動物(67)


20111028(金)

祝! 「ホッキョクグマとアザラシの海」開館 上野動物園 10月28日

動物×67

祝! 「ホッキョクグマとアザラシの海」開館 上野動物園 10月28日

朝の仕事もそこそこに、さくっと上野へ行ってきました。11時からのイベント後、長期にわたる改装を経て、「ホッキョクグマとアザラシの海」館の開館です。

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平日だというのに、上野は大変な混雑でした。平日特有の幼稚園児と小学生の遠足はあるのですが、そのほか家族連れがびっしり。

暖かかったせいか、パンダ館のみならず、トラ・ライオンのあたりも人でいっぱいでした。

もちろん新施設も。

11時のイベントには間に合わなかったのですが、11:45分からの餌やりは見ることができました。

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施設はプール側のメインの放飼場(今日解放されていたところ)と、土や草がある小さな放飼場があります。なんでも国際標準を満たした施設だそうです。

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将来子供が生まれた時は、このサブの放飼場でオスを展示するそうです。

プール側の全体は、北極をイメージしてデザインされており、人工的なものです。(たぶん肉球などを傷つけないように固いコンクリートではなく樹脂でしょうか?)
見学者は高台から見下ろす形で放飼場を見学することができ、また見学所を出て、再度下に降りると、プールを見学することができます。ここでホッキョクグマが飛び込む姿やアザラシが泳ぐ姿が見えます。プールには、小さな滝も設置されています。また、プールから梯子を使ってクマが上に上がれるようにもなっています。プールは水深3mだそうですよ。

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個人的には、プール側の施設がとても人工的だったこと、サブの放飼場が狭く、プールではなく「池」があるだけだったのが、少し残念でした。

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それと致命的なのは、上の外の放飼場から下のプール見学所までの移動がかなり面倒であることです。熊がプールに飛び込んで泳げば、プール側で見学したいのは山々で、この移動に手間がかかるのはがっかりです。プール見学所出口で「ここは一方通行だからあちらに回ってください」といわれたことは興ざめでしたね。
確か日本平でも同じような形だったと記憶していますが、混雑度が雲泥の差です。人の流れを混乱させるような作りにしたのは、致命的な設計ミスといえるでしょう。

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もっとも、熊を一通り見ればいいやという人には関係ないですが。何度もじっくり見たい人には残念な施設です。

今日は雄の雪夫だけが出ていました。レイコはまだ施設に十分慣れていないということで、放飼場に出るにはまだ少し時間がかかるようです。雪夫と同居はさせずに冬の発情期になってから同居させるとか。繁殖の望みがあるのかは、はっきり言ってわかりません。

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雪夫、大きいですね。オスのホッキョクグマがいかに雄大であるかが分かります。ほれぼれするほどです。

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これを見ると、帯広とか浜松にいる男の子は、「まーだまだ」と思ってしまいます。

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この施設は、一説によると上野が幼年個体を入れるための準備として建設したとか。アプローチは実際にしているようです。

そうそう、アザラシの報告をしていませんでしたね。私は実際にクマとアザラシがガラスを隔てて共存しているところは見なかったのですが、外で見ました。アザラシももちろん子供の人気です。

上野の威信をかけて建設したこの施設、デザインに工夫を凝らし、近代的な要素をふんだんに取り入れています。まだおもちゃの設置はありませんでした。どうするのか? クマもこの施設を気に入ってくれると嬉しいです。

おまけ:プレーリードッグ。バイソンと同じ放飼場にいます。

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20111026(水)

アイラの成長 円山動物園 10月23日

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アイラの成長 円山動物園 10月23日

(写真)ホッキョクグマのララ・アイラ母子 円山動物園 2011.10.23

10月23日は、一日中雨。札幌は午前中は風はなかったのですが、午後から風が出て、どんどん強くなりました。

円山動物園のホッキョクグマの親子は、特に母のララが朝からご機嫌で、こちらをじっと見たり、遠くで工事中の様子をうかがったり、していましたが表情もご機嫌の様子でした。

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この日は親子の昼寝はなし。ですからタイヤの中で寝る「熊鍋」もなし。

いつものんびりしているキャンディも一日中起きていたと思います。(私はキャンディの内また気味の後ろ姿とおしりがかわいくて好きです)デナリも、部屋の戸が閉まっていたこともありますが、一日中起きていたと思います(この日は奥ではなくこちらに視線を投げてくれました)。

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雨だから、熊が活発に動くのでしょうか?

クマの気持ちや行動を想像するのは単純に人間の妄想だと思いますが、昼寝をするにはあまり気持ちのいい天気ではなかったのかな?と想像していました。

さて、アイラですが、先回見たのは8月20日で、この日は私にとって「アイラ」になっての(命名されてから)初めての日でした。

アイラはこの2か月で体が大きくなった感じはあまりしませんでしたが、「ララの相方」としてじゃれあうだけの体の力がついてきたのかな?と思いました。

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動画をご覧ください。アイラは十分ララの遊び相手に成長したと思いませんか?


ララが子供の相手をしてあげるというより、じゃれあう一人前の相手として扱っているように見えたのです。(この日ははじめプールにおもちゃがなかったので2頭で一緒に遊ぶしかなかったのかもしれませんが)

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8月の時点では、ララがヒートアップしすぎると、アイラが逃げる場面が多かったですし、引けば追ってくるけれども、追いかければ逃げる、という感じでした。

しかし、今は一人前にララの遊び相手としての立場を確立したのかな?というのが今回の印象です。ですから、写真もおのずとツーショットが多くなります。

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それともう一つ、「追っかけアイラ」になっていました。

  • お母さん遊ぼうよ、と誘う。
  • カラスを追いかける
  • ポリタンクやたるを階段から落として追いかける

でもこの子は、あまり執着心はない気がします。すぐあきらめる。イコロは堀に落としたおもちゃを上にあげていましたが、アイラは一人で上がってくることも多いです。

「快活にいろいろなものに興味を持つ、しかしあきらめは速い」典型的な幼児の性格の持ち主でしょうか?



20111012(水)

ロッテルダム動物園のホッキョクグマ ヴィックス

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昨年冬に誕生したロッテルダム動物園のオスの白熊ヴィックスのやんちゃな動画がこのサイト外部リンクで見れます。

ぜひご覧ください。
プールでガラス越しにお客さんと戯れる姿は思わず顔がほころびます。

このページでは、ヴィックスがまだ産室にいたころ産室で母と過ごす姿をライブで見ることができました。

このヴィックスという名は、世界的に有名なのど飴のVicksから来ています。

日本平のロッシーもこのくらい人懐こいといいのにな。ロッシーはもう3歳ですから、0歳のヴィックスとはもちろん成長度合いが違うわけですが。



201193(土)

ベルリン動物公園のトーニャ

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3月19日に亡くなったベルリン動物園のクヌート(ブログ1参照ください)のパートナーとなるはずだった1歳の雌の熊がモスクワ動物園からベルリン動物公園(ベルリン動物園とは違って、旧東ベルリンにある動物園です)に移動になりました。

ベルリンに来てからトーニャ(Tonja)と名付けられたようで、長年のクヌートファンのChristinaさんが、素晴らしい写真と動画を自身のブログに掲載しておられます。

「本当にかわいらしくて、放飼場をゆったりと駆けて、泳いで、そして手に入るあらゆるもので遊んでいる。日光浴が本当に大好きなようだ。日の光が彼女の鼻をまるで神聖なごとく照らしていて、彼女は満足そうに眼を閉じている。」

素晴らしい詩的な表現で、彼女の愛らしさを表現しておられます。また、コメントで、彼女を見てクヌートを思い出すというよりむしろフロッケを思い出す。それは女の子だからかしら、と書いておられます。ぜひ、写真と動画外部リンクをご覧ください。

なお、このトーニャは旭山のイワンとニュルンベルクのヴェラの末の妹に当たります。



2011826(金)

絶世の美女って... 円山動物園 8月20、21日

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絶世の美女って... 円山動物園 8月20、21日

(写真)「絶世の美女」ララ 円山動物園 8月21日

円山動物園のララの紹介に「絶世の美女」という形容がありました。

円山の担当さんは、ララをことさらかわいがっておいでなのは知っています。

でも、絶世の美女の形容がついたのは古今東西2-3人しか思いつきません。

面白い形容ですね。

このような姿態を見せてはいけません。最近あなたの姫もあなたから遊びを学んで真似をしていますよ。

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そんなに足を広げて...

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ほら、同じ遊びしているでしょう?

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そういえば姫の名前が発表されますね。

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この姿を見て、以前、今はおびひろにいるお兄ちゃんも同じ姿をしていたな、と懐かしくなりました。

(続く)



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