2014年5月8日(木)
春キャベツのカプネッ。
こんにちは。
お久しぶりです。
イタリアでは3州5件のお店で修行させてもらいましたがまずメニューの料理名を覚えるのが大変でした。
”イタリアにはイタリア料理はない。あるのはその土地の郷土料理だけ”
と言われるように日本で覚えた教科書的な料理はほとんどなくそれに加え「教えるから言われたとうりに作れ」と言われても食べたこともない、味の着地点が分からないものを作ることに解せなく感じることもありました。
しかも凄まじい忙しさの中でとにかく”こなす”ことで
精一杯でしたがその土地や店に滞在するうちそういった料理の味や背景、バリエーションが身についていったような気がします。
また当時同じような思いを抱いている日本人コックにも出会い色々と教わりました。
そうした人たちが帰国し日本のイタリア料理界は多様化していきそれまでのリストランテやトラットリア、オステリアという冠はもとよりトスカーナ州やピエモンテ州、シチリア州等々国境沿いのトレンティーノ アルト アーディジェ州!までに特化した専門店が現れはたまた創作的イタリア料理、そしてイタリア文化の象徴バールも増えてきました。
それにともなってイタリアで学んだ郷土料理を紹介するシェフの本や雑誌も実感のこもった体験談や背景が伝わる質の高いものが多く当時脇で見ていた料理や実際作っていてもよく理解しないまま終わった料理などがそういう料理だったんだ~と今更解るという。
このカプネッはピエモンテ州の郷土料理。
修行していたアルバのラリベラでも一瞬やっておりその時は
花ズッキーニでした。
カプネッとはキャベツや花ズッキーニにサルシッチャ(イタリアの生ソーセージ)の中身を詰めて焼いたものです。冬に1度作ったらキャベツが固く一体感がないものになりました。
なので柔らかい春キャベツが出たらまた作ろうと思ってました。
ナイフを入れたときに立ちのぼる香りが魅力ですがなかなかバランスが難しくこれからも作りこみたい料理の一つです。
お久しぶりです。
イタリアでは3州5件のお店で修行させてもらいましたがまずメニューの料理名を覚えるのが大変でした。
”イタリアにはイタリア料理はない。あるのはその土地の郷土料理だけ”
と言われるように日本で覚えた教科書的な料理はほとんどなくそれに加え「教えるから言われたとうりに作れ」と言われても食べたこともない、味の着地点が分からないものを作ることに解せなく感じることもありました。
しかも凄まじい忙しさの中でとにかく”こなす”ことで
精一杯でしたがその土地や店に滞在するうちそういった料理の味や背景、バリエーションが身についていったような気がします。
また当時同じような思いを抱いている日本人コックにも出会い色々と教わりました。
そうした人たちが帰国し日本のイタリア料理界は多様化していきそれまでのリストランテやトラットリア、オステリアという冠はもとよりトスカーナ州やピエモンテ州、シチリア州等々国境沿いのトレンティーノ アルト アーディジェ州!までに特化した専門店が現れはたまた創作的イタリア料理、そしてイタリア文化の象徴バールも増えてきました。
それにともなってイタリアで学んだ郷土料理を紹介するシェフの本や雑誌も実感のこもった体験談や背景が伝わる質の高いものが多く当時脇で見ていた料理や実際作っていてもよく理解しないまま終わった料理などがそういう料理だったんだ~と今更解るという。
このカプネッはピエモンテ州の郷土料理。
修行していたアルバのラリベラでも一瞬やっておりその時は
花ズッキーニでした。
カプネッとはキャベツや花ズッキーニにサルシッチャ(イタリアの生ソーセージ)の中身を詰めて焼いたものです。冬に1度作ったらキャベツが固く一体感がないものになりました。
なので柔らかい春キャベツが出たらまた作ろうと思ってました。
ナイフを入れたときに立ちのぼる香りが魅力ですがなかなかバランスが難しくこれからも作りこみたい料理の一つです。
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