2009年9月21日(月)
良い枕(まくら)の条件とは?
眠り×2
寝具類って、毎日使っているけれど、
あまり日々の話題には挙がりません。残念ながら、割りと地味な存在です。
しかし、その中でも各メディアで特集されることが多いアイテムがあります。
それは、「 枕 」
形は布団より小さいですが、その良し悪しで、寝心地を大きく左右し、
翌朝の健康状態に大きく影響するスゴイ奴です。
では、どんな枕が良い枕なのか?
ピローアドバイザーの立場から、条件を絞るとしたら
これは、視覚的に表現しやすいせいか、テレビでも時間を割いて説明されることが多いですね。「正しい」とは、具体的には、頚椎(首の骨です)の
椎間板に、負担が掛かっていない状態のことです。
頚椎は7つの骨に分かれています。椎間板は、分かれた骨の間にあり、
柔軟性を保つクッションの様な働きをしています。
以下の図は、それぞれの高さの枕で、仰向け寝した時、
椎間板の内側と、外側に掛かる圧力を色で示しています。
赤は椎間板が押し潰されている部分、青は伸ばされている部分、
緑は圧力負担が掛かっていない部分です。
高すぎる枕
正しい高さの枕
低すぎる枕
横向き寝の場合は、下になった肩に圧迫が掛からず、
鼻→口元→首を結んだラインが
出来るだけ真っ直ぐになるような高さが適当です。
起きている時も、寝ている時も、姿勢が悪いと疲れが取れません。
当店では、ピローアドバイザーが、ピッタリの高さと角度に調整して、
お客様に、枕をお渡ししています。
枕を当ててみて、「気持ちいい~」と感じる感触は、
人それぞれ、好みがあります。体格の良い人、痩せ型の人、
首の状態によっても、さまざまな違いがあります。
・硬すぎないか?
・柔らかすぎて安定感に欠けていないか?
・寝返りがしやすいか?
服や靴を選ぶときのように、枕も実際に寝てみて、自分の頭と首が
喜ぶ感触かどうか? フィッティングして確認する事をおすすめします。
高さと角度は、後日、枕の詰め物の量を変えて調節できるとしたら、
フィット感の確認が一番重要なのかもしれません。
「頭寒足熱」が、快眠の条件の一つです。
頭を冷やす必要はありませんが、ムレ感を感じない
汗取りの良い素材を選ぶことがポイントです。
以上のような事を踏まえながら、お客様が「自分だけのピッタリ枕」に
出会えるようにアドバイスさせていただくのが、
私達の仕事の中の一つです。
枕は、「たまくら」(魂の宿る蔵)が語源とされる説があります。
大切な頭と首を支え、心を癒すアイテムと考えればピッタリな感じですね。
あなたの枕は、どんな「たまくら」ですか?
あまり日々の話題には挙がりません。残念ながら、割りと地味な存在です。
しかし、その中でも各メディアで特集されることが多いアイテムがあります。
それは、「 枕 」
形は布団より小さいですが、その良し悪しで、寝心地を大きく左右し、
翌朝の健康状態に大きく影響するスゴイ奴です。
では、どんな枕が良い枕なのか?
ピローアドバイザーの立場から、条件を絞るとしたら
これら3つの条件が、大切だと思います。
- 正しい高さと、角度
- 感触が心地良いものを選ぶ
- 頭に熱がこもらない
正しい高さと、角度
これは、視覚的に表現しやすいせいか、テレビでも時間を割いて説明されることが多いですね。「正しい」とは、具体的には、頚椎(首の骨です)の
椎間板に、負担が掛かっていない状態のことです。
頚椎は7つの骨に分かれています。椎間板は、分かれた骨の間にあり、
柔軟性を保つクッションの様な働きをしています。
以下の図は、それぞれの高さの枕で、仰向け寝した時、
椎間板の内側と、外側に掛かる圧力を色で示しています。
赤は椎間板が押し潰されている部分、青は伸ばされている部分、
緑は圧力負担が掛かっていない部分です。
高すぎる枕
顎が引きすぎて、
不自然な角度です。
椎間板に負担が掛かっている箇所があります。
正しい高さの枕
鼻から顎にかけて適度な角度を保っています。負担が掛かっている箇所はありません。
低すぎる枕
これは、低すぎると言うより枕が無い状態です。
顎が上がりすぎて、
椎間板に負担が掛かっています。
横向き寝の場合は、下になった肩に圧迫が掛からず、
鼻→口元→首を結んだラインが
出来るだけ真っ直ぐになるような高さが適当です。
起きている時も、寝ている時も、姿勢が悪いと疲れが取れません。
当店では、ピローアドバイザーが、ピッタリの高さと角度に調整して、
お客様に、枕をお渡ししています。
感触が心地良いものを選ぶ
枕を当ててみて、「気持ちいい~」と感じる感触は、
人それぞれ、好みがあります。体格の良い人、痩せ型の人、
首の状態によっても、さまざまな違いがあります。
・硬すぎないか?
・柔らかすぎて安定感に欠けていないか?
・寝返りがしやすいか?
服や靴を選ぶときのように、枕も実際に寝てみて、自分の頭と首が
喜ぶ感触かどうか? フィッティングして確認する事をおすすめします。
高さと角度は、後日、枕の詰め物の量を変えて調節できるとしたら、
フィット感の確認が一番重要なのかもしれません。
頭に熱がこもらない
「頭寒足熱」が、快眠の条件の一つです。
頭を冷やす必要はありませんが、ムレ感を感じない
汗取りの良い素材を選ぶことがポイントです。
以上のような事を踏まえながら、お客様が「自分だけのピッタリ枕」に
出会えるようにアドバイスさせていただくのが、
私達の仕事の中の一つです。
枕は、「たまくら」(魂の宿る蔵)が語源とされる説があります。
大切な頭と首を支え、心を癒すアイテムと考えればピッタリな感じですね。
あなたの枕は、どんな「たまくら」ですか?
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