こんにちは。
10年ちょっと前、井川直子さんという方が書いたイタリアで料理やサービスなどで現地修行している人たちを取材した「イタリアに行ってコックになる」という本が出ました。
まさにその時僕もイタリア修行の真只中で偶然にも何人か取材を受けた方々と知り合ったり、知り合いの知り合いだったり、中には時期は違いますが僕が働いた同じ店で修業された方もいたり僕にとって他人事ではない一冊でした。
そして約10年ぶりにその第2弾、2000年代夢を追い求めてイタリアに渡った彼らのそれぞれの10年後、群震のノンフィクション。
　などというサブタイトルの広告を見つけた時僕は心ここにあらず、即本屋へ。そしてなくて取り寄せ。。
僕が知りたかったのは彼らがイタリアで何を見つけてどのように持続してきたのか。
またやると決めた場所で「土地柄」とどう向き合ってきたか。
そして日本に帰国してからがスタートであってシェフになって初めて本当の修行が始まるんだなと思いました。
僕にも同じ10年があり重ねてしまいました。
とても考えさせられました。