万円、入居が2011年になると残高4000万円、2012年だと残高3000万円、2013年で残高2000万円というように、年を追うごとに、控除される上限が下がっていきます。
この残高に対して毎年1%が減税されます。
おそらく一般的サラリーマンが購入する目安になるであろう
3000万円の住宅ローンを組むとして考えてみましょう。
2012年までの入居であれば、満額対象になります。
1%ですから年額30万円、10年間で300万円が控除されます。
ただし、ここで注意です。
これがたった1日入居がズレたとします。
2013年に3000万円の住宅ローンを組んで入居したとすると、対象はローン3000万円のうちの2000万円だけになってしまい、1%で年額20万円、10年間で200万円しか控除されなくなるのです。
たった1日の違いが、100万円もの違いにもなってしまうのです!
大きな差ですね。
2012年と2013年の境目に入居する方は、日付には注意して家づくりをしましょう。
良い話が聞こえてこなかった今年、国の助成金や各種減税は、もれなくもらって少しでも生活の足しにしたいものですね。
また、お得な情報があれば、アップします。
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