20111113(日)

男鹿の看板、豪太 男鹿水族館GAO 11月6日

動物×67

男鹿の看板、豪太 男鹿水族館GAO 11月6日

水族館の中で、あるお客さんが「どうして水族館にクマがいるの?」といっていました。本当ですよね。

プールで泳ぐので、特別なんでしょうけれども。

当然動物園のお客さんと、水族館のお客さんでは客層が違いますから、広くクマの魅力を知っていただくにはいいのでしょうか?

獣医さんや飼育員さんは幅広い知識が必要ですね。

豪太は、男鹿水族館が新装になった時にロシアからやってきました。秋田県はホッキョクグマの導入に積極的であると聞いています。

豪太は、外見上いかつい個体です。一歳下のゴーゴが幼児性が全く抜けないのと比較して、オスっぽさを感じます。

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もっとも、外見上だけのことかもしれません。男鹿の飼育員さんのブログを見ると、かわいらしいしぐさも見せるようですし。この日私が見た限りでは、かなり悠々とした態度でした。

餌も、がつがつ食べるというよりは、食事をするという感じでした。外の放飼場ですので、カラスが来るのですが、カラスにとられても気にしたそぶりを見せることはなかったです。

鮭も捕獲した後は長時間放置していました。

もちろんこれは、この日の印象であって、性格を結論付けるのは乱暴すぎます。ですから、また彼らに再開する日に違ったサプライズが見れることを期待します。

豪太の放飼場は3方から見ることができます。餌の時間に豪太が手を入れて餌をとると、その手の大きさを見ることができます。お客さん見てますね。

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出窓のような構造になっているところでは、ガラスの下を通ることができる構造です。

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見る側からは、これらの場所に移動するには時間がかかるので、「豪太が幸運にもこちらに来てくれればそんな体験ができる」という程度でしょう。

豪太の餌の時間のダイジェストです。
餌は四方に置かれています。生鮭はプールで泳いでいます。


豪太が窓から見る、日本海です。何を思うでしょうか?

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お昼は併設されたカフェで男鹿名物の魚醤で味付けされた焼きそばを食べました。珍しいですが、焼きそばは焼きそばです。

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ソフトクリームのほうが濃厚でおいしかったです。イチゴの物を食べました。クルミちゃん記念ということで。

以上で男鹿の報告は終わりです。



20111113(日)

クルミちゃん 男鹿水族館GAO 11月6日

動物×67

クルミちゃん 男鹿水族館GAO 11月6日

クルミちゃん、かわいかったですよ。


今春、釧路市動物園からホッキョクグマ豪太のパートナーとなるべく男鹿へ移動したクルミをみるのは今回が初めてです。

実は、豪太の展示場もそうなのですが、男鹿の展示場は少し複雑で、いろいろな角度で見ることができるために、今回が初めての訪問となった私は、要領を得ずに、その瞬間瞬間で一番いい場所で見ることができなかったのが、少し心残りでした。

秋田で好感が持てるのは、クルミが以前からいる豪太と平等に扱われている点です。

お客さんにも「クルミちゃん」なんて呼ばれて。私も、ひいき目で見なくてもこの日は(強調しておきます)豪太よりクルミのほうがかわいいなあ、と思ったので、「クルミちゃん」という愛称はぴったりだと思いました。

その点、天王寺のバフィンはかなりかわいそうですね。バフ年上なだけあって要領もいいんですね。その点、大阪の根強いィンはすごい美人さんです。その上、ゴーゴより動きがよく、ゴーゴファンに嫌われ気味で、ゴーゴと別居して一日おきに展示場に出るようになってからは、大阪のブロガーさんのブログでの出現回数が極端に減ってしまいました。

クルミは、男鹿水族館の飼育員さんのブログに登場するたびに、その行動で笑わせてくれます。やっぱり、一筋縄でいかない、という感じなのでしょうか?

私が水族館を訪問した11月6日は、おもちゃで特に遊ぶような光景はなく、往復歩きをしながら、時々プールで泳いでいました。

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こうやって、目の前で熊が泳いでいる姿を見ると、不思議な生き物だと実に思います。北極海が生息地であれば、泳げなければいけないのは当然でしょうが、それでいて自然では魚の捕獲はほぼ不能。比較的取りやすいアザラシを狙いを定めて捕獲する。それも海に逃げられてしまえば、まず捕獲は不能。泳ぎは確かに上手ですが、この泳ぎでは海で生き残ることはまずできませんね。

この日はホッキョクグマに生鮭のプレゼントがありました。豪太はまず周辺の餌を食べてから、ゆっくりと。そして、クルミは鮭に一直線。一度目では捕獲できず、二度目で成功です。

2頭の性格の違いかもしれません。

この日のクルミのダイジェストです。
  • 私たちの目の前で泳ぐところ
  • 人工雪で水を落とす
  • 餌の時間


クルミの展示場には、今年春の2頭の同居の様子がビデオで流れていました。こんなサービスもうれしいです。

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(続く)



20111113(日)

行ってきましたよ 男鹿へ 11月5,6日


行ってきましたよ 男鹿へ 11月5,6日

(写真)男鹿の海の夕暮れ 2011年11月6日

とうとう行きました。男鹿半島まで。

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実は8月半ばから、全然車を動かしていなくて、もやもやしていたんです。車を動かさないというのは、文字通り「走行0km」という意味です。

たいていのところは歩いて行けてしまうのと、自宅の周りでは平日は特に大渋滞に巻き込まれるからです。4キロ45分かかったこともありました。

ですから、基本的に車に乗るのは遠出の場合のみと決めています。

この遠出がなかったんですね。

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都内から秋田までは片道600キロ以上ありますから、それなりの覚悟が必要なわけですが、陸続きである限り、車に乗ろうと決めています。

今回の旅行の目的は、車に乗ることと、男鹿水族館に行くことでしたが、東北地方への道路は比較的すいていて、運転は極めてしやすかったです。

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雪の季節になる前ギリギリセーフというところでしょうか?

男鹿へ他県から訪問する人は、交通の便が悪いことをかなりこぼすようです。確かに、公共交通機関を使おうとすると、秋田駅から60キロ(!)ありますし、最寄駅からもバスでないといけないようですね。

その点、今回は無理してでも自家用車で言ったことは正解でした。

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秋田市内に宿をとった私は、さらに60キロあることに驚かされつつ、その途上海沿いの道や、山間部の針葉樹林帯の美しさに驚かされました。

それにしても、秋田でNHK北海道のラジオが入ったのはさすがだと思いました。

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それと、男鹿水族館、とても楽しかったです。これも意外な(といっては失礼ですが)、サプライズでした。

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さすがに水族館であるだけあって、クマのプールの水もとても清潔で、動物園によくある濁った水でなかったのはとてもよかったです。

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男鹿の海に面した位置にあるため、海水を浄化して循環させているのですね。

魚の展示場も、日本とアマゾンエリアがあり、さらに男鹿の海のコーナーもあって、とてもよかったですよ。地方ならではの取り組みです。


それから、魚っ知ツアーと呼ばれる、裏側探検。これはそれぞれの魚ごとの生態や、男鹿水族館の工夫、など内容があって、とてもよかったです。

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ホッキョクグマの豪太とクルミは12月から同居開始のようですので、ぜひおいでください。(雪が深そうですが)

(続く)



20111028(金)

モモンガとイケメンイコロと おびひろ動物園 10月24日

動物×67

モモンガとイケメンイコロと おびひろ動物園 10月24日

(写真)やっととれたモモンガの写真 2011.1024 おびひろ動物園

先回の旅の報告の続きです。

10月23日の夜のうちに札幌から帯広に移動し、翌朝落葉の進んだグリーンパークを抜けておびひろ動物園に行きます。

開園時間が30分遅くなったことで、南門のほうへ回って外からキリンのペアが出てくるのを見ることができました。

冬の閉園期間の前にイコロに会っておこうというのが主な旅の目的ですが、もちろん何回か園内を回りますよ。ガイドも参加します。

この夏キロルを訪問していませんでした。6月が最後です。その間はるばるイコロを3度も見に来たのでした。もともと、私はどちらかというと動物らしい行動をするキロルのほうが好みだったのですけれど、6月に帯広に来て、イコロの愛らしさに本当に惚れ込んでしまったのです。

そういえば、キロル、先日隣のアシカ舎の工事のとき音に驚いて興奮してしまって、獣舎に収容になったようですね。兄弟一緒にいたころは、全く物音には動じなかった子なのですが、一頭になって、「自分の身は自分で守らなきゃ」と警戒心が強くなったのでしょうか? 帯広にいたころは、警戒役はイコロだったのでしょうか? (注:これも単なる私の根拠のない想像であり妄想です。熊の心はだれにもわかりません)

イコロ、イケメンになりましたね。横顔が何となくピリカに似ています。シュッとした横顔が素晴らしいです。写真はこの感心した横顔中心にしておきますね。

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それから忘れてはいけないのが、トップ写真のモモンガ。ぜひ午前10時前に「どんぐりのいえ」にいらしてください。私はこのどんぐりのいえが大好きです。小鳥たちとエゾリスとモモンガ。特にモモンガは夜行性で、光で疑似的に夜を再現しているといっても、やはり遅い時間になると小屋に入ってしまって、見れないような気がします。

私は、先回8月に訪問したときにモモンガのかわいらしさに触れ、(この時は写真失敗しました)今回も十分楽しみました。飼育員さんのブログによると今年子供が生まれたはずですが、大きさや行動からはどれが子供で親かは判断が付きませんでした。

餌場に餌をもらっても、私がいるせいか警戒してなかなか降りてこないんですね。すばしこく飛ぶ姿も大きな目もとてもかわいらしいです。

午前中のうちに一通り園内を回りました。アシカのタケルくんは、冬季は獣舎に入ってしまうため、来年まで会えません。ラクダのボスくんはこちらを見ていましたが、カメラを向けた途端横向いてしまいました。カメラは冷たく感じるのかな?

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象のナナさんがこちらをじっと見るのもいつもの通りです。

イコロは朝見たときは、表情がとても穏やかでした。

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この日は午前中に餌をもらって、例のごとく少し眠くなったみたいでした。それで動きは緩慢でした。

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でもこの子は獣舎の端で横になっていても、後ろで落ち葉を踏む音がすると、警戒して顔をこちらに向けるのですね。警戒心の強い子です。

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プール遊びは、いつもの通り浮きを後ろに投げては飛びついていました。

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地元の方が、「2頭でいるときもプール遊びを見たことがなかった、こんなに遊んでいるのを見てよかった」といっていました。

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私は、イコロもキロルも帯広や浜松の地元の方に愛される子であるのを見るのが一番うれしいです。この子たちがこれからどこに行っても、地元の人に愛されてほしいと思います。

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私は、これらの動物園に行っても一日中カメラを向けることはあえてしません。なるべく地元の家族連れやお子さんたちに譲るようにしています。おびひろ動物園も浜松市動物園も、メインのお客さんは家族連れや、友達連れの方々で、動物園が日常の一部になっているのですね。そこのところが、ララ親子の前でカメラの列であふれる札幌とは違う気がします。(円山の場合はカメラの光景がなじんでいるのです)地元の人がふらっと訪れる動物園、その人たちの生活の中にイコロとキロルがいる、そんな動物園で写真撮影のために脚立を一日中立てて絶好の位置を占拠したりするのは本当の愚行だと思います。

ですから、私はよそ者ということで、みなさんの邪魔者にならないようそっとカメラを向けるようにしています。

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話がそれました。

イケメンイコロ、いかがでしたでしょうか?。次いつ会えるでしょうか?移動ということになったら、急きょ行くことになるのかな?



20111028(金)

祝! 「ホッキョクグマとアザラシの海」開館 上野動物園 10月28日

動物×67

祝! 「ホッキョクグマとアザラシの海」開館 上野動物園 10月28日

朝の仕事もそこそこに、さくっと上野へ行ってきました。11時からのイベント後、長期にわたる改装を経て、「ホッキョクグマとアザラシの海」館の開館です。

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平日だというのに、上野は大変な混雑でした。平日特有の幼稚園児と小学生の遠足はあるのですが、そのほか家族連れがびっしり。

暖かかったせいか、パンダ館のみならず、トラ・ライオンのあたりも人でいっぱいでした。

もちろん新施設も。

11時のイベントには間に合わなかったのですが、11:45分からの餌やりは見ることができました。

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施設はプール側のメインの放飼場(今日解放されていたところ)と、土や草がある小さな放飼場があります。なんでも国際標準を満たした施設だそうです。

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将来子供が生まれた時は、このサブの放飼場でオスを展示するそうです。

プール側の全体は、北極をイメージしてデザインされており、人工的なものです。(たぶん肉球などを傷つけないように固いコンクリートではなく樹脂でしょうか?)
見学者は高台から見下ろす形で放飼場を見学することができ、また見学所を出て、再度下に降りると、プールを見学することができます。ここでホッキョクグマが飛び込む姿やアザラシが泳ぐ姿が見えます。プールには、小さな滝も設置されています。また、プールから梯子を使ってクマが上に上がれるようにもなっています。プールは水深3mだそうですよ。

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個人的には、プール側の施設がとても人工的だったこと、サブの放飼場が狭く、プールではなく「池」があるだけだったのが、少し残念でした。

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それと致命的なのは、上の外の放飼場から下のプール見学所までの移動がかなり面倒であることです。熊がプールに飛び込んで泳げば、プール側で見学したいのは山々で、この移動に手間がかかるのはがっかりです。プール見学所出口で「ここは一方通行だからあちらに回ってください」といわれたことは興ざめでしたね。
確か日本平でも同じような形だったと記憶していますが、混雑度が雲泥の差です。人の流れを混乱させるような作りにしたのは、致命的な設計ミスといえるでしょう。

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もっとも、熊を一通り見ればいいやという人には関係ないですが。何度もじっくり見たい人には残念な施設です。

今日は雄の雪夫だけが出ていました。レイコはまだ施設に十分慣れていないということで、放飼場に出るにはまだ少し時間がかかるようです。雪夫と同居はさせずに冬の発情期になってから同居させるとか。繁殖の望みがあるのかは、はっきり言ってわかりません。

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雪夫、大きいですね。オスのホッキョクグマがいかに雄大であるかが分かります。ほれぼれするほどです。

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これを見ると、帯広とか浜松にいる男の子は、「まーだまだ」と思ってしまいます。

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この施設は、一説によると上野が幼年個体を入れるための準備として建設したとか。アプローチは実際にしているようです。

そうそう、アザラシの報告をしていませんでしたね。私は実際にクマとアザラシがガラスを隔てて共存しているところは見なかったのですが、外で見ました。アザラシももちろん子供の人気です。

上野の威信をかけて建設したこの施設、デザインに工夫を凝らし、近代的な要素をふんだんに取り入れています。まだおもちゃの設置はありませんでした。どうするのか? クマもこの施設を気に入ってくれると嬉しいです。

おまけ:プレーリードッグ。バイソンと同じ放飼場にいます。

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