2009年3月27日(金)
エコな給湯機「エコキュート」を知っていますか。
■エコな給湯機「エコキュート」を知っていますか。
先週は、「太陽光発電」についてお話ししましたが、
今回は「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」
についてお話しします。
堅苦しい名称ですが、
「エコキュート」と言えば、
テレビのコマーシャルで皆さんにも
お馴染みなのではないでしょうか。
「エコキュート」は、
「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」の愛称で、
電力会社や給湯機メーカーが使用しています。
■「エコキュート」のしくみ
エコキュートは、
空気の熱を利用してヒートポンプ技術により
お湯を沸かす仕組みです。
ファンを回転させて外の空気を取り込み、
空気から熱を吸収します。
吸収した熱をコンプレッサー(圧縮機)に運び、
圧縮してさらに高温にして、この熱を熱交換器で
水に伝えてお湯を沸かします。
この時、空気中の熱を吸収して運び、
お湯に伝える「冷媒」に、
自然冷媒CO2を利用しています。
空気とCO2を使う電気給湯システムなので、
環境にやさしい(エコロジー)システムである
と言えます。
ヒートポンプ技術は
みなさんがよくご存知の家電にも利用されていますが、
何だかご存知ですか?
それはエアコンです。
エアコンに利用されている、
従来のヒートポンプ技術では
空気の熱を吸収する役割を果たす「冷媒」に
「フロン」を利用していました。
この「フロン」は、オゾン層破壊の
原因物質であることがわかり、
現在ではさまざまな国の条約や法律で
使用に制限が設けられております。
モントリオール議定書で
全廃目標年が決定され、世界規模で
フロン全廃に向けての活動が進められています。
エコキュートは
「冷媒」に、工場で発生したCO2を
リサイクルした自然冷媒CO2を使っており、
また従来型電気給湯機に比べると
3分の1程度の電気エネルギー使用で
済むと言われていますので、
CO2削減にも繋がっており、
低炭素社会、地球温暖化防止に貢献していると言えます。
■「エコキュート」給湯機のタイプと経済性
「エコキュート」は、
エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットと
タンクユニットを屋外に設置し、これでお湯を沸かし給湯します。
狭い場所に設置できる薄型タイプ、
高さのあるスリムタイプ、
ヒートポンプユニットと
タンクユニットが一体型になっている瞬間給湯タイプなどがあります。
タンク容量も
300リットル~460リットルといった
幅広い取り揃えとなっています。
各メーカーからさまざまな機種が出ていますので、
ホームページなどで一度検索してみるといいと思います。
また、「エコキュート」の機能は基本的には給湯ですが、
他の便利な機能を備えているタイプもあります。
例えば、「給湯」機能に、「床暖房」・「浴室暖房乾燥」
の両方またはどちらか一方を備えた機種がメーカーから出ています。
その他お風呂のお湯はりが自動でできる機能、
追い炊き機能、
リモコンで台所とお風呂で話ができる機能、
霧状の温水シャワーミストサウナに対応したタイプなどがあります。
価格も機能、機種などにより異なり、
税込み、工事費別でおよそ65万円から90万円程度を中心に
各メーカーが価格設定しています。
メーカー設定価格に対して、
実際の販売価格は取扱店によってさまざまなので、
住宅販売会社の担当の方と相談なさることをお勧めいたします。
気になる電気料金ですが、調べてみると
1ヶ月当りのエコキュート(台所、洗面所、お風呂)に
かかる電気料金は一般的に1000円~1400円程度のようで、
ランニングコストには割安感があります。
住宅会社は、
実際にさまざまな給湯システムを
設置した住宅を手がけていて、
豊富な情報を持っていることでしょう。
実際に使用している人の声などの情報も併せて、
給湯システムについてご相談なさると良いと思います
先週は、「太陽光発電」についてお話ししましたが、
今回は「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」
についてお話しします。
堅苦しい名称ですが、
「エコキュート」と言えば、
テレビのコマーシャルで皆さんにも
お馴染みなのではないでしょうか。
「エコキュート」は、
「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」の愛称で、
電力会社や給湯機メーカーが使用しています。
■「エコキュート」のしくみ
エコキュートは、
空気の熱を利用してヒートポンプ技術により
お湯を沸かす仕組みです。
ファンを回転させて外の空気を取り込み、
空気から熱を吸収します。
吸収した熱をコンプレッサー(圧縮機)に運び、
圧縮してさらに高温にして、この熱を熱交換器で
水に伝えてお湯を沸かします。
この時、空気中の熱を吸収して運び、
お湯に伝える「冷媒」に、
自然冷媒CO2を利用しています。
空気とCO2を使う電気給湯システムなので、
環境にやさしい(エコロジー)システムである
と言えます。
ヒートポンプ技術は
みなさんがよくご存知の家電にも利用されていますが、
何だかご存知ですか?
それはエアコンです。
エアコンに利用されている、
従来のヒートポンプ技術では
空気の熱を吸収する役割を果たす「冷媒」に
「フロン」を利用していました。
この「フロン」は、オゾン層破壊の
原因物質であることがわかり、
現在ではさまざまな国の条約や法律で
使用に制限が設けられております。
モントリオール議定書で
全廃目標年が決定され、世界規模で
フロン全廃に向けての活動が進められています。
エコキュートは
「冷媒」に、工場で発生したCO2を
リサイクルした自然冷媒CO2を使っており、
また従来型電気給湯機に比べると
3分の1程度の電気エネルギー使用で
済むと言われていますので、
CO2削減にも繋がっており、
低炭素社会、地球温暖化防止に貢献していると言えます。
■「エコキュート」給湯機のタイプと経済性
「エコキュート」は、
エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットと
タンクユニットを屋外に設置し、これでお湯を沸かし給湯します。
狭い場所に設置できる薄型タイプ、
高さのあるスリムタイプ、
ヒートポンプユニットと
タンクユニットが一体型になっている瞬間給湯タイプなどがあります。
タンク容量も
300リットル~460リットルといった
幅広い取り揃えとなっています。
各メーカーからさまざまな機種が出ていますので、
ホームページなどで一度検索してみるといいと思います。
また、「エコキュート」の機能は基本的には給湯ですが、
他の便利な機能を備えているタイプもあります。
例えば、「給湯」機能に、「床暖房」・「浴室暖房乾燥」
の両方またはどちらか一方を備えた機種がメーカーから出ています。
その他お風呂のお湯はりが自動でできる機能、
追い炊き機能、
リモコンで台所とお風呂で話ができる機能、
霧状の温水シャワーミストサウナに対応したタイプなどがあります。
価格も機能、機種などにより異なり、
税込み、工事費別でおよそ65万円から90万円程度を中心に
各メーカーが価格設定しています。
メーカー設定価格に対して、
実際の販売価格は取扱店によってさまざまなので、
住宅販売会社の担当の方と相談なさることをお勧めいたします。
気になる電気料金ですが、調べてみると
1ヶ月当りのエコキュート(台所、洗面所、お風呂)に
かかる電気料金は一般的に1000円~1400円程度のようで、
ランニングコストには割安感があります。
住宅会社は、
実際にさまざまな給湯システムを
設置した住宅を手がけていて、
豊富な情報を持っていることでしょう。
実際に使用している人の声などの情報も併せて、
給湯システムについてご相談なさると良いと思います
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