動物(67)


2011331(木)

クヌートの死因―脳室の肥大による発作

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クヌートの死因―脳室の肥大による発作

(写真)2007.11.4 ©Simone "Fruelingsstern"

(追記)この記事に関しては、より正確な内容が動物園の記者会見で発表され、その内容をブログに記載してあります。そちらをご覧ください。

dpaによりますと、19日に急死したクヌートの死因は脳髄液
のある脳室(Hirnwasserkammer)の肥大による発作である、と検死を担当したライプニッツ研究所が結論付け、ベルリン動物園に報告したとのことです。

この病気に関しては、このページ外部リンクのKnut starb an Hirndefekt欄で専門家が音声で説明しています。

動物園は報告書を受け、早ければ31日にも記者会見を行う予定です。

クヌートは19日午後3時過ぎ、一頭で放飼場で休んでいたところ、突然痙攣したように何回か回転した後、池に落ちて死にました。クヌートの肺には水があり、池に落ちた際にはまだ生存していました。ただし、仮に池に落ちていなくても、この脳の異常は致命的で助かる見込みはなかったと結論付けています。

また、父ラルスの子供たちの多くが若死にしていることへの関連付けは見当たらず、いじめによるストレスが遠因であるということも否定しています。

クヌートの今後については、はく製にして「ホッキョクグマ」として、自然博物館に展示する計画がありますが、反対派が4月2日土曜日にデモを行う予定です。

(関連記事)
ニュルンベルク新聞 2011.3.30外部リンク



2011329(火)

バフィンとゴーゴのその後―速報

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3月27日のブログに大阪天王寺動物園のホッキョクグマのペアゴーゴとバフィンの近況について載せました。

その後、昨日もバフィンは檻に帰らず、4日連続でゴーゴは檻で過ごすこととなりました。

しかし、今日とうとう2頭が試験的に同居になります!(大阪市広報外部リンク

バフィンが檻に戻らないことが理由かは定かではありませんが、仲良くやってほしいですね。

今日きっと多くのブロガーさんの報告があるでしょう。

(追記)
2頭、追いかけっこしたりして、相性よさそうです。よかった。



2011327(日)

バフィンとゴーゴのその後―聞きかじり

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バフィンとゴーゴのその後―聞きかじり

(写真) はじけるバフィン 2011年3月 天王寺動物園 ©gougo_bot

2月に始まったホッキョクグマの大移動も、残すところ、釧路のクルミちゃんが男鹿GAOの豪太君のところに移動するのが、最後になりましたね。

このマイとかちでも数々のブロガーさんが、イコキロ兄弟の切ない別れや、キロルの浜松での新生活、旭山でのピリカとさつきの同居、そしてキャンディさんとデナリ氏の同居の様子を伝えてくださいました。

毎回楽しませていただいています。ありがとうございます。

さて、私はキロルが移動する前に浜松にいたバフィン嬢の美熊ぶりに心奪われ、バフィン嬢と腕白ゴーゴ君のその後を追ってみました。

ただし、聞きかじりなので、間違いがありましたら、訂正お願いしますね。

バフィン嬢は3月2日に天王寺動物園に移動後外部リンク、閉園時のときのみ、運動場で過ごし、開園日はずっと檻の中で過ごしました。

ゴーゴ君とは、檻越しに見える位置にいたようです。

ゴーゴ君は、バフィン嬢の到着以降ずっと興味津々で、鮭のおやつ時以外ほぼ90%をお客さんには背を向け、バフィンさんを見つめてすごたそうです。

そして、3月25日バフィン嬢の公開外部リンク。バフィンさんは、はじけたそうですよ。天王寺動物園では午前中バフィン、午後ゴーゴと交代展示の予定でしたが、バフィンちゃん、檻に入らず、ゴーゴ君は終日檻の中で過ごしたそうです。はまzooさんによると外部リンク、バフィンちゃんは、神経質だそうですが、お転婆でもあるのかな? 26日も終日バフィンちゃん展示だったそうですよ。

25日は夜も檻に入らなかったみたいです。

ほほえましいですね。3週間檻にいた分、エネルギー爆発というところでしょうか? バフィンちゃん。

腕白ゴーゴ君とお似合いのカップルかもしれません。



2011326(土)

クヌートの詳細な検死結果は来週の半ばに発表予定

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クヌートの詳細な検死結果は来週の半ばに発表予定

(写真)何かをねだるクヌート © Sören Stache/ dpa

19日に死亡したクヌートの詳細な検死結果が3月25日に発表になるという予定でしたが、来週の半ばになるとベルリン動物園が発表しました。

現在ライプニッツ・インスティテュートで解剖が行われていますが、クヌートはかなり重い脳の病気であることが明らかになっています。現在は、この病気が彼の急死につながったのか、細菌と組織検査が引き続き行われています(1)。

3月23日付のフランクフルター・アルゲマイネ紙(2)には、動物園園長は、クヌートには脳腫瘍の所見はなかったとコメントしています。

ベルリン動物園には、クヌートの死を悼んで花束やメッセージカードなどが置かれていますが、この数はベルリンの日本大使館での今回の震災の犠牲者に対する花束の数よりも多いそうで、多くの人がクヌートの死をまるで自分の子供のそれのように悼んでいるのが分かります。

(資料)
(1外部リンク)Berliner Zeitung (2011,3,25)
(2外部リンク)FAZ.net (2011.3.23)



2011324(木)

3月23日はクヌートが放飼場に出て4周年でした

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3月23日はクヌートが放飼場に出て4周年でした

(写真)©ChristinaM (2011年3月19日撮影)(脚注)


トップ写真は、クヌートのなくなった当日3月19日の現地ブロガーさんの写真です。ほかにもうたた寝している写真など素晴らしいものがありますので、ぜひご覧ください。

Christina's cute-crazy-Knut Blog外部リンク


3月23日は、クヌートが4年前2007年に初めて放飼場に出た日でした。もちろん彼の場合は人工哺育ですので、その前から写真やビデオが流れていたわけですが。

彼の検視結果は、今週金曜日(明日、現地時間)に発表になります。脳の異常の理由などが明らかになるでしょう。

(注)写真の引用は好まないのですが、ダウンロードも自由にできるようなので。 でも、一枚にしておきます。



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