2012年3月27日(火)
古い写真から~動物写真を中心に~
動物×67
(写真)フロッケ (c)Ralf Schedlbauer
PCデータのバックアップをしたときに、古い写真を眺めていました。
私のブログシリーズでも、思い出話をすることがありました。今日はそのうちから数枚をピックアップしてご紹介することにします。
クヌートです。ベルリン動物園での撮影です。1歳の夏です。眠そうですね。1頭飼されていた時のものです。この時も大変な人気で、見学場所が限られているうえに前列に子供用のエリアがあり、水に入っているときの動画も写真もまともなものがありません。
といっていた親子を思い出します。夕方雨が降ってきて、雨宿りしていました。また、夕方決まった時間に餌を食べるためにいそいそと中に入るのですが、そのあと私の近くにいたおじさんが
と呼んでいたのを思い出します。私は国内でもそうですが、海外でも道を聞かれることが多くて、「これがクヌートですか?」ともよく聞かれました。
私はもともと旅行しても写真を撮る習慣があまりなかったのですが、彼を撮影するために小型カメラを買いました。
2度目のクヌートは2年後ですが、カメラを入れたバッグが遅延して到着したため、写真がありません。
フロッケです。ニュルンベルク動物公園での撮影です。フロッケは英語でSnowflake(雪片)にあたる単語で、さしずめ「ふわふわちゃん」とでもいうところでしょうか。
トップ写真はプロのカメラマンが毎日ニュルンベルク動物公園のHPで公開していた写真のうちの一枚で、私の以前の携帯の待ち受け画面です。私の家族も待ち受けで今も使っています。当時画像データが無料(一部有料)でダウンロードできました。人工哺育の個体は、母に育てられる個体と異なり、目が開くときから写真で公開されます。
フロッケは昨年ご紹介した双子の姉に当たります。クヌートの一年後に生まれた彼女は、複数の飼育員さんがチームになって24時間体制で育てました。やはり大変な人気でニュルンベルクの街には、"Knut war da."とか、"Knut war gestern."(クヌートというのもいたな)というポスターが掲げられました。また、ニュルンベルク動物公園は彼女のロゴを作成しました。
この時はすでに、ラスプーチンが遊び仲間でした。フロッケは飼育員さんが親代わりで、親離れが通常よりも早かったために1歳になると同時に同年齢のラスプーチンがsocializationのためにお友達として迎えられました。
ラスプーチンは男鹿の豪太の弟にあたります。怪僧の名前ですが、来園当初はRusse(ロシア人)と呼ばれており、ベルリンのトーニャと同様、ドイツで名づけられたと思われます。
来園当初は体格が同じだった2頭も、私が行ったときには体格差がかなりあり、その上フロッケが食べるのが遅いために、与えられた餌を、隅に持っていき食べていました。それでも、残りの餌はラスプーチンにとられてしまっていました。
また、このころは箱をおしゃぶりする癖があり、飼育員さんを心配させていました。
ニュルンベルク動物公園は午前8時(さすが早起きのドイツ人!)に開園、午後7:30に閉園です。動物も長時間労働ですね。さすがに午後遅くなると、動物も眠くなってきます。それでも、やさしく「フロッケ」「ラスピー」と呼ぶと顔を上げてくれました。
この野生のペリカンの写真はゴールドコーストで3年前に夏の休暇を過ごした時のものです。
オーストラリア人の休暇の過ごし方は本当にラフですね。私は典型的な都会子なので、驚くことばかりです。背景にあるようなボートで島まで行ったのですが、野生のワラピーに会うこともできました。
ゴールドコースト近くの島の海です。ごつごつした砂の上を乱暴に車を運転しながら進みました。
Currumbin Wildlife Sanctuaryのコアラと、シーワールドの野生出身の双子の白熊です。
このしろくまは、男鹿に来る予定でしたが手続き上豪太が来ることになりました。ここでは成獣でも同居しています。遊ぶことはまれなのですが、それでも時々からんでくれます。このような飼育の仕方を見て、動物園では問題がない限り動物を同居(特に幼年個体の場合は)させたほうが、心身ともに発育上望ましいのではないかと私は思うのです。
国内に戻って、アドベンチャーワールドのミライちゃんです。この子はなぜか「ちゃん」付けで呼ばれることが多いですね。まだお誕生日前のものです。彼女も今は美人のレディに育ったそうなので、また近いうちに再会したいと思っています。飼育員さんの赤ジャケットは、哺乳瓶の口の色で、ミライが愛着を示すので、この色の上着を着るようにしていたという説明がありました。
これは、言わずと知れたイコロとキロル。どっちがどっちかは自明ですね。本当に愉快な双子です。
これらの写真は一度ご紹介したいとかねがね思っていたので、これで胸のつかえがとれた気がします
PCデータのバックアップをしたときに、古い写真を眺めていました。
私のブログシリーズでも、思い出話をすることがありました。今日はそのうちから数枚をピックアップしてご紹介することにします。
クヌートです。ベルリン動物園での撮影です。1歳の夏です。眠そうですね。1頭飼されていた時のものです。この時も大変な人気で、見学場所が限られているうえに前列に子供用のエリアがあり、水に入っているときの動画も写真もまともなものがありません。
「クヌートどこ?」「あの白いの」
といっていた親子を思い出します。夕方雨が降ってきて、雨宿りしていました。また、夕方決まった時間に餌を食べるためにいそいそと中に入るのですが、そのあと私の近くにいたおじさんが
「クヌーート、出ておいで Knuut! Komm heraus!)」
と呼んでいたのを思い出します。私は国内でもそうですが、海外でも道を聞かれることが多くて、「これがクヌートですか?」ともよく聞かれました。
私はもともと旅行しても写真を撮る習慣があまりなかったのですが、彼を撮影するために小型カメラを買いました。
2度目のクヌートは2年後ですが、カメラを入れたバッグが遅延して到着したため、写真がありません。
フロッケです。ニュルンベルク動物公園での撮影です。フロッケは英語でSnowflake(雪片)にあたる単語で、さしずめ「ふわふわちゃん」とでもいうところでしょうか。
トップ写真はプロのカメラマンが毎日ニュルンベルク動物公園のHPで公開していた写真のうちの一枚で、私の以前の携帯の待ち受け画面です。私の家族も待ち受けで今も使っています。当時画像データが無料(一部有料)でダウンロードできました。人工哺育の個体は、母に育てられる個体と異なり、目が開くときから写真で公開されます。
フロッケは昨年ご紹介した双子の姉に当たります。クヌートの一年後に生まれた彼女は、複数の飼育員さんがチームになって24時間体制で育てました。やはり大変な人気でニュルンベルクの街には、"Knut war da."とか、"Knut war gestern."(クヌートというのもいたな)というポスターが掲げられました。また、ニュルンベルク動物公園は彼女のロゴを作成しました。
この時はすでに、ラスプーチンが遊び仲間でした。フロッケは飼育員さんが親代わりで、親離れが通常よりも早かったために1歳になると同時に同年齢のラスプーチンがsocializationのためにお友達として迎えられました。
ラスプーチンは男鹿の豪太の弟にあたります。怪僧の名前ですが、来園当初はRusse(ロシア人)と呼ばれており、ベルリンのトーニャと同様、ドイツで名づけられたと思われます。
来園当初は体格が同じだった2頭も、私が行ったときには体格差がかなりあり、その上フロッケが食べるのが遅いために、与えられた餌を、隅に持っていき食べていました。それでも、残りの餌はラスプーチンにとられてしまっていました。
また、このころは箱をおしゃぶりする癖があり、飼育員さんを心配させていました。
ニュルンベルク動物公園は午前8時(さすが早起きのドイツ人!)に開園、午後7:30に閉園です。動物も長時間労働ですね。さすがに午後遅くなると、動物も眠くなってきます。それでも、やさしく「フロッケ」「ラスピー」と呼ぶと顔を上げてくれました。
この野生のペリカンの写真はゴールドコーストで3年前に夏の休暇を過ごした時のものです。
オーストラリア人の休暇の過ごし方は本当にラフですね。私は典型的な都会子なので、驚くことばかりです。背景にあるようなボートで島まで行ったのですが、野生のワラピーに会うこともできました。
ゴールドコースト近くの島の海です。ごつごつした砂の上を乱暴に車を運転しながら進みました。
Currumbin Wildlife Sanctuaryのコアラと、シーワールドの野生出身の双子の白熊です。
このしろくまは、男鹿に来る予定でしたが手続き上豪太が来ることになりました。ここでは成獣でも同居しています。遊ぶことはまれなのですが、それでも時々からんでくれます。このような飼育の仕方を見て、動物園では問題がない限り動物を同居(特に幼年個体の場合は)させたほうが、心身ともに発育上望ましいのではないかと私は思うのです。
国内に戻って、アドベンチャーワールドのミライちゃんです。この子はなぜか「ちゃん」付けで呼ばれることが多いですね。まだお誕生日前のものです。彼女も今は美人のレディに育ったそうなので、また近いうちに再会したいと思っています。飼育員さんの赤ジャケットは、哺乳瓶の口の色で、ミライが愛着を示すので、この色の上着を着るようにしていたという説明がありました。
これは、言わずと知れたイコロとキロル。どっちがどっちかは自明ですね。本当に愉快な双子です。
これらの写真は一度ご紹介したいとかねがね思っていたので、これで胸のつかえがとれた気がします
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