2008年8月21日(木)
葡萄と梨・・・、そして猫。
日記×703
今日、名古屋に住む友人から葡萄が届きました。
愛知県の大府は葡萄の特産地。毎年農家から美味しい葡萄が届けられる。
もう少ししたら、富山も梨の幸水が出荷されるので、僕は葡萄のお礼に梨を1箱送ります。
富山の名物で、自信を持って勧めれるのは幸水くらいです。
その彼とは今の仕事になって、大阪で出会いました。
当時彼はクラッシックカーの専門店に。
僕は当時、自動車販売業を始めたばかりで、中でもクラッシックフェラーリを扱い始めたばかりの頃。
彼の勤める店は関西屈指の在庫を誇り、東京からもお客がひっきりなしに来ていました。
それが縁で、バブル期の最高潮時期からドン底まで公私に渡って仲良く付き合っています。
当時貴重なポルシェ959を事故で大破させたトンデモナイ男で、トンデモナイ話には事欠かない男。
まぁ、僕と正反対のタイプ。
詳しく話せば漫画みたいな話に事欠かない毎日でした。
数千万の車を、まるでカローラを扱うように販売し、時にはクレームでヤクザに監禁されたり、時には取引先の倒産で債権回収にからみ警察に身柄を拘束されたりと、波乱万丈のバブル期。
仕事以外にも良く遊びに行きました。
彼が結婚を決めて、お祝いに食事へ行こうと心斎橋でタイ料理を食べて、青唐辛子の破裂するような辛さに顔を歪めたり、その帰りに、怪しいサンドイッチマンに騙されてノゾキ部屋に行ったつもりがヤクザのぼったくりバーだった悲劇などいろいろ。その時は彼が出口に立っていたヤッちゃんを突き飛ばし、3階から階段を飛ぶように二人で逃げ、走り疲れて気がついたら法善寺横町だったり…。
彼はドン底期に自動車関係の仕事から離れ、今では内装業でひとり立ちしています。
葡萄のお礼をしたくて電話すると、悲しい知らせを聞く事に。
彼は猫を二匹飼っていたそうです。
一匹は家の中で飼っていた子、もう一匹は近所にいた野良猫だったのが、いつの間にかなついて飼い始めた子だそうです。
その野良ちゃん、生い立ち故か、家の外を自由に出入りさせていたらしいのですが、今日、自動車事故に遭って天に召されたそうです。
知らせを受けた彼は仕事を途中で放って家に帰り、変わり果てたその子を抱きしめたそうです。
着けていた首輪もなかったそうですが、抱いたら我が子と確信したと言っていました。首輪は後で探して見つけたそうです。
彼の妻や子のしょうすいぶりは相当なものだったそうで、
「OOさん(僕)がいつもマイケル、マイケルって言ってた意味が今ようやく解りました・・・、子供だもんね・・・、」
お恥ずかしい話、彼の言葉に返事をしようにも、当時の事を思い出して言葉が詰まってしまいました。
今ではやんちゃ娘に振り回される毎日ですが、マイケルが亡くなってからの1年は、相当参ってました。
彼の飼い方に異論を唱える方もいるでしょうが、外の生活に慣れた猫を家に閉じ込めて飼うのは、半年や1年の努力では上手く行きません。そういう買い方が郊外ではまだ可能なのかもしれません、十勝のように。
葡萄が届いて、梨を食べる頃は、夏の終わりを告げる懐かしい友人から手紙が届いたようで、なんだか返事に困ってしまう僕です。
愛知県の大府は葡萄の特産地。毎年農家から美味しい葡萄が届けられる。
もう少ししたら、富山も梨の幸水が出荷されるので、僕は葡萄のお礼に梨を1箱送ります。
富山の名物で、自信を持って勧めれるのは幸水くらいです。
その彼とは今の仕事になって、大阪で出会いました。
当時彼はクラッシックカーの専門店に。
僕は当時、自動車販売業を始めたばかりで、中でもクラッシックフェラーリを扱い始めたばかりの頃。
彼の勤める店は関西屈指の在庫を誇り、東京からもお客がひっきりなしに来ていました。
それが縁で、バブル期の最高潮時期からドン底まで公私に渡って仲良く付き合っています。
当時貴重なポルシェ959を事故で大破させたトンデモナイ男で、トンデモナイ話には事欠かない男。
まぁ、僕と正反対のタイプ。
詳しく話せば漫画みたいな話に事欠かない毎日でした。
数千万の車を、まるでカローラを扱うように販売し、時にはクレームでヤクザに監禁されたり、時には取引先の倒産で債権回収にからみ警察に身柄を拘束されたりと、波乱万丈のバブル期。
仕事以外にも良く遊びに行きました。
彼が結婚を決めて、お祝いに食事へ行こうと心斎橋でタイ料理を食べて、青唐辛子の破裂するような辛さに顔を歪めたり、その帰りに、怪しいサンドイッチマンに騙されてノゾキ部屋に行ったつもりがヤクザのぼったくりバーだった悲劇などいろいろ。その時は彼が出口に立っていたヤッちゃんを突き飛ばし、3階から階段を飛ぶように二人で逃げ、走り疲れて気がついたら法善寺横町だったり…。
彼はドン底期に自動車関係の仕事から離れ、今では内装業でひとり立ちしています。
葡萄のお礼をしたくて電話すると、悲しい知らせを聞く事に。
彼は猫を二匹飼っていたそうです。
一匹は家の中で飼っていた子、もう一匹は近所にいた野良猫だったのが、いつの間にかなついて飼い始めた子だそうです。
その野良ちゃん、生い立ち故か、家の外を自由に出入りさせていたらしいのですが、今日、自動車事故に遭って天に召されたそうです。
知らせを受けた彼は仕事を途中で放って家に帰り、変わり果てたその子を抱きしめたそうです。
着けていた首輪もなかったそうですが、抱いたら我が子と確信したと言っていました。首輪は後で探して見つけたそうです。
彼の妻や子のしょうすいぶりは相当なものだったそうで、
「OOさん(僕)がいつもマイケル、マイケルって言ってた意味が今ようやく解りました・・・、子供だもんね・・・、」
お恥ずかしい話、彼の言葉に返事をしようにも、当時の事を思い出して言葉が詰まってしまいました。
今ではやんちゃ娘に振り回される毎日ですが、マイケルが亡くなってからの1年は、相当参ってました。
彼の飼い方に異論を唱える方もいるでしょうが、外の生活に慣れた猫を家に閉じ込めて飼うのは、半年や1年の努力では上手く行きません。そういう買い方が郊外ではまだ可能なのかもしれません、十勝のように。
葡萄が届いて、梨を食べる頃は、夏の終わりを告げる懐かしい友人から手紙が届いたようで、なんだか返事に困ってしまう僕です。
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