2013年11月17日(日)
黒キャベツ。
2013年11月17日(日)
お知らせです。
2013年11月11日(月)
道産仔牛肉のスカロッピーナ マルサラソース。
こんにちは。
かなり以前に紹介させていただいた仔牛肉のスカロッピーナ。 レモンソースの双璧、マルサラソースです。
仔牛のもも肉を薄く肉叩きで叩きのばし塩、小麦粉をふりアルミのフライパンでオリーブオイルでササッと焼いたところにブロード(鶏と野菜のだし汁)とバターを基本に後は入れるものにより様々なバリエーションがあります。
イタリア全国だいたいどこでも食べられますがあえてメニューには載せていない店のほうが多いほど家庭でも作れる身近な肉料理。
日本のイタリア料理店でもその地味なルックスもあるのか見たことがありませんでした。
僕がこの料理に初めて出会ったのは渡伊間もないフィレンツェで働いたお店でやはり食べるまでは非常に薄い印象でした。
当時スペインの「エルブリ」の科学的な料理が話題になっていて憧れていた時でもあり自分はこんな料理を覚えるためにイタリアに来たんじゃない!
”しょぼい料理”とすら思っていました。
しかし滞在していくうち、食べこんでいくにつれこの料理の魅力がしみじみと身に染みていくのがわかりました。
中学、高校でもいきなり仲良くなる人とは長続きしなく
むしろ第一印象が悪い人のほうが後々長い付き合いになるような。
この料理は一時的に姿は消しても決して僕からなくならない大切な料理の一つです。
かなり以前に紹介させていただいた仔牛肉のスカロッピーナ。 レモンソースの双璧、マルサラソースです。
仔牛のもも肉を薄く肉叩きで叩きのばし塩、小麦粉をふりアルミのフライパンでオリーブオイルでササッと焼いたところにブロード(鶏と野菜のだし汁)とバターを基本に後は入れるものにより様々なバリエーションがあります。
イタリア全国だいたいどこでも食べられますがあえてメニューには載せていない店のほうが多いほど家庭でも作れる身近な肉料理。
日本のイタリア料理店でもその地味なルックスもあるのか見たことがありませんでした。
僕がこの料理に初めて出会ったのは渡伊間もないフィレンツェで働いたお店でやはり食べるまでは非常に薄い印象でした。
当時スペインの「エルブリ」の科学的な料理が話題になっていて憧れていた時でもあり自分はこんな料理を覚えるためにイタリアに来たんじゃない!
”しょぼい料理”とすら思っていました。
しかし滞在していくうち、食べこんでいくにつれこの料理の魅力がしみじみと身に染みていくのがわかりました。
中学、高校でもいきなり仲良くなる人とは長続きしなく
むしろ第一印象が悪い人のほうが後々長い付き合いになるような。
この料理は一時的に姿は消しても決して僕からなくならない大切な料理の一つです。
2013年10月9日(水)
お知らせです。
2013年10月6日(日)
パッパルデッレ 万願寺唐辛子とフレシュトマトのソース。
こんにちは。
僕は生きてます。
さて万願寺唐辛子は僕にとってエポックメーキング(一度使ってみたかった言葉)な食材です。
去年の今頃音更町の白木さんという農家さんから「辛くなくて美味しいですよ」と薦められどれどれと使い始めたのがきっかけでした。
イタリアにもこの万願寺唐辛子に似た野菜がありジェノヴァ修行中に見たパッパルデッレという幅広く平たいパスタに合わせてたこの料理、フレッシュトマト、オリーブオイル、そしてこの青なんばんのようなものの三位一体な相性とシンプルな美味しさに目からウロコの思いでした。
イタリアでは「なんんだこりゃ!」という失望を味わうこともありますがその反面唸るような「魔物的」な料理にもたまに出会います。
それらは決して複雑ではなくむしろおばちゃん達が旦那の愚痴や娘の新しい彼氏の話などをくっちゃべりながら一見適当そうに作ったものだったりするから不思議です。
ツボさえ押えておけばよほどでない限りぶれないイタリア料理の構築に長い歴史、懐の深さ、老獪さを感じました。
日本でもやれる、やってみたいと青なんばんで試しましたがなんかしっくりこなかったのですがこの万願寺とうがらしは柔らかく、辛くなく(個人的には激辛なんばんも好きですが)香りもありこれだ!というジェノヴァの記憶が蘇りました。さらに上から自家製のパン粉をかけてまとまっていると思います。
これは南イタリアはシチリア辺りで高価なチーズが買えない代用としてパン粉を使う主婦の知恵。
ジェノヴァはかつてイタリア最大の港町として栄え他国との貿易の影響が色濃く外国人も多いです。
海に囲まれたシチリアからの影響からか働いた店のメニューにはトラパーニ風(シチリアの町の名前)だとかシチリア名物のカポナータ(玉ねぎとナスの甘酸っぱいトマト煮込み)などがあり僕はここで間接的にシチリア料理にも触れることが出来ました。
この万願寺唐辛子はこの先とても楽しみです。
僕は生きてます。
さて万願寺唐辛子は僕にとってエポックメーキング(一度使ってみたかった言葉)な食材です。
去年の今頃音更町の白木さんという農家さんから「辛くなくて美味しいですよ」と薦められどれどれと使い始めたのがきっかけでした。
イタリアにもこの万願寺唐辛子に似た野菜がありジェノヴァ修行中に見たパッパルデッレという幅広く平たいパスタに合わせてたこの料理、フレッシュトマト、オリーブオイル、そしてこの青なんばんのようなものの三位一体な相性とシンプルな美味しさに目からウロコの思いでした。
イタリアでは「なんんだこりゃ!」という失望を味わうこともありますがその反面唸るような「魔物的」な料理にもたまに出会います。
それらは決して複雑ではなくむしろおばちゃん達が旦那の愚痴や娘の新しい彼氏の話などをくっちゃべりながら一見適当そうに作ったものだったりするから不思議です。
ツボさえ押えておけばよほどでない限りぶれないイタリア料理の構築に長い歴史、懐の深さ、老獪さを感じました。
日本でもやれる、やってみたいと青なんばんで試しましたがなんかしっくりこなかったのですがこの万願寺とうがらしは柔らかく、辛くなく(個人的には激辛なんばんも好きですが)香りもありこれだ!というジェノヴァの記憶が蘇りました。さらに上から自家製のパン粉をかけてまとまっていると思います。
これは南イタリアはシチリア辺りで高価なチーズが買えない代用としてパン粉を使う主婦の知恵。
ジェノヴァはかつてイタリア最大の港町として栄え他国との貿易の影響が色濃く外国人も多いです。
海に囲まれたシチリアからの影響からか働いた店のメニューにはトラパーニ風(シチリアの町の名前)だとかシチリア名物のカポナータ(玉ねぎとナスの甘酸っぱいトマト煮込み)などがあり僕はここで間接的にシチリア料理にも触れることが出来ました。
この万願寺唐辛子はこの先とても楽しみです。