2014725(金)

再度ドイツ人に助けられる


工事のため、フランクフルトからバイロイトまでの行程はお決まりのニュルンベルク経由ではなくヴュルツブルク、バンベルク経由を余儀なくされました。

ドイツの駅では最近は各ホームにエレベータが設置されているところがほとんどで昔のように、階段をせっせと重い荷物を持って上り下りする必要がなくなっています。

ところが、ヴュルツブルク駅は違いました。やっと、階段脇に自動運転の荷物用のベルトがある階段を見つけ、載せたところ自分よりも先に荷物が滑ってしまい、階段下に荷物が転落してしまいました。

ところが、一緒にくくりつけていた洋服用のハンガーかばんが見当たりません。たぶん勢いで飛ばされてしまったのでしょう。少し固まっていると、階段下で私の旅行かばんが飛んできたのを見た中年の男性が、どうした?と言ってきました。

私は事情を説明して、その男性に旅行かばんを見ていてもらい、再度ホームへと上って行き近くにいた、二人の警官にかばんを見なかったか質問しました。

次のバンベルク行きの電車は20分後に発車です。

この警官も交えいろいろ押し問答しているうちに、時間がたっていき、警官にバンベルク行きを選ぶか、荷物を選ぶかどちらにする?と質問されました。

そんなこんなで押し問答しているうちに、もう一人の警官が失われた洋服かばんを持ってきてくれ、何とか事なきを得ました。次の電車の発車の5分前でした。

はじめにいた中年男性がホームの上まで旅行かばんを持ってきてくれ、電車の中においてくださいました。

本当にすんでのところでラッキーでした。洋服かばんには一日分のイブニングドレスが入っているので失くせばそれなりに痛手でした。それよりも旅行が楽しくないですし。

私が若かりしころにもケルンでドイツ人のおじさんに助けてもらったことがあります。仕事の関係でとても疲れていて、無理な旅程を組んだので、ケルンの街中で具合が悪くなってしまったのです。

そのおじさんは近くのバーに私を連れて行き、一息つかせてくれました。病院に行ったほうがいいといわれましたが、その日のうちにミュンヘンに(これも無理な旅程ですよね)行く予定でしたので、「それではこれをもっていきなさい」と5マルク駅までのタクシー代をにぎらせてくれました。

結果的にそのまま観光もせずにケルンを後にすることになったわけですが、本当に感謝で忘れられません。

まあともかく今回のことは幸運でよかったです。けが人もいなくて本当に胸をなでおろしています。

(バンベルク発バイロイト行きREリヒテンフェルス・マインロイス間で記す)






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