動物(67)


2011516(月)

美しくなったキロル 浜松市動物園 5月15日

動物×67

美しくなったキロル 浜松市動物園 5月15日

5月15日、浜松市動物園でキロルに会ってきました。

美しいクマで目を見張りました。お客さんの「きれいだねー」という声も聞こえました。

まず、均整のとれた体。一時「ポンポコリーン」などと揶揄されていたおなかのでっぱりが取れ、かといって痩せた印象もありません。

この画像で見る頭から体へほぼ一直線に描ける姿は、よくホッキョクグマを描いた絵どおりですね。
こんな体つきを見るとほれぼれします。
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飼育員さんは「少し細いかな」と心配されていました。浜松の夏が長くて暑いため太りすぎにならないよう、餌の量を増やしていないということです。

また、牛肉から馬肉へ変更になったこともカロリー減になっているのかな?

次に、毛並みの良さ。禿などがなく温暖な気候にもかかわらずお尻のあたりまで毛がふさふさしています。
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しろくまという異名にふさわしい真っ白な毛。本当に美しくなりました。顔つきもまだ変化はありませんね。一瞬ララに似た表情を見せます。
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これは失敗画像ですが、毛の様子が分かると思います。
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心身ともに健やかな証拠でしょう。浜松に移動して2か月。飼育員さんとの関係も良好な証拠だと思います。

元気であれば、彼の魅力が120%発揮されるのは当然のことです。

実は、先回4月10日に訪問した際、常同行動が長かったために、一頭になったことで退屈しているのかと心配していたのです。

でも、今日の訪問で、はまzooさんの工夫でキロルが本当の意味で自立する一歩を踏んでいるのだと思いました。

(続く)



201154(水)

日本平動物園のトラ、アザラシ、フラミンゴ

動物×67

日本平動物園のトラ、アザラシ、フラミンゴ

(写真)正門前にいるフラミンゴ 日本平動物園 2011/5/1

日本平動物園の正門をくぐるとフラミンゴが出迎えてくれます。
ここのフラミンゴは3種いるのですが、みなきれいでなかなか立派でした。繁殖で雑種にならないかな?などと余計な心配をしましたが。

あと、コンドルの大きさには驚きました。

この日は大雨で猛獣館299にいることが多かったのですが、入り口近くにいるこのアザラシは笑えます。


アザラシはしろくまロッシーのお隣さんです。お互いに姿を確認することはできないと思いますが。

299にはライオンやトラ、ヒョウもいます。

アムールトラは子育て中です。双子のうちの一頭です。

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雨宿りしていることが多かったです。

ロッシーのお隣さんにはこんな「猛獣」もいます。この子はロッシーから見えると思います。
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白フクロウがつがいで飼われていました。

それから、こども動物園ではウサギやモルモット、ひよこを触ることができますよ。私もひよこを抱きました。

日本平動物園は、警備員さんが本当に目立ちます。飼育員さんに出会うことはまれでしたが、いたるところに警備員さんが。確かに、動物に餌をやったり石を投げたりする人もいるので必要かと思いますが、(特にロッシーはレニングラード動物園所有の個体ですから)ちょっと人件費のかけすぎかと思いました。私も警備員さんより飼育員さんともっと話がしたかったです。



201154(水)

ロッシー 日本平動物園 5月1日

動物×67

ロッシー 日本平動物園 5月1日

(写真)ロッシー 日本平動物園 2011/5/1

クヌートにも、フロッケにもラスプーチンにもその母のヴェラにも、もちろんイコロとキロルにも会ったことがあるのに、私がこのホッキョクグマに会うのは初めてでした。

ロッシー、レニングラード動物園からわずか生後7か月で母と双子の兄弟と別れ静岡に来てくれた個体です。

静岡市では「しろくまロッシー債」という債券も発行しています。

そして、今ではまぎれもなくロッシーは、浜松のキロルのライバルで、キロルはロッシーのライバルでもあるわけです。

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浜松での公開初日、あるお父さんがキロルの前で「ロッシーみたいなのだよ」と子供に紹介していました。

この日は雨天で、お客さんも少なくゆっくり見ることができました。ただ、飼育員さんがいないということで、おもちゃが与えられず、狭いプールをぐるぐる回る常同運動がほとんどでした。

これは、動物園の固定カメラでもよく見ることができる運動です。


足を目の前で着くので迫力ある肉球が目の前で見えます。


上方に上がっていくにつれ、空気を口から出すのが見えるのですが、目の下のあたりからも息を出しているんですね。穴があるのかしら?へ―って思いました。

ちょっとわかりにくいですが、見てみてください。


こんなぐるぐる運動が大部分なので、お客さんに「バカの一つ覚え」なんて酷いことを言われていました。でも、ガラス前で見ていると時々こちらに視線を送ってくれるんですよ。2階でカメラを構えていると、やっぱりこんな風に視線を送ってくれるんです。

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だからかわいいって思うし、なかなか離れられないんですよ。
それに、プールから上がって隣接プールに飛び込むところはなかなかの迫力です。

ロッシーにも全国のファンがいて、誕生日には牛肉の差し入れがあるということです。

おもちゃを与えられることが少ないので、常同運動が多くなってしまうのは、若い個体で1頭飼いである動物の習性でしょうか? アドベンチャーのミライちゃんも0歳児にして往復歩きが目立っていました。

それと、関節や腹部の毛が薄くなっているのも気になりました。水中にいることが多ければ毛が擦れる頻度も少ないとは思うのですが。ちょっと心配です。

最後に、プールから上がってまたプールに戻るロッシーです。




2011423(土)

上野の愉快な動物たち

動物×67

上野の愉快な動物たち

(写真)不忍池のそばに住むワオキツネザル 上野動物園 2011.4.22

上野動物園、昔訪れた時よりずっと獣舎の中に自然を取り入れていました。狭い獣舎でもコンクリートで囲まれた、「檻」ではなく、木を植えたりしています。

動物園からは高層住宅も近くに見え、イメージではニューヨーク市のセントラルパーク動物園に似ています。

ホッキョクグマ舎は長いこと改修中です。新しい獣舎をアピールして、海外から熊を導入する計画とか。楽しみです。

アジアゾウ、下の動画をご覧ください。飼育員さんにおやつをもらい、埃を掃ってもらっています。こんな姿を見ると、象の言葉が分かる人がいるというのも不思議ではありません。


カバのジロー。円山生まれだそうですね。
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ちょうどボランティアさんがカバガイドをやっていて、それはそれは詳しくて驚きました。
  • カバは口の周りで、草をかみ切って、食べ物は丸呑みする。
  • 胃は4つあるが、反芻はしない。
  • 4月16日に震災の影響でなくなったサツキちゃんは、噛み合わせや額のしわなどカバらしいカバだった。
  • カバが水を汚すのは、自らの体を水の中に隠すため
などなど教えていただきました。ありがとうございました。

また隣接する不忍池には、ペリカンが飼育されています。鵜は飼育動物ではないので、餌がもらえません。(注意:近くにいた赤ちゃんの泣き声がうるさいです)

ミーアキャット

暗くてよくとれていませんが、モモンガの活発な動きも楽しませてくれます。
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手軽に訪れるには上野、自然の中の動物を楽しむには多摩動物公園といったところでしょうか? そういえば、大きなズームレンズを持ったカメラマンは少なかったです。

唯一不忍池の周りは、ユニークで面白いと思いました。
以上で今回の上野の報告は終わりです。



2011423(土)

パンダ、元気です。

動物×67

パンダ、元気です。

(写真)タケを食べるオス リーリー(5歳)2011.4.22

パンダ舎に入って、想像したより混雑していなかったのですが、ゆっくりパンダの行動を見物することは難しかったです。

2頭は現在別飼にされています。

午後1時過ぎ、オスのリーリーは奥で腹ばいで寝ていて、メスのシンシンは座っていました。

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手前がガラス張りになっているので、ズームアップにすると人が心霊写真のように映りこんでしまいます。この程度であきらめるしかありません。

午後3時過ぎには、2頭は屋内に収容され、タケを食べていました。パンダお得意のポーズですね。
残念ながら、私にはまだ2頭の区別がつきません。
(追記:上野動物園のニュースに餌を与える様子外部リンクがアップされています。)


警備員が、契約上の職務とはいえ「写真を撮ったら移動してください」とうるさくて。
動物園は写真を撮るところではなくて、動物の行動を観察するところなのに。その目的が達成できないとは。特に混雑していない日は、考慮してもらいたいです。



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黒目
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