2012313(火)

夢見るクヌート

動物×67

おそらく世界で一番有名(だった)であろうホッキョクグマのクヌートがなくなって、早一年になろうとしています。

ベルリン動物園では、彼の記念碑をホッキョクグマ放飼場前に建立することを決めていますが、公募で決まった記念碑のデザインを模したメダルが発表になったようです。

クリスティーナさんがご自身のブログ外部リンクで紹介されています。

「夢見るクヌート、Knut der Träumer」

クヌートは、ファンからクヌーティ(Knuti)と呼ばれていました。私も2回彼を見ることがありましたが、この像は本当に生前の姿をほうふつとさせるような素晴らしいデザインで、彼のことを本当に愛している人がデザインしたのだと嬉しくなります。

クリスティーナさんもberührendという美しい形容詞で表現されています。日本語に訳すと「心を震わすような」という感じでしょうか?

デザイン発表のときのビデオ外部リンクです。クヌートの姿も映っています。



2012311(日)

IMF専務理事からのメッセージ

日常×44

鎮魂の日を迎えるに当たり、クリスティーン・ラガルドIMF専務理事がツイッターでメッセージを寄せています。

Thinking of my friends in Japan on this anniversary of the earthquake and tsunami. Wishing you all the best.

津波と地震の発生から1年を迎えるにあたり、日本の友人たちに思いを馳せずにはいられません。日本の皆様、心から応援しています。



2012310(土)

ガソリン高くなった


今日は月2回の割引日で、ガソリンを入れるためだけに車を動かしました。

165円/l (ハイオク)

少し前の価格に戻ってしまいましたね。

イラン情勢に加えてあと2か月もすると円安傾向がボディーブローのように効いてくるでしょう。

それは米国も同じで、1ガロン当たり4ドルを超えてくると急に米国人の財布のひもが固くなるといいます。もう3.7ドルを超えています。生活に車は必需品ですから、つらいところです。

といっても、米国はイランをあの手この手を使って攻撃しているのですが。

昨日発表されたの米国雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から22万7000人増加し、予想の21万人を大きく上回りました。失業率は8.3%で予想と変わらず。昨年12月、そして今年1月の数字も上方修正されています。

昨年末からの改善傾向は続いています。

FRBは、逆にこの結果に当惑しているとも伝えられています。というのは、雇用は経済の改善傾向を見る指標として最後に動く数字だからです。住宅価格の改善が見られなかったり、ほかの統計は必ずしも良くないのに雇用だけよくなる。さらなる金融緩和はしばらく様子見でしょうか?

私は、経済評論家ではないのでよくわかりません。

米国とイランというといつも思い出すのが、私が米国留学中にシェアしたイラン人のルームメートです。

当時もイランと米国は決していい関係ではありませんでした。彼女は飛び切り優秀でしたが、その米国で学業を修める勇気と、それを受け入れる米国の懐の深さにはいつも感嘆します。



2012310(土)

今冬の北海道の思い出~道東編~


今冬の北海道の思い出~道東編~

(写真)知床の海に向かう船 羅臼町にて 2012.2.5

ここからは未知の世界です。

そういえば、このシリーズも「~の思い出」などといいながら、ほとんど動物園ブログになっていました。すみません。週末という限られた時間での移動になると、選択肢が限られてしまうのです。

今回の旅の目的は、野生のワシたちに会うこと。驚かれるかもしれませんが、野生のワシを見たことがありません。北海道に行くと放牧されている牛にも驚くくらいの私です。5分以内に5-6本の往復新幹線を見ることには全く慣れているのですが。仕事も含めて今まで国内移動をおろそかにしていた私は、各地の未知の美しい風景が多すぎるのです。

出発前日に家族からカメラも借りました。

帯広を夜明け前に出発し、知床まで今回の旅をご親切にもプロデュースしてくださった方の車で移動。

トップ画像の船に乗船して、大海原へ。気温が低く体が冷えてしまうので、目的地までは船室でぬくぬくと待機。元漁師さんという船長さんの言葉遣いには少し面喰いましたが、知床の海を誇りにされていることが分かりました。旅行者の方で2度目の乗船だという人から、餌をまいてワシをおびき寄せるのだと情報を得ました。

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目的地について2時間くらい写真を撮ります。壮大な風景にまず感激です。初め警戒してか、ワシの群れは遠くの流氷の上に群れになって留まっていましたが、船を止めて餌をまいてからは、近くに寄ってきてくれました。

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皆さんカメラマンなので撮影に夢中になっておられました。カメラマンではない私には、速くて、それも向こうに飛んで行ってしまう鳥を正面にとらえることはほとんどできません。「風の向きがどうのこうの」と説明されましたが、風向きまで測る余裕は到底なく、せっかくの機会をカメラに夢中になっているのも残念なので、途中で双眼鏡に持ち替えました。

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すると、まるで映画を見ているかのよう。パノラマの風景が目の前に広がりました。背景の知床山脈がまた美しい。

あまりいい動画ではありませんが、雰囲気はわかると思いますので載せておきます。


加えて、既出の写真もありますがカメラを貸してくれた家族に唯一褒められた写真を2枚載せておきます。

オジロワシは、啼いているのでしょうか?雄叫び?

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エゾシカの群れは驚きです。寒気も覚えるような。かわいい顔はしているのですが、繁殖力が強いですね。

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ついでに雪面で見つけた鹿の足跡。日が昇れば私たちから逃れても、夜はどんな活動をしているのでしょう。

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釧路に戻って、初めて食べた勝手丼。選ぶときは慎重に選ぶのですが、食べるとどの具だったか忘れていました。

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ドライブも楽しかった。目の前に広がる風景がどれも新鮮。この冬の旅のハイライトです。こんな風に普通に飛んでいるワシはいいですね。

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これでこのシリーズはおしまいです。



201234(日)

今冬の北海道の思い出~帯広編~


今冬の北海道の思い出~帯広編~

(写真)氷祭りPRの雪像 とかち帯広空港にて 2012.2.4

札幌編)の続き

凍っていなければまあまあ歩けると気をよくした私は、街中を結構歩きました。といっても、冬に車なしでは行動範囲は非常に限られるわけですが。

でも、地元の高校生でしょうか? 集団でランニングしている姿が見られました。やっぱり、いるんですね。以前珍しく雪が降ったハンブルクでアルスター湖の周りを一人ランニングをしている人がいて驚きましたが。

夏の時期も何度も来ましたが、400メートルベンチを撮ったのは初めてのような気がします。

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冬の北海道もいいですね。もちろん単なる訪問者なので、雪かきの必要もなく、他人事なのですが。一年を通してベストシーズンはいつなのでしょうか?ドイツはシューマンの歌曲(Im Wunderschönen Monat Mai)にもあるように、5月です。
新緑の季節が始まるということですね。

この日は、氷祭りの一週間前(1月22日)でした。実は、この日を旅行日にしたのは大失敗でした。大相撲放送が見れないので。出発前に把瑠都の優勝を見届けて北海道に来れたのは不幸中の幸いでした。

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把瑠都と臥牙丸、欧州出身のこの両力士を別々の理由で応援しています。これは、また機会があれば書くことにしましょう。

氷祭りの雪像も見本があるのですね。アニメのキャラクターでしょうか?あ、すみません。いけない写真だったかな?

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何の木かわかりませんが、芽らしきものが。

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緑ヶ丘公園はいろいろな季節を歩いてきましたが、今回はお散歩途中というご婦人とお話をしました。食べ過ぎたので運動、と冗談をおっしゃっていましたが、私たち関東の人間は雪があると必然性がない限りこもりがちになりますが、活動されているところがいいですね。

動物園に着きましたが、まだ開園時間まで時間がありました。

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外から丸見えのタツオ君。道路側を往復運動していました。

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イコちゃん。
私があいさつしに行くと、ドドッドドッと白い巨体を走らせて寄ってきてくれました。卒倒するくらいうれしかった。

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腹ペコだったのね。「おなかと背中がくっつくぞ」って感じ?
君は餌の時間までは、すごく動きがよくていろいろ反応するけど、おなかがいっぱいになると歩くことが多いのね。

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それでも、やっぱりすぐ君を落胆させてしまうのね。手を振ったりするのだけれど、どうしても期待に副えない。カメラを向けようものなら動物は、落胆して横を向くか、離れていきます。この時は、カメラを向ける暇もなかったですが。

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担当の2さんと最近のイコロについてお話をしました。2さんは、やっぱりクマが怖いみたいですね。時々かわいいと思われるみたいですが、やっぱり怖いと。「遊ぼうよ」といっているのではないですか?と話を向けると、「それどころではありません」とおっしゃっていました。

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私の中で、この一年イコロの株が相当上がりました。この夏の訪問くらいから、イコロのかわいさが群を抜いていて、距離的にはキロルのほうが訪問しやすいのですが、イコロを見た日のほうが多いです。

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キロルは移動があったせいか、新しい環境に慣れるのに時間がかかり、その魅力を発揮できなかった気がします。昨年末からかなり変わりましたが。素晴らしいベテラン飼育員さんが担当なのですがね。
それにしても、イコちゃん、大きくなったね。天井の餌ももうくの字になって取るのね。君はいまだにビビりで外のことを気にしいだけど、妹が来てもうそこからは外の様子が見えなくなったね。

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ナナさん。象とライオンはさすがに寒そうで、冬季期間は無理に外に出さなくても、といたく同情しました。

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ヤギさん。この子たちも寄ってきてくれます。ぴっくーも。でもやはり落胆させてしまうのですが。

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モルモットのだっこも体験しました。飼育員さんとの会話が楽しかったけど、モルモットに思いきりウンをされてしまいました。

駅に戻って幸福駅。新聞にもPRが載っていたので、写真だけパチリ。

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(続く)



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