環境問題が取りざたされる中、
エコに関心ある人が増えてきているようです。

そこでちょっと太陽光発電の
補助金制度についてお話します。


◆太陽光発電に「関心ある」８０％

先週の日経新聞にもありましたが、一戸建ての
持家に住む人では、計８０％の方が太陽光発電
に興味があると答えていたそうです。

関心があることへの理由としては、「環境に
やさしいと思うから」が５９％と高く、中には
「電気代の節約になるから」と答えた人も
多かったようです。

ただ、経済産業省が出している太陽光発電の
設置に対する補助金制度については、全体の
半分以上の人が知らなかったそうです。

では、補助額がどのくらいかというと・・・。

太陽光発電の補助額は１ｋｗあたり７万円。

標準的な住宅用の場合は出力３～３．５ｋｗ
２１万円～２５万円となります。

ただ、実際に家庭用のシステム３ｋｗ級を
設置費するとなると、約２３０万円ほど
かかります。

補助を受けても設置費が２００万円強となる
ため、まだまだ費用がかかりすぎるという声
もあるようです。

住宅で考えるなら、建てる住宅によって異なり
ますが、３５坪の一般的な住宅の建物本体で
1400万円ほどかかったとして、1600万円くらい
にはなってしまうということです。

ただ、太陽光発電での光熱費削減や、余った
電力を電力会社に売ったりすることができる
ことと合わせて考えることも必要です。

どのくらいのコスト削減になるのか、どのくらい
運用すれば元がとれるのか？

太陽光発電のメーカーサイトでは、電気代金の
シュミレーションなどもその場で簡単にできる
ようになっていますので、そちらで確かめて
みるのも一つかもしれませんね。

住宅は建てる時にも費用がかかりますが、
建てた住宅によってその後の生活費用にも
影響してきます。

やはり、賢い家づくりは建築費だけではなく、
住宅ローンのことや建てた後の光熱費等、生活費
のことまで考えることが重要です。


では、また

情報提供：株式会社ナック