201188(月)

今、モスクワ シェレメチェヴォ空港


今、モスクワ シェレメチェヴォ空港

ドイツ・スイス旅行が始まりました。短い旅行ですが、オペラ3夜、コンサート1夜楽しむ予定です。

今、モスクワ経由でフランクフルト空港に向かう途中です。モスクワでトランジットのため、待ち時間にこの部ログをアップしています。フライトは定刻どおり。新しくできたターミナルは清潔できわめて快適です。WiFiもこのとおり、まったく問題なくつながります。

ことインフラに関しては、新興国のほうが進んでいたりしますね。理由は簡単。後から建設されるからです。

この空港は数ヶ月前爆破テロがありました。出口を出たところで爆破があり、ドイツ人などが犠牲になりました。(さすがドイツ人。確か、世界中の旅行者数はNo.1だったと思います。秘境も含め、世界のあらゆるところにいます。)

それにしても、私のバイロイト旅行中にはいろいろなことが起こります。不幸なことも。初めてのときは日航ジャンボ機の墜落、そしてドイツ企業でのインターンのために長期滞在していたときには、ダイアナ妃もなくなりました。今回は、こんな不幸は起こりませんように。もっとも、月曜日の市場は非常に心配なのですが。(スイスフラン、高騰ですね。3桁ですか?見たことのない世界です。参りました)

成田からモスクワまでのフライトでは、隣はたぶん英国人。それは、コーヒーを"Cafe White"とオーダーしていたからです。(それと、英語の小説を読んでいたから)Cafe Whiteはミルク入りのコーヒーのことですが、これを米国で言うと、目を白黒させますよ。アメリカでは、Cafe with milk(ミルク入りコーヒー)ですね。

今夜は深夜にフランクフルトに到着予定ですので、バイロイトへ向かう道すがら、ニュルンベルクに立ち寄り、動物園で双子のホッキョクグマに会う予定にしています。この子達は、あのフロッケの弟たちに当たります。

本当は、ベルリンに回ってクヌートに会う予定で一日あけたのですが、クヌートは3月になくなってしまいました。2年前にきたときは、このルートで回ったのですが、動物の一生は短いですね。そこで、予定を変えてニュルンベルクに行くことにしました。ニュルンベルクはフランクフルトからの通り道。バイロイトまではローカル電車で片道一時間。あと一日フリータイムがあるので、双子がかわいかったら、もう一日いくかもしれません。

2年前にきたときの、フロッケとラスプーチンのペアの写真、そしてその母ヴェラの写真は出立前に時間がなかったので、帰国後に載せることにします。

ヴェラはあの旭山のイワン雷帝の実妹に当たります。(あ、イワンは雷帝に似合わずやさしいオスですよ。)出産経験は今回も含め3回。1度目はフロッケ、これは人工哺育。2度目の双子は世話をするも病死。そして今回が3度目です。イワンにも早く子供ができるといいですね。両手に花どころか、3頭も美女がいるのですから。

もうひとつ、今回の旅行で楽しみなことがあります。ドイツがどうなっているか?ギリシャなど周辺国のおかげでユーロが比較的安くなり、好景気に沸いています。ドイツ人はなぜ他国の借金の肩代わりをするのだと不満を持っている、と分析する人もいます。確かにそういう人もいるでしょう。しかし、国全体で考えれば、今回の問題のおかげでドイツはEUの中でEuropa Meister(ヨーロッパの王)として、イニシアティブをとることができました。そして、この輸出大国は通貨ユーロの享受を存分に受けています。

シュレーダー政権下で問題になっていた失業率も、今ではささやかれなくなりました。とかく不況に苦しむとサービスなどの面でそれが感じられますが、今回はどうでしょうか?10年位前だったか、ルフトハンザで預け荷物の重量がわずかに重いということで、すったもんだ口論になったことがあります。不況下ではこんな些細なことでも企業は、金を取ろうとするし、人の心もすさみ、犯罪も多くなるものです。

最後に今回のルートを載せておきます。インターネット事情がよければ、日記代わりに日々更新するつもりです。よろしくお付き合いください。

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2011727(水)

ワーグナーを聴かないアメリカ人もいます


イスラエル楽団がワーグナー=ドイツで初-バイロイト

 【エルサレム時事】イスラエルの管弦楽団が26日、ナチス・ドイツのヒトラー総統が好んだことで知られるワーグナーの作品をドイツのバイロイトで演奏した。イスラエルの楽団がワーグナーをドイツ国内で演奏するのは初めて。
 (中略)
 ワーグナーの演奏は、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を引き起こしたナチスを連想させることから、イスラエルでは今でもタブーとなっている。今回の企画も「ワーグナーと和解する必要などない」との批判の声が上がり、一時は暗礁に乗り上げかけたが、同国内でリハーサルを行わないなどの配慮をし、実現にこぎ着けた。(2011/07/27-07:53)

時事ドットコムより
このニュースを耳にして、真っ先にアメリカ人のルームメートのことを思い出しました。

私は、2000年代初頭に米国大学院に留学していたのですが、当時のルームメートだったアメリカ人の女子学生が、(彼女は大学のオーケストラでバイオリンを弾いていて、いつも鼻歌歌ったり、CDを聴いたりして音楽好きだったのです)、自分は決してワーグナーを聴かないといっていたのには驚きました。彼女が聞かないということは、家族全員がわだかまりを持っているのでしょう。

今でも戦争の傷跡は大きいのだと改めて思いました。

作曲家ワーグナーとナチスは時代も違うし直接関係はないのですが、ワーグナー本人はメンデルスゾーンに冷たくされたことで、ユダヤ人が嫌いでしたし、作品の中でも歌詞に国粋主義的なところがあったりして(特にニュルンベルクのマイスタージンガーの最終場面)、戦時中ナチスに利用されたのですね。

もちろん、ヒトラー自身もワーグナーの作品が大好きでしたし、当時のバイロイト音楽祭の監督(作曲家ワーグナーの嫁)とヒトラーが親しい仲であったこともあって、イスラエルではワーグナーが演奏されることはありませんでした。

オーストラリアには、アジア諸国と同様、日本人に反感を持っている人がいます。

間もなく8月になります。戦争の影を思うときですね。

私事ですが、来月バイロイトに行きます。



2011724(日)

アナログテレビ映っているわ(爆)。

日常×44

このテレビも用済みだとスイッチを点けたところ、ちゃんと映っていました。

正午で対応できず、時間差なのかな?と思いましたが、どうやらうちの集合住宅ではケーブルテレビに入っているようです。

デジアナ変換で、2015年3月まで今のテレビで見れるとのこと。

急いで、テレビ買わなくてよかった。

数日前にこんなブログも書きましたが。

私の「情報アンテナの低さ」がもたらした不幸中の幸いでしょうか。

アナログテレビの不法投棄も起きているようですが、無駄に捨てなくてよかった。



2011723(土)

中央区のパンフレット入手しました。

歩く×23

中央区のパンフレット入手しました。

散歩シリーズ、今まで東京都港区を中心に歩いてきましたが、お隣の中央区にも足を延ばそうと、中央区役所でパンフレットをもらってきました。

情報を得ながら、観光ガイドブックだけでは回れないようなところを、独自目線で紹介していきますね。(← 目標です)

区役所は新富町にあるのですが、そこまで築地を通っていきました。

築地場外市場は日中歩くと、いかにも訪問者という感じの人が屋台のようなお店で食事したり、買い物したりしています。

2週間ほど前に、たまたま通りがかったとき安いレモンを見つけたので買えたらいいと思いましたが、今回は見つかりませんでした。

写真も、とって美しいという感じではないんですね。ですから写真もなし。

そういえば、先日火災があったはずですが、怖いですね。

築地市場を抜けると、築地本願寺です。前を通ることはありましたが、訪問するのは初めてです。

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中は、がらんとしてました。折りたたみ椅子が並べられていて、行事があるのでしょうか? 外観ともども見慣れた寺社とは異なります。

外に出て向かって右手には、「門前そば」というお蕎麦屋さんがあります。

この後、お昼を食べようと、昭和通りに出て、てくてく日本橋まで出たのですが、空振りでした。そこで銀座に戻ってきました。

昭和通りといえばこの日の朝、ジョギングしていたら通り沿いのカフェで外人さんが外で朝食をとっていました。確かに気分のいい日は外で食べるのは良いのですが、車道に面しているところは、埃っぽいだろうと想像してしまいました。

銀座で、久しぶりに入った中華料理の天龍さんで餃子を食します。このお店は餃子以外もおいしいのですが、8cmはある餃子が有名なので、久しぶりに行くと餃子に手が出てしまいます。

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ご飯を頼むのを忘れたので、餃子だけ。8つ。1050円。ご飯がなくてもパクパク食べれます。とにかく大きいです。

まずは、手始めの中央区めぐりこのくらいです。これからいろいろ行ってみます。


銀座天龍
東京都中央区銀座2-6-1 中央銀座ビル 1F



2011719(火)

なでしことサムライに見る実力の差


まずは、なでしこジャパンおめでとうございます。

私は、あのタフなサッカー選手に「なでしこ」の愛称をつけたのにはちょっと違和感を感じますが、それは置いておきましょう。

今日はサムライの話です。

サムライといえば、男子サッカー日本代表の愛称です。

あくまでも、私一個人の意見ですが、ワールドカップで世界を相手に戦う選手は、サムライであってはいけないと思っています。そして、サムライ精神であれば世界では勝てないのではないかとも思っています。

サムライといえば「ハラキリ」。つまり、敗北を認める前の名誉ある死です。

死なないまでもサムライには、何か名誉を重んじ格好つけたがるところがあります。

戦国や江戸時代の武士ならばいざ知らず、スポーツでは、泥まみれになっても、どんなに劣勢になっても、ノーサイドの笛が鳴るまであきらめない。そんな精神が大切だと思います。「武士は食わねど高楊枝」では、勝てないですよ。

今回の女子サッカーの決勝戦の勝敗を分けたのも、まさに最後まであきらめない精神でした。

日本選手は身体能力で外国人選手に劣ることが多いです。ですから、劣勢だからといって勝負をあきらめてしまったら、世界で戦える見込みはありません。

最近は、男子日本代表もましにはなりましたが、「ドーハの悲劇」では、ノーサイドの前にその試合をあきらめてしまいましたね。また、その後も劣勢になると下を向いてしまう選手がいました。

私も、日本在住の外国人に言われたことがあります。「日本チームはリードされるとそれを跳ね返す力がない」と。

男子チームにはサムライのプライドを捨てて貪欲に戦ってほしいです。



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