20101221(火)

中国バブルと日本の領土


こんばんは、舛川です。

今回はマジメな話を少々。


私たち不動産会社は仲介業務がおもな仕事ですが、仲介って何でしょうね?

(ここから書くことは舛川個人の主観によるものです。)

双方の意見や考えを聞き入れ、時に助言し提案しながら最終的にお互いにとって利益に成るよう上手く取り計らうこと。すなわち仲介人ですよね。

どちらか一方だけの利益、もしくは不利益が生じることなく、公平で中立に取り計らわなくてはいけません。



公平で中立な立場



この言葉の意味するところは決して軽く簡単ではないと思うんです。
そこで、最近よく耳にするこの話をしてみましょう。



中国の方々における日本の不動産購入。


昨今、日本の土地や建物を積極的に買っている中国の方々。
まさに中国バブル。発展途上から経済大国に発展しとうとうGDPで日本を上回り世界第二位へ。

現在日本の経済に圧倒的な影響力をもつ中国マネー

かつて日本がバブルの時アメリカなどのシンボル的不動産や企業、名だたる絵画など買いあさったことを思い出します。


しかし、今は日本が全く逆の立場に。しかもお相手は中国。



そんな中国の方々の不動産の買い方に疑問や不満を唱える声が大きいようです。

あるサイトの話によると不動産を売った売主だけではなく、仲介をした不動産会社に抗議の電話や手紙、インターネットでの誹謗中傷などが起きているらしいのです。

「売れればいのか」

「儲ければいいのか」

「プライドやモラルはどうした」などなど。


なぜこの様な感情に成るのでしょうか?



問題は 中国の方々  だからなのかもしれません。



それは当然といえばそうかもしれませんね。



先だっての尖閣諸島問題しかり、日本国民の感情は量り知れないほど傷つき怒っていると思うし、なにより歴史的な溝が未だに深く残っていると思います。


しかし、ここで思い出すのが「公平で中立」という言葉。

売主、買主、双方の利益。

その為の仲介人。


仲介業のモラルやプライド。


社会に対しての企業の役割。


そこに政治的な感情を介入させていいものかどうか?
まだまだ未熟な私には答えが出ませんが、答えの分からない事はするべきではないのかもしれませんね。






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