今日も、結局、暑かった。
でも、時期に名残惜しくなる季節なんですよね。

先日、枕合わせの相談に来店されたお客様の話です。

枕合わせの前に、現在の眠りについての不満点や、
寝具の状況をお聞きするのですが、

私：
「今は、敷布団で寝てますか？それともベッドですか？」

お客様：
「ベッドです。最近マットレスを取り替えたばかりで、
ポケットコイルの・・・・」

私：
「へ～ ポケットコイルですか」

「ポケットコイル」、スプリングが、一つずつ袋（ポケット）に詰められて、

独立して配列されている構造が特徴で、

高密度なスプリングが、寝姿勢を正しく保ち、適度な弾力が、

寝返りなどの身体の動きをサポートする、

高性能なベッドマットレスの代名詞になっています。

ポケットコイルも、様々なグレードがあるので、

全て同じ性能ではありませんが、一般的には、ここで、

「いいヤツ使ってますね、お客様」

という話になるのですが、この方の場合、続きがありました。

お客様：
「・・・ポケットコイルの上に、低反発ウレタンが入っているタイプなんですけど、これが、寝辛くて・・・、動き辛くて、最近は、なんだか暑苦しいし・・」

某家具量販店 謹製 マットレスでした。

TVコマーシャルで宣伝してるので、売り場で勧められて購入したそうです。

低反発ウレタン・・・以前のブログでも取り上げましたが、

寝具素材の中ではワースト素材の一つです。

ポケットコイルが、適度な反発力で寝返りをサポートしてくれるのに、

どうして、反発力を吸収しちゃう低反発ウレタンを載せちゃうの？

おせーて。

睡眠中に、身体から出た汗は、マットレスを通して拡散されなきゃいけないのに、

どうして、汗取りの悪い低反発ウレタンを一番上に載せちゃうの？

おせーてちょうだい。

個人的には、どうにも納得できない組合せのマットレスです。

お客様も、何故、寝心地が悪いのか、理論的に納得されたご様子でした。

ブログのタイトルが、うまく表現できているかはビミョーですが、

ご飯とお餅を一緒に食べても、美味しくないですよね。
それぞれを生かす味付け、使い方があるはずです。

低反発ウレタンだって、衝撃吸収材としては、優れているんですから、

「無理やり、寝具に使わなくてもいいんじゃないでしょうか？」

と、私は、思うのです。

今日は、雨模様のお天気でしたね。

お日様が顔を出さないと、空気も涼しく、

まだ６月なんだなぁと、実感させられます。

こんな湿り気味の天気の中、ご来店されたお客様の中には、

店内に入って、すぐ、す～っと深呼吸されたり、

「いい香り～」と言ってくださる方がいらっしゃいます。

その香りは、どこから来るのかというと・・・

この器の中からなんですね～♪

精油の香りを室内に芳香させる専用機です。
ディフューザーと言います。

これは、水に精油を混ぜて、超音波で霧状にして噴霧するタイプ。

手の平サイズの小さな形で、しっかり、香りを届けてくれる働き者です。
きめ細かいミストが、　香りを行き渡らせます。

お客様から、枕や布団のことり先に、精油の種類や、

ディフューザーについて質問されることもよくあります。

関心がある方が、多いみたいですね。

でも、私は、精油関連についてはド素人なので、聞かれても詳しくは

お答えできないんです。すみません(^-^)

使用する精油は、禁忌の無い精油だけを、適量使用しています。

お客様を、気持ちよくお迎えするアイテムとして、試しに使い始めたのですが、

冬季、灯油暖房で空気が、こもりがちな店内や、

今日みたいな、ジメッとした日の、店内の空気が

爽やかな感じになります。（ド素人の個人的感想ですけど・・・）

「気持ちの良い店で、自分に合った枕や、寝具を見つけて、

爽やかな朝を、迎えることができた。」

って、お客様に感じてもらえたら幸せですね♪

今日は、ストレートネックの、お客様の枕合わせをさせて頂きました。

ストレートネックとは、本来、自然に湾曲している頚椎（首の骨）が、

負荷のかかる姿勢を続けたり、慢性的な肉体の緊張・疲労が

続くことにより、文字通り真っ直ぐになる状態です。

頚椎は７つの骨がつながっていますが、ストレートネックになると、

骨の間の、圧力バランスが崩れ、肩こりや、首の痛みの原因になります。

お客様 ご本人も、例に漏れず、肩・首が辛く、

熟睡できていないご様子です。

サイズを測定するために、仰向けに寝ていただくと、

確かに、きれいなストレートネック・・・ゴメンナサイ・・・ほめても嬉しくないですよね。

ストレートネックの方の枕を作る場合は、通常より、若干のコツが必要です。

頚椎に、負担が掛からないように枕を調整仕上げしました。

枕合わせの最中に、お客様の飲食業の話になったのですが、

昼前から出勤して、ランチ営業 → 夜営業のための仕込み・

準備（掃除等）→ 夜営業 → ２３：００閉店（遅い時は２：００頃まで）

↑↑が、いつもの仕事の流れだそうです。

私：
「それじゃ、いつ、身体を休めてるんですか！？」

お客様：
「寝ているときぐらいですね。それでも、身体の疲れはなかなか取れません。」

どの職業も、それぞれ大変な面はあると思いますが、

睡眠時間が不足するのは、辛いことです。

睡眠中、身体の中では、疲労回復を促す物質（成長ホルモン）が、分泌されます。

しかし、分泌が活発になるためは、熟睡していることが条件です。

眠りが浅いと、この大切なホルモンはチョッピリしか出ません。

従って、睡眠時間が限られている方は、

特に、「熟睡すること」に、気を使うべきなんですね。

ダラダラと、惰性で眠っても疲れは取れません。

オーダー枕を始め、質の良い寝具は、熟睡するための大切な道具です。

今日のお客様、お仕事の後は、越屋のオーダー枕で、

ぐっすり休んでくれるといいな。

再調整は、2年間無料です。自宅の敷ふとんの状態に合わせて

微調整しますから、持ってきてくださいね。

今日は、最近、お気に入りのCDを紹介から。

「リラクシング・ピアノ～絢香コレクション」

絢香さんの曲を、ピアノアレンジしたインストゥルメンタル集です。

絢香さんが、ピアノ演奏している訳ではないんですけど、

閉店後、雑務を整理する時や、掃除をしているときに

聞いています。

原曲と比べ、テンポがアレンジされている曲もありますが、

優しいピアノの音色が、心の中に溶け込んできて、

とても癒されます。

元々のメロディも素晴らしいですが、

ピアノ奏者の、広橋真紀子さんのアレンジが好きです。

この方は、他にも、リラクゼーションCDの製作を手がけています。

心の癒しの琴線に触れる、リズムの作り手なんですね。

この類いのCDは、自分の気持ちを

仕事モードから、休息モードに

切り替えるためのスイッチみたいなものです。

快眠のための、前準備といったところでしょうか。

「なにも、そんなことまでしなくても眠れるよ」

という、ご意見もあると思いますが、

そう言う方は、実は特別なのかもしれません。

現代人の眠りの質は、生活の質の向上と反比例して、

悪くなっているという話があります。

快眠の為には、適度な肉体的疲労感が必要です。

その為に、日中の適度な運動が有効と言われます。

今よりも、昔は、日常生活の機械化が進んでいませんでしたから、

日常の作業の中に、身体を動かす運動的要素が含まれていました。

従って、その中で肉体的な疲労感が生まれ、就寝が近づくと、

身体も、無理なく熟睡モードに切り替わり易かったのでしょう。

比べて、現代は、生活の利便性が高まり、

身体を動かして、作業する機会が減りました。

仕事も、デスクワークや、PCを操作する為の時間が増え、

肉体労働より、頭脳労働が増えてきます。

そうすると、何が起こるか。

「身体は疲れていないが、心（気持ち）は疲れている」

そんな状態を抱える人が増えているそうです。

しかし、これは、現代人の宿命のようなものです。

「眠れない」、「朝起きても、熟睡感が無い」

実際、このような悩みを抱えて来店されるお客様も多いです。

質の良い眠りの為に、質の良い寝具を使うことは、当然ですが、

その前に、心の緊張ほぐす、自分なりのリラックスタイムが

あると、前準備として、より効果的なのでしょうね。

お風呂で半身浴するとか、ゆったりと本を読むとか、

ご紹介したようなCDを聞くとか。

でも、今日の私は、姪っ子の遊びの相手を、いっぱいしたので、

肉体疲労たっぷりで、即、熟睡モードに突入です。(^-^)

それでは、おやすみなさい zzzz

今日も、よく晴れた日でしたね！

午前中は、オーダー枕の調整のお客様が続けて来店されました。

オーダー枕を購入後、

再調整を希望される方は、めずらしくありません。

店頭で枕合わせをした時と比べ、自宅のベッドや敷ふとんで寝た時、

腰や背中の支え具合が違う場合は、

当然、枕の高さや、角度にズレが生じます。

そんな時、ピローアドバイザーは、

お客様のベッドや敷ふとんの状況に合わせて、そのズレを再調整します。

オーダー枕をお作りして、

「ぐっすり眠れるよ」とか「肩・首が楽になったわ♪」

と、声をかけて頂いた時は、

気分は、快晴、晴れ晴れ爽快です。

再調整させて頂いた時は、

「初回のサイズ調整が不十分だったのかな？」

調整カルテを見返しながら、反省。

気持ちも、少し曇り空です。

毎日、そんな繰り返しで６年間、枕合わせをしてきました。

閉店が近くなった夕方に、今度は女性のお客様がご来店。

お客様：
「父親に、枕を買いたいのですが、本人がいないと、選ぶの難しいですか？」

枕を、プレゼントする場合は、

基本的に、使用するご本人が同伴することをお勧めしています。

高め・低めの見当がついても、どんな素材、形が合うかは、

フィッティングしないと分かりません。

テキトーに選ぶと、お金の無駄になりかねません。

その旨、お客様にお伝えすると、

お客様：
「そうですよね。やっぱり今度、父を連れてきます。」

あれ？ あっさり納得してくれました。

初めてのお客様なら、ここでもう少し詳しくご説明が必要なんですが・・・

お客様：
「合わせてもらわなきゃダメですよね。

　実は、私の主人が、以前、越屋さんで枕を作って、

　出張の度に、持ち歩いてるのよ♪」

１年前に、一人で来店されて、

私が、枕合わせをさせて頂いた男性の奥様だったんです。

お客様：
「こんな風に言ってもらえたら、やっぱり嬉しいの？」

「あったりまえじゃないですか～(^-^)(^-^)(^-^)

　ありがとうございますっ」

今日は、くもりのち快晴の一日でした！

明日も、晴れますように♪♪