2011516(月)

飼育員さんのサポートで自立しつつあるキロル

動物×67

飼育員さんのサポートで自立しつつあるキロル

(写真)飼育員さんに手ずからリンゴをもらうキロル 2011.5.15 浜松市動物園にて

前のブログで、キロルの常同行動が減った事を書きました。

飼育員さんも、キロルが広い放飼場のごく一部しか利用していないことを心配しておられ、いろいろ考えてくださっています。

今まで、キロルが母や兄弟と楽しく一緒に過ごしていて、まだ一頭で過ごすことに慣れていないということも心配しておられました。

そこで、今は飼育員さんが母や兄弟の役割を演じておられるのではないかと私は想像しています。

キロルの一日は、時間がほぼ決められ、ルーティン化することで、キロルの頭の中にもインプットされています。

朝:放飼場に出る
11:30ごろ 玉手箱のおやつ
1:00ごろ 獣舎の中からのおやつ
3:15 アジのおやつ
4:30 獣舎に帰る。主食

この間、ワンコ座りしたり、
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短時間昼寝したりします。(でも、前みたいに熟睡することはないようです)
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アジのおやつの前にはプールサイドのウォーキングがありましたが、これもキロルにとっては「待ち」の一種であり、お客さんの数が増えるのを楽しんでいる風でもあります。

奥の放飼場へ行くのは、4月と今回の2回限りでは、アジのおやつの後でした。これも、奥から飼育員さんが歩いてくるのをいち早く見つけるための、キロル流の「待ち」であると考えることは勘ぐりすぎでしょうか?

飼育員さんもキロルはこちらの言うことに素直に従ってくれて、獣舎にもすんなり帰るので、飼育が楽だといっていました。

キロルが飼育員さんを母や兄弟がわりに「遊んでくれて」そのうえ「餌をくれる人」とみなしているのであれば、素直にならないはずがありません。

はまzooさんの担当飼育員さんは、ジェイソンやバフィンを幼い時から育てた方。きっとキロルの精神的な自立の補助をしてくださっているのでしょう。

キロルが浜松にいるのはバフィンが帰ってくるまで。2-3年でまた新天地に旅立ちです。それまでにいろいろな経験をして、成長してくださいね。

(続く)






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