2008627(金)

体と、こころ

日記×703


ブログを書くって言う事は、自分以外の誰かに、話しかけている事のように思っています。だから、書かれた内容が極めて主観的である事は、「私(わたくし)」が中心の話や意見であるが故に、時に誰かにとって耳障りの悪いものであったりします。

嬉しかったことも「自慢」と言われ、悲しかった事を「甘えるな」みたいな捉え方では、人との関わり方としてちょっと寂しい。

当たり障りのない、中立的な意見ばかりでは、水の流れない川がよどむ様に、世の中に濁った風潮が蔓延してしまうのではないでしょうか。

誰かに批判されたり、うとまれたり、そんな事が嫌でブログを書くことを止めてしまったとしても、書いた人にも読んだ人にも何も残りません。

書かないなら、書かないなりの関わり方、それをマナーと言うなら、そう言うものがネットだけに特化したものではなく、普段の生活と差がない物であって欲しいと願っています。



体とこころ、自分のモノだけど、自分にはどうしようも出来ないモノ、

そちらでしょう?

体と病は、私の力だけではどうしようも出来ない時があります。

じゃあ、こころは?

自分の心は自分のものなのに、時に自分ではどうしようも出来なくなる時があるみたいです。

最近、身近な人にちょっとした異変が起こりました。

詳しく書くには、ちょっと浮世離れした内容なので控えますが、

私には、異変が起こるまで、その人のそんな面が全くわからなかった!って言う事です。

本性って事ではありません。そう言ってしまえば、その人がずいぶん悪い奴だって事になってしまうでしょ。

心の中の、ずっと奥に、ひどく傷ついた何かを抱えたまま生きて行く事は、誰にでも有る事じゃないですよね。

可もない不可もない、そんな性格の人って大多数だと思います。

でも、大人になって、いろんな事に遭えば、容易に立ち止まれない大人の責任みたいなものでしょうか、毎日の生活の中で、自分の弱さを思い知らされて、自分の心なのに、何だか客観的な、自分ではどうしようもない自分が心のどこかに宿ってしまう事があるようです。

自己愛、そんな言葉がよく聞こえてくる今の社会は、その逆の意味、自分しか自分を分かってくれないという焦燥感の現われかも、そう思った事はありませんか?

自分以外の人に優しい人は、どこかに心の闇を持っているのかも。

体に傷をつけたり、服装や髪型が人と変わっていたり、そんな事で社会に受け入れられない人が昔と違ってずいぶん増えています。

働こうとしない若者、そして年を取り、転職を繰り返す。

やがて転職もままならなくなり、生きる事に自身を失くしてしまう人が多くなってしまえば、世の中はどうなってしまうでしょう。

川の流れがよどめば生き物が住めなくなるのと同じで、またコンクリートで出来た川には生き物が住みません。

誰もが大人になるのを嫌がり、いつまでもそこに立ち止まろうとすれば、世の中はよどみ汚れます。見てくれの良いきれいに整備された社会には、いろいろな生い立ちや不幸、孤独や自立と言った、ささやかな生きる力を見守る優しさがなくなってしまします。

最近都市部で連続して起きた事件、それを起こした犯人達は、とてもじゃないが普通の心ではないことぐらい誰の目にも明らかです。

今は事件を起こすのが成人ばかりですが、いきなり大人になれるわけではありません。

きっと児童生徒の年齢層で事件が起こるでしょう。



我が家の横にある墓地に、春になってから、近所のお爺さんが日に何度も、それこそ朝から夕方、時には夜8時9時にやって来て、決まった場所に座っていたり、時に眠ってしまったりしています。
身なりもきれいとは言えず、髭を蓄えた顔はキューバのカストロ議長のようです。

誰と話すでもなく、何をするでもなく、お爺さんは一日、家と墓地を往復します。

夜遅くに眠り込んでいたら、そう心配して、時々覗きに行くのですが、

ここ数日の間、パトカーが時々停まっているんです。

どうもお爺さんの様子を見に来ているんじゃ?と思っていました。


それが今日ハッキリと分かったんです。

小学生の女の子、1~3年生くらいかな、4~5人が自転車に乗ってやってきた時のことです。

「やだぁ~、また倒れてるぅ~」「怖~い、嫌だぁ~」

そんなことを大声で言って墓地の横を通り過ぎるのをためらっています。

「はっはぁ~ん」

パトカーが停まっていたのはこのせいだな、僕は思いました。

正直、事細かに描写できない事もありませんが、本心は、その子達の頭を絶壁になるくらいパンパン叩いてやりたいくらい頭にきていたので、止めておきますが、

お爺さん墓場で昼寝していて何が悪い!


多分この子達の親の誰かが警察に通報したに違いありません。

子供達の心は、もう既に小さな頃から、おかしくなっている親の影響で、スクスクとは言いがたい育ち方をしているんでしょうか。


うちには小さい子がいませんが、考えさせられました。







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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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