歩く(23)


2012729(日)

日本橋から新橋へ~江戸川区自然動物園訪問記

歩く×23

日本橋から新橋へ~江戸川区自然動物園訪問記

(写真)ロンドンオリンピック仕様のミニ 東京都港区三田のミニのショールームにて 2012.7.21 撮影

オリンピック始まりましたね。あの古いロンドンでこのような世界的なイベントがあることもある意味驚きです。町並みもインフラも想像できないくらい古いのです。数年前には、古い水道管から水漏れがおきて困っていました。

確かにヨーロッパでは数百年前に建設されたアパートに今でも人がちゃんと住んでいます。家のローンも3世代で組むとか。

ケルンの大聖堂は建築に500年を要したというのも驚きです。たぶん日本の歴史的建造物も、建築に100年単位で要したものはないのでは?詳しいことはわかりません。

前回の続きです。

ところで、この写真は都営バスの停留所にあるものです。「東京を走って集めました」各所の写真を蝶の形に切り取ってあります。

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どれだけ訪問されましたか?

東京タワー、上野公園、東京都庁、銀座、秋葉原、表参道、浅草、レインボーブリッジ、月島、渋谷、東京ドーム、六本木、神宮外苑、歌舞伎町。

何か所かこのブログでもご紹介してきました。自宅は数か所を除いて、徒歩圏内にあるので、結構恵まれた場所に住んでいるのかもしれません。

ところで、私は北海道や帯広の記事も書きましたけど、結構的外れなことを書いているのではないでしょうか?

というのは、最近ある人の記事で「渋谷の青山」という表記を見ました。変なのでよくよく読むと、表参道でした。確かに住所・番地は「青山5丁目」なのでしょうが、都内の人間にとってはなんか変です。書かれた方は、地方からの来訪者か、東京に来て間もない方なのでしょう。たまに「東京の埼玉」という表現を耳にしますし、実際は横浜在住なのに「東京に帰ります」なんて平気で言う人もいますね。きっと埼玉も横浜も東京も縮退していてので、渋谷も青山も表参道も同じなのでしょう。

裏を返せば、きっと私の北海道の記事も同じような現象があるのでしょう。気をつけないと。。

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日本橋から東京駅のほうへ回ります。東京駅からほど近い場所ですが、このような提灯は、都心の街並みでも比較的よく見ます。

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前にもこんな記事を書きました。三田でも見ました。

銀座のカフェにはこんな花が。

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朝の新橋界隈。以前書いた旧新橋停車場駅舎の近くです。朝日が反射して美しいです。このあたりは、夜景もきれいなのですが(雨が降ってもいい)、最近は少し色褪せました。テレビドラマのロケも行われるところです。

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今回の散歩コースです

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江戸川区自然動物園訪問記

この週末は北海道へ行こうかと具体的な計画を立てたもののそれもならず、北海道が江戸川区になりました。1400kmから10kmの短縮旅行です。

もともと、ここは一度訪問したいと思っておりましたし、やはり地元で地固めをするのも大事だと思っていますので、良しとします。

距離的に一番近いのは恩賜上野動物園なのですが、なぜ足が遠ざかっているかといいますと、ドライブには近すぎますし、駐車場のことを考えると、車で行くのは逆に困難なのです。私の場合、動物園訪問はドライブ兼でとても重要な要素なのです。

そういえば、最近上野のパンダの子供の一連の出来事をみると、やはり上野は特別だとつくづく感じました。NHKが日中の番組を中断してニュースセンターからアナウンサーが赤ちゃんパンダの死を報じていました。ニュース速報のテロップではなく、です。

確かにほんの一週間でしたが、日本中が明るくなりましたから。

カンカンとランランの来日の時の面白い記事外部リンクを見つけましたので、ぜひお読みください。大変な重圧と責任の中でパンダを飼育していたのですね。

上野は都市型動物園で、大変な混みようですが、ほかでは見られない動物も多数いますので、これからは訪問頻度を増やそうと思っています。

話がそれました。

この江戸川区の動物園は公園の一角にあります。入場無料。なぜこのような動物たちが集められたのか、ちょっと不思議な気がします。ハイライトはプレーリードックとオタリアでしょう。

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繁殖にも成功しているようです。

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レッサーパンダは暑すぎて出てこず。コウノトリやトキ(ニッポニアニッポンとは異種です)、カメの種類はかなり多かったです。それから、ペンギン・猿、ワラビー、リス、フクロウ。アリクイの大きさは驚きました。

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ふれあいの場所ではヤギなどを触ることができます。どの動物もほんの近くに見れるので、親しみやすいです。

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そういえば、いろいろな動物園でテナガザルがぶらさっがって、腕を交互に動かして、移動している姿を見ますが、あれは子供の時分にやった遊びと同じですね。

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オタリアが気持ちよく泳ぐ様子です。


最近の言葉

Musik ist eines der größten Mittel, das Herz zu bewegen und Empfindungen zu erregen. Christoph Willibald Gluck (1714-1787)

「音楽は、もっとも心を動かし感受性を高めるもののひとつである」

原文は、"Ich betrachte Musik nicht als eine Kunst das Ohr zu ergötzen, sondern als eines der größten Mittel, das Herz zu bewegen und Empfindungen zu erregen."
(私は音楽というものを、耳を満たす一つの芸術であるとみなすだけではなく、もっとも心を動かし感受性を高めるもののひとつであると考えています。)

Mittelは「もの」と訳しましたが、決して英語のsomethingとかthingのような(ドイツ語ではDing)意味のない言葉ではなく、何か効用のあるもの(薬のような)のニュアンスがあります。私は日本語力が乏しいのでこの程度の訳しかできません。

今日腰を据えて聞いた音楽です。久しぶりに聴くと、心にしみます。




2012613(水)

隅田川の橋をめぐる

歩く×23

隅田川の橋をめぐる

(写真)中央大橋のメッセンジャー 2012.5.12撮影

本ブログの内容
 隅田川の橋をめぐる
 メモ―セザンヌ展、浜松のキロル、八木山動物公園、こんにちはカバの赤ちゃん、バニラとロッシーと楽しい日曜日

思えば、隅田川はずいぶんめぐりましたね。といっても、基本的に徒歩で行ける距離ですので歩いたつもりでも河口から2-3キロです。浅草近くまでは走らないとお散歩では行ける距離ではありません。

隅田川シリーズも、今回でひと段落ということで今日は永代橋から東京駅方面へ歩きます。

まずは永代橋から。朝6時ごろの風景です。この橋はアーチ状のデザインが夜はライトアップされていて、桜の季節はきれいです。夜の写真はカメラマンさんたちにお任せすることにします。

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あくまでも、私の目的はお散歩ということで。暗くなると(特に夜明け前は)、歩行者は結構危ないのです。交番前の横断歩道でも不注意なトラックが平気で突っ込んできます。冗談ではありません。ですから、私はぶらぶら歩きは明るくなってからすることにしています。

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自宅の窓からは勝鬨橋くらいまでのライトアップはぼんやり見えます。5月に開業したスカイツリーも見えますよ。今日はどんなライトアップかな、と気の向いたときは眺めています。以前はレインボーブリッジも見えたのですが、新しいビルが立ち並び見えなくなりました。東京湾大華火祭も同じです。

朝の永代橋もきれいですよね。

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こちらは茅場町方面に少し歩いたところにある豊海橋。この橋は本当に短いのですが、何か情緒を感じます。橋のたもとには休憩場所もありますよ。

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お隣の中央大橋。こちらもいいでしょう。あ、写真の腕ではなく橋のことです。写真では見えづらいですが、ライトアップ用の電気が設置されています。右手の歩道では下流まで歩いたり、ジョギングしながら川を楽しむことができます。隅田川の橋は、一つ一つのデザインが凝っていて歩くだけで楽しいですよ。以前ご報告しました、メッセンジャーの銅像を見やすく撮影したのがトップ写真です。

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こちらは川辺にある錨。

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少し茅場町方面に戻ります。

この通りは、桜並木で有名です。桜の季節はもう終わりました。名残はわかるでしょうか?

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兜町に出て、日本橋川にかかる鎧橋。この付近の橋はかなり実務的です。

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東京証券取引所。こちら側の写真が知られていると思いますが、たぶん裏側だと思います。この付近でこんなにひっそりとしているのは日曜日の朝(5月13日)だからです。

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正面はこちら側。

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ご近所にある兜神社。取引所関係者の鎮守のために建てられたそうです。

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お賽銭箱も、

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木の扉も「兜」の字があります。

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そういえば、相場関係者は日柄や占星術を気にする人が多いですね。新月とか満月とか。確かに、少しでも変わった出来事は不吉なのかもしれませんね。

江戸橋を経て、

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日本橋です。こんなに人気のない日本橋の写真は珍しくないですか?

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この昭和通り沿いは私のジョギングコースだったりします。銀座を通って日本橋、そして神田、上野というコースです。

次回も、もう少しお付き合いください。

メモ
セザンヌ展

国立新美術館へセザンヌ展を見に行きました。セザンヌは好きな画家のひとりで、部屋には有名な「リンゴとオレンジ」の複製画も飾ってあります。たぶんオルセーで買ったものだと記憶しています。

美術も音楽も何か自分自身に違和感を覚え最近は国内で触れる機会はほとんどありませんでした。ただ、せっかく都内在住ですし、企画展はどのようなものにせよ30年に一度といわれていますので、いいチャンスと思ったわけです。

率直な感想を言えば、やはり私自身がreadyではなかったので残念でした。

セザンヌはパリのほかはプロバンスの風景画が多いのですが、以前美術館の外を出ると同じ原風景が見える、というぜいたくな体験をしてしまったので、やはり東京で見るには違和感を覚えてしまうのです。

ゴッホの絵画にも私は同じような体験をしていて、南仏旅行の後、大雪でアムステルダムで一泊せざるを得なかったときに、たまたまゴッホ美術館で見た絵画が、ついきのうまで見ていた風景そのものだったのです。

東京の美術館で風景画を見ても、想像を働かせるには限界があります。

むしろ、子供のころに4時間の行列の果てにたどり着いた「源氏物語絵巻展」のほうが、ずっと印象に残っています。日本国内では日本の絵画を見るほうが自然なのです。

やはり、東京は仕事をする街だという認識を新たにしました。業種によりますが、東京はテンポもいいですし、仕事をするには日本国内でしたら私にとって、この街をおいてほかは考えられないです。たぶん東京よりももっとエキサイティングなのは世界中を見渡してもNYCくらいしかないでしょう。私は以前ロンドンでさえ、テンポが遅く感じました。そんな私でも、ニューヨークで音楽に触れたり美術を鑑賞するのには違和感は感じないのです。不思議ですね。たぶんニューヨークに住むことはなかったので、やはり訪問地という感覚だったのでしょうね。(とはいっても、50回以上は訪れていますが)

今回は、「りんごとオレンジ」に再会できましたので、これで良しとしましょう。

浜松のキロル

6月10日、名古屋へ行った帰りに時間があったので浜松によりました。

キロルがすっかり浜松の水に慣れてかわいくなったという噂を聞きましたので。

最後の2時間ほどですが、半年ぶりに彼に再会しました。

浜松では、本当に大事にされていますね。よかった。
私の印象は、半年前と変わりませんでした。彼は毎日変わらない安定した生活を送っているということ。決まった時間におやつをもらい、決まった時間に飼育員さんの動向をチェックし、飼育員さんが来るのを待ち、お部屋へ帰る。

出来のいいサラリーマンさん以上です。

しかし、彼の飼育員さんに対する反応はすごいですね。彼のしぐさを見ているだけで、飼育員さんが遠くから近づくのが解ります。さすが動物園の熊さんといわれるだけのことはあります

最後5分ほど、飼育員さんとお話ししました。とても大事にされ、かわいがられています。その間、ワンコ座りして、首を長くして待っていました。あまり待っているので、かわいそうになり途中で切り上げましたよ。

年間パスポート購入しました。今度は、一日は無理でももっと立ち寄るかな。浜松に。

八木山動物公園

6月16日は仙台まで。ここのクマ舎は国内でも有数だと聞きましたので、以前から一度訪問したかったのです。

2つの放飼場で、大きいほうは開園から午後1時までカイ、そのあと交代してポーラ。小さいほうは終日なナナが展示されていました。

カイ君、雪の女王の主人公の名前にちなんでいるのですね。知りませんでした。本当にいい名前です。

この日は雨で、朝はナナちゃんはプールに入っていましたが、カイ君がプールに入ったのは餌の場面だけ。ポーラのプール遊びはうかつにものがしてしまいました。

カイ君はガラス越しの近くまで(息でガラスが曇ってしまうほど)来てくれました。「どんぐりみたいな目」「かわいい」といわれていました。しかし、近くで見るホッキョクグマは本当に巨大ですね。


ポーラちゃんは、一人でガラスに突かんばかりに眺めていたら、ちょっかいを出してきて、ガラス越しに前足でたたかれました。あとは、歩いていました。

しかし、動物の常同運動をじっと見るというのはなにか、アリの巣をじっと見ているのに似ていますね。両親に言わせると、私は幼いころアリの巣に入るアリをじっと見ていたとか。栴檀は双葉よりというところでしょうか? 全く大成していませんが。

餌を探すカイの姿をアップしておきますね。スローモーションではありません。このように悠然と泳ぐ姿は映画のような美しさです。


それから、アフリカゾウに会うことができました。多くの動物園で飼育されているのがアジアゾウですので、久しぶりでした。

また、鳥類の飼育が多かったです。鴨のなき声があちこちで。

このブログには写真を張り付けることができませんので、またブログとして立ち上げて後日ご報告しますね。

こんにちはカバの赤ちゃん―東武動物公園

6月17日に念願の東武動物公園へ行きました。自宅から片道50キロほど。お出かけにはちょうどいい距離です。

畑の真ん中にあって意外な場所にありました。

それでも期待していたより、ずっと楽しかったですよ。一週間前の名古屋では暑さで参りましたが、天候・気温ともにちょうどよかったです。動物もアルパカを初めて見ました。

なんといっても今回のハイライトはカバの赤ちゃん、そらちゃん。東武だからツリーにあやかって「そら」という名前は頷けます。

午後からの登場で、朝はお父さん、午後からお母さんと一緒に登場です。

当たり前ですが、お母さんのミニチュアですね。象の子供の時もそうでしたが、お母さんについて歩くときに小走りになるんですね。

カバは本気になるとかなり早く走りますけど、動物園ではのんびりしています。

赤ちゃんは本当にお肌がつるつる。コラーゲン細胞の結合が少ないのが分かります。人もそうですが、年齢を重ねるごとに細胞ごとの結合が進んで、肌が固くなりしわの原因にもなるのですね。

動画を貼っておきます。撮影しながら、「かわいいー」と叫ぶこと連続でした。


バニラとロッシーと楽しい日曜日-日本平動物園

ロッシー、チミのことは本当に心配していたよ。

まえにここにきたときは、常同がひどかったからね。でも、今日あえて本当に安心しました。禿が減って、毛並みもよくなっているし、何よりも遊び相手ができて楽しそうだからね。

日本平の公表はありませんが旭山動物園によると、この2頭はいとこです。そして、バニラの性格はまさに「ロッシー系」、ということで、苦笑を呼んだものでした。というのは、ロッシーはやんちゃを通り越して、暴れ者でしたから。おもちゃが与えられていないのは、以前おもちゃを来園者に投げつけてけがをさせてしまったから。

今日のバニラは、横の水槽で常同を繰り返すロッシーとは別に、来園者によく反応していました。
背が水面上に出ないくらい小さな子供が多かったのですが、水槽を背に記念撮影をしていると、その後ろをガラス越しにドンと鼻で突いてきて、驚かせたり。12月に訪問したときは、動物園の関係者が「ロッシーもこのくらいの時分には、こんな風に暴れていました。」と、嘆息交じりに飽きれていました。

オランダのヴィックスはガラスを割ってしまったそうなので、そうならないことを祈るばかりです。

バニラは顔は不細工だと思っていましたが、ロッシーと同居して、かわいくなっていました。よく運動するせいか、体も以前よりしまって見えました。今では私のみならず多くの来園者をすっかり虜にしています。名前も読んでもらえていましたし。

ところで、そんな彼女ですが、体の大きさはロッシーの半分くらいしかありません。それでも、ロッシーに挑みかかり、激しくじゃれあう。ロッシーが本気になれば、彼女もひとたまりもないかもしれませんが、そこはお兄ちゃんらしく、バニラが逃げれば激しく追うことはしない。じゃれあいの勃発は、お互いにこつくところから始まります。

イコキロほど執拗に長時間じゃれつくことはありませんが、ロッシーはすでに300キロほどの体格ですから、ガラス面にぶつかってくるのは迫力満点です。バニラも果敢にとびかかっていきます。

あくまでもこの日一日の印象ですが、ロッシーは、バニラが気に入っているみたいでした。バニラのおしっこをなめてもいました。

収容時には、中から「ロッシー、バニラ」の呼び声が聞こえ、2頭そろって入っていきました。その時、ロッシーがバニラに先を譲り、後から入っていくのはほほえましかったです。

取組み合いと水槽の2頭の様子の動画を貼っておきます。いろいろ拾ったので長いです。遊び相手がいて運動すれば、心身の発達にもいいですね。もちろん、相性がいいことが条件ですが。


それから、バニラの動画です。




2012320(火)

隅田川水辺を歩く~月島から茅場町まで~ そしてクヌート

歩く×23

隅田川水辺を歩く~月島から茅場町まで~ そしてクヌート

(写真)月島の川辺 2012.2.19

考えてみれば、このシリーズでも隅田川沿いを頻繁に歩きました。目的地まで電車・バスを使わずに歩いているものですから、そう遠くまではいけないので、どうしても同じ地域の周辺になってしまいます。

私は水が大好きで、わざわざ窓から川が見える部屋に住むこともありました。今も、自宅窓から隅田川が見えます。

トップ写真は、前にも載せたでしょうか?勝鬨橋を渡り、隅田川沿いに月島方面まで歩いたところにあります。東京湾は漁場でもあるので、漁師さんの船でしょうか?

月島方面に歩くと、こんな街路樹が。トンネルのようになっています。

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トンネルを抜けると、そこは月島商店街です。

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月島はもんじゃ焼きで有名ですが、どこもかしこもという感じで驚きました。2,3軒おきにもんじゃ焼き屋さんがあります。

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こんな焼き鳥屋さんも。

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商店街の外れに月島幼稚園が。幼稚園としては珍しいけれども町にマッチしている建物かな?と目に留まりました。

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佃を左に折れるとリバーシティ。超高層マンション群があります。

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地図ではわかりにくいのですが、川沿いには親水公園も配されています。(地図の白い部分)

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中央大橋を渡って、新川・茅場町方面へ行きましょう。

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中央大橋から永代橋を写します。スカイツリーも遠くに見えます。川上には隅田川の観光船ですね。

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昔読んだ串田孫一さんの随筆の一節に、夜部屋の中でふと外を見ると、遠くに走る電車の一筋の光が見える、この部屋から電車を注意してみるように、電車にいる人々もこちらを見ているのかしら、というような文章があって、いたく気に入ったのを覚えています。
もちろん電車から遠くに小さく見える家々一群のうちの一軒の窓など特定できるわけもないことは、筆者も読者もわかりきっているわけですが、その純粋な発想と何気ない文章が「いとおかし」と表現できるでしょうか。

この場面は随筆と少し違うようにも思います。船上の人々は中央大橋の説明を受け、私のことを(串田さん流にいえば)写真に収めているかもしれません。

中央大橋はこんな感じです。

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途中にメッセンジャーというブロンズ像があります。

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橋の上からは後ろ姿なので、ちょっと残念。パリ市市長シラク氏(当時)の名があります。パリ市と東京の両河川の友好を記念して、ですか。

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新川を少し歩くと、亀島橋。

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このふもとに河村瑞賢の屋敷跡。ここは、公式の説明に任せましょう。
「河村瑞賢(1617~1699)は、明暦の江戸大火の時、木曽の材木を買占めて巨利を得たことで知られる。また、諸国からの江戸廻米の航路を開き、淀川等の改修を行うなど、海運や治水にも功績があった。」

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まっすぐ行くと、茅場町周辺です。

今回の散歩コースです。

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(おまけ)3月19日はクヌートの命日でした。クリスティーナさん作成の、Youtubeの動画を載せておきます。伝説のクマになったのだとつくづく思います。

"Für Dich, kleiner großer Bär..."
"For you, little big Bear..."
「小さいけれど、大きなクマちゃんへ」




2012222(水)

両国から隅田川沿いを歩く

歩く×23

両国から隅田川沿いを歩く

(写真)両国薬研堀 矢ノ庫稲荷神社 2012.1.7

前回の続きです。

もうだいぶ疲れていましたが、浜町公園からもう少し北へ行って、両国方面へ歩きました。

細い道ですが、その奥に見えますね。塔。

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先日北海道へ飛行機に乗った時も、このスカイツリーがそびえたっているのが見えました。あれはなかなか良かったです。

先回のブログで、デザイン性がなくて格好が悪いと書きました。その印象は変わりませんが、5月に開業してライトアップすればまた、東京の新たな夜景スポットになるかもしれませんね。

最近は、首都の大地震予想が頻繁に出ていて、どうなるのか心配でもありますが。

東日本橋に薬研堀があります。ふと歩いて、トップ画像のちいさな稲荷が。
空き地に作ったような小さな稲荷です。

突き当りの、少し広い通りには、こんな提灯が残っています。この散歩の日はお正月を過ぎてまもなかったので、まだ、お正月の雰囲気が漂っています。

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左側には、薬研堀不動尊の初詣の入り口が。

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両国橋に出ました。国技館もすぐなのでしょうけど、いいかげん疲れていましたので、隅田川沿いに築地方面へ歩いて帰ることにします。

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隅田川、水が静かに流れています。川も下流になると、水流はほとんど聞こえず、音だけ聞いているとその存在に気付かないくらいですね。

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前のブログに紹介したように、隅田川沿いには宿場町のように河川テラスが整備されているのですが、川沿いだけあって理想的な散歩コースであり、ジョギングコースにもなっています。排気ガスの心配はないですし、信号もありませんから。

これは、かけっこをするレーンですね。ちょうど親子がかけっこ競争をしていました。(写真撮るのが遅くて、右上に豆粒のような親子が写っています)

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ほかに、ドッグランができる場所があったり。

これは、小学校の卒業制作です。制作に携わった生徒さんの名前も記されています。私の小学校時代には、こんなのはなかったです。地域に参加することもできて、いい思い出にもなりますね。

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こちらは、東海道五十三次の日本橋の図。

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こんなものが、壁画のようにあって、それも散歩している人たちを楽しませてくれます。

隅田川沿いを歩み進めていくと、いろいろな形の橋に遭遇し、それも楽しみの一つです。

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今回の散歩コースです。

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2012117(火)

下町でお正月気分を味わう

歩く×23

下町でお正月気分を味わう

(写真)日本橋七福神詣での案内版 水天宮にて 2012.1.7

一月も半ばを過ぎましたが、遅いお正月気分を味わっていただきましょう。

下町方面を散歩する予定で、水天宮まで直進していきました。この界隈は、私にとっては初めての場所で土地勘もなく、水天宮で七福神の案内図をもらっておきながら、反対方向に歩いてしまいました。

このブログは、そのあたりもご案内します。

私の散歩の仕方は、出かける前に一通り地図を見て、その方面に歩いていきます。目的地に着いたらあたりをウロウロするのですが、予習した個所にたどり着けない場合も多々あります。

ですから、ガイドブックや土地の名所案内に載っていても、たどり着かない場合も多いのです。

ですが、なるべく目で見て面白いなと思った風景や建物などをスナップ風に写真撮っています。

新大橋通りを八丁堀、茅場町を通り越してまっすぐ行くと、交差点に水天宮が見えます。

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隣接する交番も水天宮と一体になったデザインです。
一緒に写真撮ればよかったですね。

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安産祈願の神様なので、若いご夫婦が目立ちました。

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この後人形町へ向かうはずが、箱崎を越え隅田川大橋へ。方向音痴は治りません。

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この日は、何枚かスカイツリーをとりました。スカイツリー、中ぶくれのかっこ悪いデザインです。贔屓目に見ているせいか、東京タワーの美しさを改めて実感します。特に、夜ライトアップされている姿の美しいこと、時間や日によってライトが変化するのです。先日の相撲放送でも浅香山さん(元大関魁皇)がきれいですね、と感心していました。

人形町方面に戻ります。人形町、茅場町のあたりは古くからの証券関係の会社も多いのですが、この界隈は漬物屋さん、和菓子屋さんなどが目立ちます。

甘酒横丁をまっすぐ歩きます。甘酒一杯100円だそうです。

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甘酒横丁を、浜町方面に歩きます。通りの終わりに小さな公園があって、そこに勧進帳の弁慶の像がありました。

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交差点の向こう側は明治座です。

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そしてその向こうは浜町公園。

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スポーツセンターも併設されていました。この公園は隅田川沿いにありますが、この浜町公園のテラスはホームレスのたまり場になっていました。

私は、散歩中たいていipodでnewspodを聴きながら歩いているのですが、たまたまこの時ドイツ語ニュースで、Obdachlose(ホームレス)がTeufel Zirkus(英語ではvicious circle)に陥っているというレポートを聞いていました。つまり、仕事を求めるも定住先がないため職につけず、職に就けないから家なしになる、という悪循環のことです。

他人事ではない問題です。

隅田川テラスの案内があります。川沿いにまっすぐ行くと築地方面まで行けるのですね。

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ここでも、塔が見えました。

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(続く)



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