2012年9月23日(日)
パッパ アル ポモドーロ。
こんにちは。
やっと涼しくなってきました。
さてパッパ アル ポモドーロ。
中部イタリアはトスカーナ州、特にフィレンツェの下町料理。 ポモドーロはトマト、パッパとは赤ちゃんの「まんま」というような濃度のある離乳食の意味です。
もともとは固くなったパンを使った再利用的な料理で平たく言えば残り物のパンとトマトのスープ。
その他夏は固くなったパンとトマト、キュウリ、赤玉ねぎ等を入れたサラダ、パンツァネッラ。
寒い季節はパンにミネストローネをいれ再び煮込んだリッボリータがあります。
いわゆるクッチーナ ポーベラ(貧民層の料理)でもあり家庭料理。
最初見た時はなんだこりゃ!と思いましたが食べてみるとどこか懐かしいしみじみとした美味しさがあります。
よく大衆食堂でお爺ちゃんが一人でコップに入った赤ワインを飲みながら食べている姿やツナギ姿の若者が同僚らしき人とオリーブオイルをたっぷりかけて食べているところを見かけました。
地味ですがとても現地に土着し溶け込んでいる料理。
当店でもメニューに載せましたが案の定反応は薄く
作っても数日後の自分達の賄いを作っているようです。
でもこれでいいのだ。
やっと涼しくなってきました。
さてパッパ アル ポモドーロ。
中部イタリアはトスカーナ州、特にフィレンツェの下町料理。 ポモドーロはトマト、パッパとは赤ちゃんの「まんま」というような濃度のある離乳食の意味です。
もともとは固くなったパンを使った再利用的な料理で平たく言えば残り物のパンとトマトのスープ。
その他夏は固くなったパンとトマト、キュウリ、赤玉ねぎ等を入れたサラダ、パンツァネッラ。
寒い季節はパンにミネストローネをいれ再び煮込んだリッボリータがあります。
いわゆるクッチーナ ポーベラ(貧民層の料理)でもあり家庭料理。
最初見た時はなんだこりゃ!と思いましたが食べてみるとどこか懐かしいしみじみとした美味しさがあります。
よく大衆食堂でお爺ちゃんが一人でコップに入った赤ワインを飲みながら食べている姿やツナギ姿の若者が同僚らしき人とオリーブオイルをたっぷりかけて食べているところを見かけました。
地味ですがとても現地に土着し溶け込んでいる料理。
当店でもメニューに載せましたが案の定反応は薄く
作っても数日後の自分達の賄いを作っているようです。
でもこれでいいのだ。
2012年9月23日(日)
お昼の営業日変更のお知らせです。
2012年9月3日(月)
トレネッテ アル ペスト。
こんにちは。
残暑が厳しいです。
さて毎年夏になると作っているバジリコペースト、今年はトレネッテというパスタに合わせてみました。
2年位前にも紹介させていただきリングイーネ(楕円形の長いパスタ)と合わせるのが王道と言いましたがこのトレネッテはそのリングイーネと同じような意味のようです。
(リングイーネは乾麺ですが今回のトレネッテは水と粉を練って作りました)
北イタリアはリグーリア州、ジェノヴァの郷土料理。
ジェノヴァに初めて旅行で訪れた時、絶対本場のジェノヴェーゼのパスタを食べたい!と街のトラットリアのメニューを見ても探せなく聞いてみればそれはこの「アル ペスト」の事だと言う。
ボローニャでボロネーゼのパスタを探した時も同様。
それは「ラグー」の事だと。
そんなことが多々ありました。
バジリコはイタリア中どこでも育つ香草ですがジェノヴァ産が有名なのはリグーリア州は海に面し細長くちょうど南米のチリのような地形のうえすぐ山がありほどよい潮風が山によってさえぎられることなく受ける影響だとかなんとか。
特にプラ産のが良質で小ぶり柔らかく香りも柔らかくあまい。 生やし放題の青々とした雑草のようなそれとはまるで別物。
しかし僕は見つけました。
帯広の北のとある直売店。(もうばればれですが)
ここのバジリコは少し大きいですがプラ産に近くほかの野菜も素晴らしいです。あまり詳しく言えませんが一つ残念なのは来られているお客さんも農家さんもその価値をあまり分かってないと感じてしまうこと。
素晴らしい水ナス。 ほかに買う人いるんですか?
「いますよ。漬物にするみたいです」
「。。。」
まるで昭和30年代の箱付きブリキのおもちゃ、GIジョー満載の東京下町の駄菓子屋、またはリーバイス501WWが眠る70年代の古着屋。
僕は感情を抑えポーカーフェイス。
嬉しくも少し悲しい独り占め。
残暑が厳しいです。
さて毎年夏になると作っているバジリコペースト、今年はトレネッテというパスタに合わせてみました。
2年位前にも紹介させていただきリングイーネ(楕円形の長いパスタ)と合わせるのが王道と言いましたがこのトレネッテはそのリングイーネと同じような意味のようです。
(リングイーネは乾麺ですが今回のトレネッテは水と粉を練って作りました)
北イタリアはリグーリア州、ジェノヴァの郷土料理。
ジェノヴァに初めて旅行で訪れた時、絶対本場のジェノヴェーゼのパスタを食べたい!と街のトラットリアのメニューを見ても探せなく聞いてみればそれはこの「アル ペスト」の事だと言う。
ボローニャでボロネーゼのパスタを探した時も同様。
それは「ラグー」の事だと。
そんなことが多々ありました。
バジリコはイタリア中どこでも育つ香草ですがジェノヴァ産が有名なのはリグーリア州は海に面し細長くちょうど南米のチリのような地形のうえすぐ山がありほどよい潮風が山によってさえぎられることなく受ける影響だとかなんとか。
特にプラ産のが良質で小ぶり柔らかく香りも柔らかくあまい。 生やし放題の青々とした雑草のようなそれとはまるで別物。
しかし僕は見つけました。
帯広の北のとある直売店。(もうばればれですが)
ここのバジリコは少し大きいですがプラ産に近くほかの野菜も素晴らしいです。あまり詳しく言えませんが一つ残念なのは来られているお客さんも農家さんもその価値をあまり分かってないと感じてしまうこと。
素晴らしい水ナス。 ほかに買う人いるんですか?
「いますよ。漬物にするみたいです」
「。。。」
まるで昭和30年代の箱付きブリキのおもちゃ、GIジョー満載の東京下町の駄菓子屋、またはリーバイス501WWが眠る70年代の古着屋。
僕は感情を抑えポーカーフェイス。
嬉しくも少し悲しい独り占め。
2012年8月27日(月)
赤ピーマンのプリン。
2012年8月26日(日)
タコとセロリのサラダ。
こんにちは。
再営業しひと月近く経ちました。
お祝いのお言葉やお花など沢山いただきまして
ありがとうございました!
4か月店を閉めるということはとても不安なことであり
待っていたというお言葉を頂いた時は本当に生きていてよかったと思いました。
さて久々の料理紹介です。
タコとセロリのサラダ。 イタリア料理の前菜で定番中の定番であり北イタリアはジェノヴァ修行時代は毎朝この仕込みから始まりイタリアで一番作りこんだ料理でありました。
店を始めてからはタコはほとんど使ってませんでしたが
地場産のセロリを見て作ってみたくなりました。
清涼感が違います。
タコとセロリもまた偉大な兄弟。
再営業しひと月近く経ちました。
お祝いのお言葉やお花など沢山いただきまして
ありがとうございました!
4か月店を閉めるということはとても不安なことであり
待っていたというお言葉を頂いた時は本当に生きていてよかったと思いました。
さて久々の料理紹介です。
タコとセロリのサラダ。 イタリア料理の前菜で定番中の定番であり北イタリアはジェノヴァ修行時代は毎朝この仕込みから始まりイタリアで一番作りこんだ料理でありました。
店を始めてからはタコはほとんど使ってませんでしたが
地場産のセロリを見て作ってみたくなりました。
清涼感が違います。
タコとセロリもまた偉大な兄弟。