動物(67)
2011年4月17日(日)
ララの赤ちゃんのプールデビューについて~どうして2度目を見せるの?
動物×67
まずは、昨年暮れに誕生した円山動物園のホッキョクグマのララの赤ちゃんのプールデビュー、おめでとうございます。
行かれていたみなさん、興奮されたことでしょうね。
ところで、私は昨日STV札幌テレビ放送のサイトを見て、へえーって思いました。以下、引用です。
札幌の円山動物園で去年12月に生まれたホッキョクグマの赤ちゃんが,きょうプールデビューしました。
おそるおそる水に近づくホッキョクグマの赤ちゃん。展示場にも慣れてきたことからプールデビューとなりました。母親のララが見守る中、すいすいと水の中を泳ぎます。元気に遊んでいた赤ちゃんですが一般公開が始まると、プールになかなか入ろうとしませんでした。
それでも訪れた人たちは、その愛くるしい姿に釘付けになっていました。赤ちゃんの性別はまだ不明で、動物園では性別が分かり次第、名前を決めることにしています。
(2011年4月16日(土)「ストレイトニュース」)
なんだ、一般の来園者が見ているのは2度目のプールインじゃない。
確かに、円山動物園の公式ブログの写真を見ると、来園者の方々が見学されていた11時40分ごろのプールインの写真とは明らかに水位が違います。
来園者の中には、すでに一般公開前にプールデビューをしたことを悟られた方がおられたようですが、大部分の方は、「デビュー」として興奮されたはず。実際動画では拍手も聞こえていました。
動物園はどうしてプレスを優遇するのでしょうか?
あとで事実を知って、がっかりされた来園者も多かったはず。
そういえば、イコキロのプールデビューの際も、メディアに先に公開していましたが、この兄弟はその時入水しなかったため、文字通り一般公開の際にプールデビューとなったのでした。
たまたま、ですね。
今は、ネットが発達し数々のブロガーさんのほうが、プレスよりも優れた情報を発信しています。もし、報道写真が必要ならば、別に「プレス席」を設けて、一般来園者と同時にその「興奮」を伝えてもよいのではないでしょうか?
たとえは悪いですが、昨年のフィギュアスケートの日本選手権で某テレビ局が独占放送しましたが、録画編集したものを放送したため、結果は放送時にはすでにインターネットに流れており、放送時にはまるで再放送を見ているような興ざめ気分であったことを思い出しました。
サッカーのワールドカップのとき、なぜ眠い目をこすりながらテレビにかじりつくか? それは、生のわくわく、ドキドキ感を味わいたいからですよね。
今回のプールデビューでも、遠方から来園したお客さんもおられたはず。ちょっと残念です。
行かれていたみなさん、興奮されたことでしょうね。
ところで、私は昨日STV札幌テレビ放送のサイトを見て、へえーって思いました。以下、引用です。
札幌の円山動物園で去年12月に生まれたホッキョクグマの赤ちゃんが,きょうプールデビューしました。
おそるおそる水に近づくホッキョクグマの赤ちゃん。展示場にも慣れてきたことからプールデビューとなりました。母親のララが見守る中、すいすいと水の中を泳ぎます。元気に遊んでいた赤ちゃんですが一般公開が始まると、プールになかなか入ろうとしませんでした。
それでも訪れた人たちは、その愛くるしい姿に釘付けになっていました。赤ちゃんの性別はまだ不明で、動物園では性別が分かり次第、名前を決めることにしています。
(2011年4月16日(土)「ストレイトニュース」)
なんだ、一般の来園者が見ているのは2度目のプールインじゃない。
確かに、円山動物園の公式ブログの写真を見ると、来園者の方々が見学されていた11時40分ごろのプールインの写真とは明らかに水位が違います。
来園者の中には、すでに一般公開前にプールデビューをしたことを悟られた方がおられたようですが、大部分の方は、「デビュー」として興奮されたはず。実際動画では拍手も聞こえていました。
動物園はどうしてプレスを優遇するのでしょうか?
あとで事実を知って、がっかりされた来園者も多かったはず。
そういえば、イコキロのプールデビューの際も、メディアに先に公開していましたが、この兄弟はその時入水しなかったため、文字通り一般公開の際にプールデビューとなったのでした。
たまたま、ですね。
今は、ネットが発達し数々のブロガーさんのほうが、プレスよりも優れた情報を発信しています。もし、報道写真が必要ならば、別に「プレス席」を設けて、一般来園者と同時にその「興奮」を伝えてもよいのではないでしょうか?
たとえは悪いですが、昨年のフィギュアスケートの日本選手権で某テレビ局が独占放送しましたが、録画編集したものを放送したため、結果は放送時にはすでにインターネットに流れており、放送時にはまるで再放送を見ているような興ざめ気分であったことを思い出しました。
サッカーのワールドカップのとき、なぜ眠い目をこすりながらテレビにかじりつくか? それは、生のわくわく、ドキドキ感を味わいたいからですよね。
今回のプールデビューでも、遠方から来園したお客さんもおられたはず。ちょっと残念です。
2011年4月11日(月)
おやつタイムで俄然力が出るキロル
動物×67
4/10は朝からよく歩いたキロルで、お客さんに
「目が小さい」とか、
「万歩計つけたら?」
といわれておりましたが、おやつタイムの前後でちょっと行動が変わったかな?と思いました。
目もパッチリしてきましたし(日陰になったせい?)、それまでは奥庭に行くことは全くなかったですが、何度も探検しに行きましたよ。
トップ画像のように、お客さんが増えるとそわそわして喜ぶし、やっぱり、キロちゃんは動物園の熊さんなんですね。
こんなワンコ座りも以前のままですね。
動画は、おやつタイムのキロちゃんです。小鰺を投げてもらっています。今とったアジを食べるのに夢中になっていると、前に投げてもらった魚の行方が分からなくなったりします。
そんなキロちゃん、この日は不眠不休で働きました。
でも、こんなにすんなり帰られちゃうとちょっと残念ですね。
キロル、こんな一日を毎日過ごしているんですね。この子はどこに行ってもちゃんと生きていける、そんな風に思いました。
これで、4/10分は終わりです。
「目が小さい」とか、
「万歩計つけたら?」
といわれておりましたが、おやつタイムの前後でちょっと行動が変わったかな?と思いました。
目もパッチリしてきましたし(日陰になったせい?)、それまでは奥庭に行くことは全くなかったですが、何度も探検しに行きましたよ。
トップ画像のように、お客さんが増えるとそわそわして喜ぶし、やっぱり、キロちゃんは動物園の熊さんなんですね。
こんなワンコ座りも以前のままですね。
動画は、おやつタイムのキロちゃんです。小鰺を投げてもらっています。今とったアジを食べるのに夢中になっていると、前に投げてもらった魚の行方が分からなくなったりします。
そんなキロちゃん、この日は不眠不休で働きました。
でも、こんなにすんなり帰られちゃうとちょっと残念ですね。
キロル、こんな一日を毎日過ごしているんですね。この子はどこに行ってもちゃんと生きていける、そんな風に思いました。
これで、4/10分は終わりです。
2011年4月11日(月)
不眠不休、勤勉キロル
動物×67
4月10日のキロルはよく歩きました。万歩計つけていたら軽く一万歩は超えていますね。
朝9時から、99%はプールサイドの往復歩きだったのではないでしょうか?
時々あくびはしますけれど、寝ないですね。座り込んでくつろぐこともなかったです。
ちょっと気になったのですが、足の裏の肉球が黒い部分が増えたような気がして。このまま歩きすぎて毛が抜けなければいいなと心配になりました。
私自身3月13日、公開初日のときから浜松のキロルは2度目で、余裕を持ってみていたのですが、「これが今日のキロル」と思って特にがっかりすることもなかったです。
というのも、私はイベント時よりも動物の日常の動作を見るのが好きなんです。あくびをしたり、居眠りをしたり、歩いたりという動作です。その点この日は余裕をもって見ることができました。
歩いていても、ちゃんとこっちを見ているんですね。ターンもこちら向きです。飼育員さんが来たり、お客さんが増えれば、そちらに顔を向けるし、
ねずみ色(はまzooの飼育員さんの制服はねずみ色)のTシャツを着た男性のところには、プールから飛び上がっていました。
そんなキロルの往復歩きの動画です。
歩いているとき、思いついたようにポリタンを沈めたり、
咥えたりしてみます。
ただ、この日はプールに入るのもごくまれで、入っても1分以内に上がってしまいました。ほかのお客さんはちょっと残念そうでした。
ところで最近のキロルは、プールに入るのも突然なので、シャッターチャンス逃しちゃうことが多いです。前は、浮きを蹴ってそこに向かって飛び込むことが多かったですよね(イコちゃんのマネかもしれないけど)。でも今は、ずっと歩いていて突然飛び込んじゃうんです。
その上、金網が貼ってあって、よほど背が高い人以外はカメラを構えるのが大変なんです。
ところで、下の画像はキロルの背中ゴシゴシですが、ララによく似ていますね。イコロはおびひろで同じ動作をしているのを前に見ましたが、キロルのは初めて見ました。
朝9時から、99%はプールサイドの往復歩きだったのではないでしょうか?
時々あくびはしますけれど、寝ないですね。座り込んでくつろぐこともなかったです。
ちょっと気になったのですが、足の裏の肉球が黒い部分が増えたような気がして。このまま歩きすぎて毛が抜けなければいいなと心配になりました。
私自身3月13日、公開初日のときから浜松のキロルは2度目で、余裕を持ってみていたのですが、「これが今日のキロル」と思って特にがっかりすることもなかったです。
というのも、私はイベント時よりも動物の日常の動作を見るのが好きなんです。あくびをしたり、居眠りをしたり、歩いたりという動作です。その点この日は余裕をもって見ることができました。
歩いていても、ちゃんとこっちを見ているんですね。ターンもこちら向きです。飼育員さんが来たり、お客さんが増えれば、そちらに顔を向けるし、
ねずみ色(はまzooの飼育員さんの制服はねずみ色)のTシャツを着た男性のところには、プールから飛び上がっていました。
そんなキロルの往復歩きの動画です。
歩いているとき、思いついたようにポリタンを沈めたり、
咥えたりしてみます。
ただ、この日はプールに入るのもごくまれで、入っても1分以内に上がってしまいました。ほかのお客さんはちょっと残念そうでした。
ところで最近のキロルは、プールに入るのも突然なので、シャッターチャンス逃しちゃうことが多いです。前は、浮きを蹴ってそこに向かって飛び込むことが多かったですよね(イコちゃんのマネかもしれないけど)。でも今は、ずっと歩いていて突然飛び込んじゃうんです。
その上、金網が貼ってあって、よほど背が高い人以外はカメラを構えるのが大変なんです。
ところで、下の画像はキロルの背中ゴシゴシですが、ララによく似ていますね。イコロはおびひろで同じ動作をしているのを前に見ましたが、キロルのは初めて見ました。
2011年4月11日(月)
キロル邸 庭園全貌
動物×67
トップ画面は、開園直後のキロル邸前庭の様子です。南向きなので、日がよく当たっていますね。午後になると、画面左側から影が伸びます。
右のアーチ奥には、別の運動場も見えます。広さは、キロルの大きさから大体察しが付くのではないでしょうか?
プールは、おびひろの2つのプールを足し合わせたくらいかな?と思います。
奥庭の様子です。不思議ですが遠いにもかかわらず、キロルの体が前庭にいるより大きく見えるんです。
前方には、アシカがいます。アシカと熊の間は堀で区切られているので、安心です。
こんな案内板ができていましたよ。
説明のアップ
おかげで、みんなに「キロル―」って名前で呼んでもらっていました。よかったね。
かわいい紹介写真も増えていました。
右のアーチ奥には、別の運動場も見えます。広さは、キロルの大きさから大体察しが付くのではないでしょうか?
プールは、おびひろの2つのプールを足し合わせたくらいかな?と思います。
奥庭の様子です。不思議ですが遠いにもかかわらず、キロルの体が前庭にいるより大きく見えるんです。
前方には、アシカがいます。アシカと熊の間は堀で区切られているので、安心です。
こんな案内板ができていましたよ。
説明のアップ
おかげで、みんなに「キロル―」って名前で呼んでもらっていました。よかったね。
かわいい紹介写真も増えていました。
2011年4月1日(金)
クヌート: ウィルス性脳炎でした。(追記あり)
動物×67
(写真)2007.3 ©dpa
3月19日に急死したクヌートの死因について、いろいろな説がありましたが、4月1日に動物園は記者会見し、クヌートはウィルス性脳炎にかかっていたと発表しました。クヌートはこの病気に数週間にわたって罹患していただろうということです。
病原体はまだ特定されておらず、クヌートと同居していた3頭の雌のホッキョクグマも罹患しているかどうかは不明です。3頭の雌の様子は、普段と変わりはありませんが、注視していくということです。
脊髄にも、このウィルスによる炎症の跡がありました。
直接の死因は、池に落ちた事による溺死でした。
動物園では、クヌートが世界で愛された熊であることを考慮して、クヌートの像を立てる計画です。また、ホッキョクグマ保護の象徴として、そして科学的研究の対象としてベルリン自然博物館にはく製化と展示を依頼します。
(関連資料)
rbb-online (2011.4.1)
die Welt (2011.4.1)
ベルリン動物園プレスリリース(2011.4.1)
focus (2011.4.1)
3月19日に急死したクヌートの死因について、いろいろな説がありましたが、4月1日に動物園は記者会見し、クヌートはウィルス性脳炎にかかっていたと発表しました。クヌートはこの病気に数週間にわたって罹患していただろうということです。
病原体はまだ特定されておらず、クヌートと同居していた3頭の雌のホッキョクグマも罹患しているかどうかは不明です。3頭の雌の様子は、普段と変わりはありませんが、注視していくということです。
脊髄にも、このウィルスによる炎症の跡がありました。
直接の死因は、池に落ちた事による溺死でした。
(以下動物園発表による追記)
このウィルスへの罹患は、外見上識別できないものでした。動物園では、クヌートが世界で愛された熊であることを考慮して、クヌートの像を立てる計画です。また、ホッキョクグマ保護の象徴として、そして科学的研究の対象としてベルリン自然博物館にはく製化と展示を依頼します。
(関連資料)
rbb-online (2011.4.1)
die Welt (2011.4.1)
ベルリン動物園プレスリリース(2011.4.1)
focus (2011.4.1)