2011917(土)

麻布へ、大使館めぐり

歩く×23

麻布へ、大使館めぐり

二の橋を渡り、麻布へ来ました。今回は麻布十番のほうへは行かず仙台坂を登って行きます。

右手に善福寺があります。ここは麻布山善福寺といって、この周りに数々の寺社があります。ハリス行使の碑がありました。

井戸の跡です。水は奥の穴からちょろちょろと出ています。

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たどりついた善福寺正門がトップ写真です。樹齢760年の銀杏があるとのことですが、次回ですね。

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仙台坂を上がったところで右に折れます。坂の途中にある韓国大使館は改装中でした。このあたりは住宅街ですが、こんな教会もあります。

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そして来たのが、アルゼンチン大使館。

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外には、観光資料によるPRもあり。

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そして、有栖川宮公園のほうをめざし、麻布野球場の角にある欅のモニュメント「風の吹くところ」枯れ木を利用して作られたとのことでした。

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有栖川宮記念公園の周りを南部坂を下りますと、ドイツ大使館があります。

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そのそとかべには、こんな粋な「展覧会」が。

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開国間もないころに来日したドイツ人による日本の風景画展です。これがこの写真の歩道の左側の白壁に「展示」してあります。その一つがこれ。

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もちろん、絵の説明文もありますよ。

これは、何を隠そう前の記事で書いた赤羽橋のあたりです。

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このドイツ人は当然船で来日したわけですが、大変な船旅です。喜望峰を通っているんですね。

話は変わりますが、ペリーはどのような航路を通って浦賀へやってきたかご存知でしょうか? アメリカだからカリフォルニアから来たわけではありません。東海岸から喜望峰、シンガポールを通ってきているのです。仕事とはいえ大変な執念です。ちなみにペリーは日本来航後ほどなくしてなくなっています。この時の無理がたたったのでしょうか? それはわかりません。

帰りましょうか?

ちょっと間違えて、青山墓地に出てしまいました。

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墓地はこの両側に広がっています。

そして、国立新美術館。

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今回の散歩コースです。青山墓地、国立新美術館はこの地図の北方に当たります。

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2011917(土)

三田へ、大使館めぐり

歩く×23

三田へ、大使館めぐり

お久しぶりです。本当は先月訪問した札幌や四国の写真もあるのですが、しばらく更新をさぼっていたらブログを書くのが億劫になってしまいました。もちろんアクセス数も下がる一方で、、、今日は一念発起して書きます。

9月15日、16日と早朝に三田、麻布、広尾方面を歩きました。昼間は本当に暑いのですが、朝晩はやっと涼しくなりました。コートなしで歩けるこの季節は、貴重な散歩の季節になります。

この界隈は、各国大使館や寺社そして坂が多いです。しかしながら時間的にあいているわけもなく、中に入れるわけでもないので、門の外からの撮影になりました。朝は、警官もいなくて撮影は気楽にできました。

ただ、日中は往来が忙しいあたりも人通りは少なくカメラのために立ち止まるにはちょうど良かったです。

トップ写真は、今回の散歩の起点となる赤羽橋のふもとにあるもの(なんでしょう?)です。

赤羽橋自体はこんな感じです。

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この場所は、次の記事でもう一度出てきます。覚えておいてくださいね。

実は、ここに着く前に粋なことをする会社を見つけました。甲冑ですね。

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相馬野馬追に使われているものということで、この会社では東北応援のシンボルにしているらしいです。最近ある雑誌で読んだのですが、相馬家のお殿様の末裔は十勝の大樹町で牧場を営んでいて、今回の震災後はいち早く相馬に戻って復興の指揮をされているとか。

進みましょう。

ゆるやかな坂です。綱の手引坂といいます。

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名前の由来は、Wikipediaによりますと以下の通りです。
「平安時代の勇士源頼光四天王の一人、渡辺綱が幼少の砌に姥に手を引かれて行き来したという伝説による。」

これを登り切ったあと、左に路地を折れた突き当りにイタリア大使館があります。

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ここは、美しい日本庭園があり、NHKのブラタモリ外部リンクで紹介されましたね。

一応一周しました。敷地は広大で、角に正門がありました。こちらが正式な入口でしょう。日本庭園の片鱗が見えるでしょうか?

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イタリア大使館を後にし、元の道を戻ります。綱の手引坂が綱坂に名前を変え、綱町三井倶楽部があります。元三井家の迎賓館で会員制クラブですね。三井グループ企業の管理職は利用可能です。サラリーマンが使うにしては(というと怒られますが)、立派な広大な建物です。

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ここを後にして、すぐ目と鼻の先にオーストラリア大使館があります。近代的な建物です。

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二の橋に出ました。どぶ川ですね。麻布へ向かいます。

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(続く)



2011910(土)

力士から学ぶこと多いです


明日、大相撲が始まりますね。

先ほど協会のサイトを見たら初日、千秋楽を含め結構チケットが残っているので驚きました。

大相撲、この1年半不祥事で揺れました。中には、非常に批判的にご覧になっている方もおられると思います。

しかし、最近大相撲放送を観ていて真摯に思うのは熱戦の面白さもさることながら、彼らの

  • 力士の相撲への取り組み方
  • 日々の精進
  • 勝負に対する厳しさ

が、自分の日々の過ごし方、仕事への取り組み方に反映できるということなんです。

幕内力士は心身ともに一流に磨かれた若者であるだけに、私は彼らから発せられる言葉に、一目も二目も置いています。

20代の若僧の言うことなど、と思わずに彼らの姿勢も見てあげてください。学ぶことは多いです。



201198(木)

円高是正と自己否定的な円買いと


財務相、G7「円高で厳しい日本の経済状況を訴えたい」

2011/9/8 10:30

 安住淳財務相は8日午前、9~10日にフランスで開催される主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に向けて「日本の今の経済状況、特に円高の中で非常に厳しい状況だし下振れ感もあるので、そうした認識は白川方明日銀総裁と一緒に世界各国のリーダーに訴えていきたい」と意気込みを語った。

(後略)日経電子版より
円高是正と自己否定的な円買いと

(資料)ドル円レート 1970年より。赤:名目レート 青:実効レート 日銀

円高、止まりませんね。最近の動きから1ドル76円台でやっと底が見えてきた感じはしますが。

輸出の実需筋からはさらなる為替介入への期待(というより要望)が高まっています。

日本は輸出国ですから、当然円高は企業業績そして、日本経済全体に悪影響を与えるといわれています。

また、円という通貨は不況時に高くなる傾向があり、2重苦です。

一方で「過去40年円高傾向にあるのに何をいまさら」とか「日本はデフレで実行為替レートに換算すると必ずしも円高とは言えない」という反論もあります(上記グラフを参照ください)。しかし、今日この日を生きている企業経営者にとって、40年前のことより、今の名目の数字が大事になるでしょう。

経済産業省の9月1日付の調査結果(下記参照)外部リンクによりますと、「企業行動として海外調達を増やすとか、生産拠点の海外移転などで対応せざるを得ない。」と企業は回答しています。

さて、今日このブログで言いたいのは、このようなありきたりのことではなく、あまり表だって言われていないことです。

この1年で日本政府は3度為替介入を実行しました。9月15日の菅代表選出の翌日(2兆1千億円)、3月18日大震災後の協調介入(7千億円)そして、8月5日(4兆5千億円)。

介入によって最大4円くらい円安になります。

しかし、この介入の効果は数日で消え、元のレートに戻りました。

それでは、だれが売っているのか?もちろん投機筋もありますが、大きいのは実需の売りなんです。輸出企業の財務部の部員が円が安くなるその瞬間を狙ってドル円を売りたたいています。(つまり円を買っています。)

9月8日時点でのドル円水準は77円30銭程度。このすぐ上の78円台にはこの実需の売りオーダーがびっしり並んでいるといわれています。もともと彼らは80円台で売りオーダーを出していましたが、80円代では売れず、77円、78円まで下りてきています。

別に彼らが、為替差益を享受しようというのではありません。簡単に言えば、輸出して物が売れれば外貨がたまります。これをどこかで円にしなければならないという、それだけのことです。

「円安が望ましい、しかし背に腹は代えられず円を買わねばならない。そのとき円は1円でも安くなればありがたい。」

というのが本音でしょう。「介入をお願いします」、と財務大臣に陳情している大企業もあるようですが、その時は喜んで円買います、というわけです。

私は、投機筋もさることながらこの実需のドル売りが円高に大きな影響を与えていると思っています。9月になり半期末を控えればなおさらかもしれません。

今朝発表された貿易統計を見ればわかるように、日本は貿易黒字国です。震災の影響で昨年同月比で40%の下落とはいえ、7月の経常収支は9902億円の黒字となりました。つまり、国外で物を売って、それを円に換える。つまり円を買う需要のほうが売る需要より多いのです。構造上円高になります。

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(グラフ)貿易収支(棒グラフ)と経常収支の推移(1996年より)単位億円 日銀資料

一方、中小企業は深刻ですね。円高によってアジアの周辺国と直に競争することになりました。国外で事業展開しないと、というのは本音でしょう。

それでは、円を売りドルを買ったポジションはどうなるか?ということですが、過去の介入分はほとんどが含み損となって残っています。ただし、米国と日本の金利差分は利益となっていわゆる「埋蔵金」として損をある程度相殺していたのですが、これも最近使ってしまいましたね。つまり、巨額な含み損だけが残っているわけです。

円高、なかなか複雑です。


(資料)「現下の円高が産業に与える影響に関する調査」の結果の公表 経済産業政策局 調査課 平成23年9月1日(木)

http://www.mytokachi.jp/blog/kurome/uploader/1315457284.pdf
http://www.mytokachi.jp/blog/kurome/uploader/1315457295.pdf
http://www.mytokachi.jp/blog/kurome/uploader/1315457310.pdf



201193(土)

ベルリン動物公園のトーニャ

動物×67

3月19日に亡くなったベルリン動物園のクヌート(ブログ1参照ください)のパートナーとなるはずだった1歳の雌の熊がモスクワ動物園からベルリン動物公園(ベルリン動物園とは違って、旧東ベルリンにある動物園です)に移動になりました。

ベルリンに来てからトーニャ(Tonja)と名付けられたようで、長年のクヌートファンのChristinaさんが、素晴らしい写真と動画を自身のブログに掲載しておられます。

「本当にかわいらしくて、放飼場をゆったりと駆けて、泳いで、そして手に入るあらゆるもので遊んでいる。日光浴が本当に大好きなようだ。日の光が彼女の鼻をまるで神聖なごとく照らしていて、彼女は満足そうに眼を閉じている。」

素晴らしい詩的な表現で、彼女の愛らしさを表現しておられます。また、コメントで、彼女を見てクヌートを思い出すというよりむしろフロッケを思い出す。それは女の子だからかしら、と書いておられます。ぜひ、写真と動画外部リンクをご覧ください。

なお、このトーニャは旭山のイワンとニュルンベルクのヴェラの末の妹に当たります。



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